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伏木 友佳子 院長の独自取材記事

デンタルクリニック伏木 日野旭が丘

(日野市/豊田駅)

最終更新日:2019/08/28

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アンティーク雑貨店のようなたたずまいの「デンタルクリニック伏木 日野旭が丘」。院長の伏木友佳子先生は、「薬のいらない体づくり」に力を入れ、歯の治療だけでなく、噛み合わせ診断や栄養・生活指導にも取り組む歯科医師。虫歯治療・予防歯科・歯周病・小児歯科・入れ歯・口腔外科・インプラント治療まで幅広く対応し、精密な診査や治療を行うため、マイクロスコープや歯科用CTを導入。同院には、近隣に住むさまざまな年齢層の人が訪れる。2019年2月に開業し、地域のかかりつけ医をめざす伏木院長に、治療に込めた思いや、歯だけでなく体全体を診る診療について話を聞いた。
(取材日2019年3月14日)

歯の治療だけでなく、栄養・生活指導も行う歯科医院

アンティーク雑貨店のような素敵なクリニックですね。

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内科の医師で4年前に亡くなった父のクリニックを改装し、歯科医院として2019年2月に開業しました。それまでは、東京都東大和市の歯科医院で、勤務医として院長を務めていたのですが「歯科は人の健康に関してもっとできることがある」と思うようになったことが開業のきっかけです。この辺りは、古くからの一戸建てと、新しくできた住宅のあるベッドタウンなので、高齢の方を中心に幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃいます。家族で通院されるケースも多く、一人ひとりを責任を持って長く診療したい私に合っていると感じています。内装については母が大切にしていたアンティークステンドグラスをどうしても使いたくて、設計士さんには無理をお願いしました。

どのような治療が受けられるでしょうか?

虫歯治療から予防歯科、歯周病、小児歯科、入れ歯、口腔外科、インプラントまで、歯列矯正以外の幅広い症状に対応しています。口腔の健康は明日の体をつくり、体と心を支える「食べる」行為を助ける、重要な役割を果たしています。そのため、当クリニックでは歯の治療だけでなく、噛み合わせ診断や栄養指導、日々の生活に関するアドバイスなども積極的に行うようにしています。

診療で心がけていることを教えてください。

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「自分がしてほしいこと、家族にしてあげたいこと。そして、今の処置が5年後10年後の体に害とならないこと」、これをずっと念頭に置いています。患者さんは痛みと不安を抱えていらっしゃいます。口の中は神経が張っている場所なので、触り方によって痛みや不安は倍増します。そのため、余分な痛みを与えないよう、触れ方には気をつけています。また、「ちょっと痛いですけれど、この先は楽になりますよ」「ここから先は我慢せずに教えてください」とお伝えすることで、患者さんの受け止め方が違ってくるので、なるべく声かけも行うようにしていますね。実は、私の母がとても痛みに敏感なタイプで、昔はよく母に「そんな引っ張り方じゃ痛いわよ」「その器具が痛いのよ」と言われたんです。身内の言葉は遠慮がないので、あの頃の母に教えられ鍛えられました(笑)。

歯も体も病気には「近い原因」と「遠い原因」がある

重心計を用いた「姿勢咬合診断」を行っているそうですね。どのような診断でしょうか?

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体の重心のバランスが、前後左右どこにあるかを調べるものです。人の噛み合わせには、その方の重心が大きく影響しているので、口の中だけを変えることはとても難しいんです。例えるなら右利きの方が、左利きでお習字をするようなもの。履物や姿勢が原因で体のバランスにずれが生じ、それが長年蓄積して噛み合わせの悪さを生んでいることもあります。この診断によって、極端に重心が崩れている場合は、腰に問題があったり足首がずれていたりするので、その場合は「難しいケース」と判断しその後の対応を考えます。

機材や設備、衛生面のこだわりを教えてください。

精密に診査や治療を行っていくため、マイクロスコープや歯科用CTを使用しているほか、どなたでも安心して通っていただけるように、院内をバリアフリー設計にしたり、個室診療室やカウンセリングルームも設置しています。また、院内感染の予防対策として、治療の度に器具をしっかりと減菌し、麻酔のカートリッジや注射針はもちろん、治療用の手袋、エプロン、うがい用のコップなども、使い捨てにできるものを積極的に使用しています。衛生管理に関しては、これからもどんどんアイデアを出しながら、患者さんの安全を守っていきたいですね。

