各分野のスペシャリストが連携
本質的治療の実現をめざす歯科医院
ナカニシデンタルオフィス
(芦屋市/芦屋川駅)
最終更新日:2025/04/23


- 保険診療
- 自由診療
治療が必要になった時、悩むのがクリニック選びだろう。特に歯科治療の場合、1人の歯科医師がすべての治療を担っていることが多く、専門性高く治療を受けたくても、あらゆる分野をオールマイティーにこなす歯科医師を探すのは難しい。そういった患者の希望をかたちにしたのが「ナカニシデンタルオフィス」だ。虫歯や歯周病治療、インプラント治療、根管治療、親知らずの抜歯などの外科的手術など、さまざまな歯科分野を得意とする歯科医師が協力体制を取ることで、口腔のトラブルを再発させない「本質的歯科治療」の実現を追求している。「長年お口の悩みを抱えてきた人にこそ、当院のような歯科医院があることを知ってほしい」と話すのは理事長の中西真大先生。今回は同院の連携体制や診療内容、めざす治療について話を聞いた。
(取材日2025年4月1日)
目次
各歯科医師やスタッフが得意分野で力を発揮し、本来の理想的な治療をめざす。新しいタイプの歯科体制とは
- Q多様な分野を専門とする歯科医師が連携して治療されているとか。
-
A
▲さまざまな専門家とタイアップして治療を行っている同院
歯科クリニックでは1人の先生がすべての治療を担当することが一般的ですが、実は歯科治療もさまざまな分野に分かれています。複数の歯科医師がそれぞれの専門性を持って治療にあたるほうが、より精度の高い治療を提供できるというのが当院の考え方です。治療では歯科医師が当院に来て治療を行うパターンと患者さん自身が連携する歯科医師のもとに通院していただくパターンとがあります。いろんな先生と関わることに不安がある患者さんもいらっしゃるかもしれませんが、治療計画は患者さんと直接カウンセリングした理事長の私で作成しますし、より良い治療を提供したいと考えている熱い思いのある先生ばかりですのでご安心ください。
- Q具体的に、どのような分野の先生と連携されているのですか?
-
A
▲「本質的歯科治療」の実現を追及している
マイクロスコープを用いた根管治療、親知らずの抜歯などの口腔外科治療、矯正治療や手術時の麻酔などで専門とする先生方と連携して治療を行っています。ほかにインプラント治療や歯周外科治療などは主に私が担当し、修復治療は院内のもう一人の歯科医師と行っています。その先生はダイレクトボンディングが得意なので、繊細な治療や審美歯科をお任せすることが多いですね。しっかりと根本原因から正す本質的な治療を行うには、検査も重要になりますから、多種多様な検査ができる体制も整えています。いうなれば、歯科の総合病院のようなイメージ。あちこちのクリニックを回らなくても、ワンストップで治療が完結できることをめざしています。
- Qこの体制によって患者さんが得られるメリットは何ですか?
-
A
▲複数のクリニックを回ることなく、ワンストップでの治療をめざす
一つ一つの治療を精度高く行うことで、歯を残すことや、治療後の状態を長く保つことが期待できます。そもそも歯が悪くなる原因は一つではなく、複数の原因が複雑に絡み合っていることが多いです。当院ではその一つ一つを解き明かし、各専門家が解決を図るという丁寧なステップを踏んでいます。本質的な部分にアプローチすることは、治療のやり直しや再発リスクを抑えることにもつながりますので、患者さんにとって大きなメリットといえます。また専門家と話をする機会が増えるので、「もっと歯を大事にしよう」「おいしく食事できるように頑張ろう」と歯に対する価値観が変わることも。より良いお口の健康維持につながっているといえます。
- Q中でも力を入れている治療はありますか?
-
A
▲歯が悪くなる原因を一つ一つ突き止めていく
歯周病治療と咬合(噛み合わせ)治療です。歯周病の原因は主にプラーク(歯垢)に含まれる細菌で、歯周病だけでなくあらゆるお口のトラブルを招きます。またプラーク以外にも、噛み合わせが悪いことが原因で炎症が起こり歯周病になるケースもあります。ですので、当院ではそれに該当する患者さんに両方の治療を調整を実施しています。歯周病治療は長期間かかり、チクチクとした痛みが続くので嫌がられる患者さんもいますが、当院には専門の知識と豊富な経験を有した歯科衛生士が在籍しています。テクニックを磨き、麻酔なしでも痛くないような丁寧にクリーニングに努めていますので、今まで敬遠してきた方にこそ、ぜひ受けてほしいと思います。
- Q歯科技工士さんとの連携も大切にされておられます。
-
A
▲デジタルとアナログの両面から情報を収集し、治療計画を立てる
当院と提携している歯科技工士は、咬合に関する専門知識が深く、アナログな歯科技工の基礎知識を有した上で、デジタル治療にも強みを持っています。私の場合、歯科用CTや口腔内スキャナー、フェイススキャナーなど、さまざまなツールでデジタルデータを収集し、AIを使って治療計画を立てていきます。矯正や審美歯科で使う機器やソフトもインプラント治療に応用するなど、従来の仕様や型にはまらず独自に汎用させて治療計画を作成するのですが、それに素早く対応できるのは彼もまたスペシャリストだからこそといえます。歯科医師とは違った目線で意見をくれるので、「そんなアプローチ法もあるのか」と感心させられることも多いです。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/48万円~、ダイレクトボンディング/1万5000円~5万円、マウスピース型装置を用いた矯正/50万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。