先生は歯だけでなく、体全体から診てくれると聞きました。

歯も体も、病気には必ず「近い原因」と「遠い原因」があります。近い原因は直接的な症状なので、薬や注射が有効ですが、遠い原因は体全体という視野を持たなければ探ることができません。さらに言うならば、遠い原因から解決していかなければ、患者さんは医療から手を切ることができないとも表現できるかと思います。遠い原因は生活習慣の中にあるので、治療ではいつもそれをひもとくお話をするようにしています。

先生は治療の中で、自己治癒力も大切にしていらっしゃいますね。

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「生活の中に、生命体の基礎を取り入れましょう」とお伝えしています。人は重力に対抗して生きていて、立位と徒歩が基本です。規則正しい生活をし、歩いて体の循環機能が上げれば、病原体が体に入ってきても打ち勝つ「自己治癒力」がつくでしょう。ただ最近は車で移動をし、長時間座りっぱなしという方が増えています。そして、生命体の理から外れた生活をした結果、病気になるのではないでしょうか。当院では診療の際、「仕事で無理をしていないですか」「眠れていますか」と歯以外のこともお聞きし、「口内炎がよくできる」という方には「消化機能が落ちているかも」、車ばかりを利用している方には「移動はなるべく歩きましょう」とお話しします。体の中にある歯ですから、トラブルの原因は体そのものにあると考えています。

「薬のいらない体」になるきっかけづくりをめざす

先生が歯科医師を志したきっかけは何でしょうか?

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実は最初に進学したのは、歯科医師とはまったく関係のない國學院大學の文学部でした。教育実習を受け、教育職員免許状も取ったのですが、ちょうど就職氷河期だったこともあり「文系には何もない」という思いに捕らわれてしまって……。ちょうどそのとき、体調を崩していた母方の祖母が、総入れ歯の調整をしてから友人と伊豆へ温泉旅行に行くくらい元気になったのを見て驚いたんです。それまで、自分の葬式の話しかしていなかったあの祖母が、です。あのとき「高齢者にとって、食べるということは体を作ることだけでなく心を保つことでもあるんだ」と気づき、歯科医師になりたいという思いが芽生えました。そして、北海道医療大学歯学部に入り直し、歯科医師としての道を進み始めました。

ところでお昼休みを設けていませんが、いつ休んでいるのですか? また、休日はどのようにお過ごしですか?

患者さんが来たいときに来られる、使い勝手の良いクリニックにしたかったので、あえて昼休みは設けていません。患者さんが途切れた時間帯や、麻酔をして待っている間、スタッフがお話しをしている間に休憩や食事をとっています。今は割とこれで無理なく回っているように思います。休日は買い出しをしてお惣菜を作ったり、ふらっとドライブに出かけたりして気分転換をしています。天気の良い日は散歩がてらカメラを持って、家の近くの川まで行くこともありますよ。ただ、最近はクリニックのワックスがけなどクリニックに手がかかってかかって(笑)。

今後の展望についてお聞かせください。

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「薬のいらない体になる」「いざというときに正しく薬が効く体になる」ようなきっかけづくりができればと思っています。噛み合わせや姿勢、食事、生活習慣のお話をしたとき、すぐにできなくてもいいんです。「そういえば、どこかの先生が言っていたな」と、ぽっと思い出してもらえるといい。行動を変えるには、学習と体感が伴わないといけないので、一度やってみて「楽になった」「前と違う」と感じれば、例えその習慣が消えてしまっても、何かのときに思い出してもらえるはず。言うならば種まきですね。その種が芽吹いてくれるのを祈りながらになるのですが、一人でも多くの患者さんのベースになり、命の入り口である口腔から健康をつくっていければと思っています。そして、いつか「昔、先生から聞いた話なんだけど」と来院してもらえたらうれしいですね。そうなるよう私も頑張りたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/27万円~(税込)

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