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真保 雅乃 院長の独自取材記事

新横浜 あおい眼科

(横浜市港北区/新横浜駅)

最終更新日:2019/08/28

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新横浜駅北口から徒歩3分。活気ある街並みの中に「新横浜 あおい眼科」はある。院長の真保雅乃先生は2児の母。非常勤としていくつか病院を回る中で「自分のクリニックを持ちたい」という気持ちが芽生え、2018年12月に同院を開いたという。院内は緑がかった青色を基調とし、BGMにはゆったりとしたクラシックが流れる。「待ち時間を快適に過ごしてほしい」という想いのもと、待合室には給茶機や漫画・本などが充実している。今回は真保院長に開業に至った経緯や診療のこだわりなどについて聞いた。
(取材日2019年1月30日)

眼球の“小宇宙”に感動し眼科医師に

開業に至った背景について教えてください。

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大学を卒業してから複数の神奈川県内の病院やクリニックに勤務し、経験を積みました。そうしてさまざまな医療機関で仕事をしていくうちに、それぞれの良いところ・悪いところが見えてきて、だんだんと「自分でクリニックを開きたい」という思いが強くなっていったんです。また、私自身が子どもの頃に小児喘息で病院に通っていた経験や、自分の子どもを病院に連れて行った時に感じたことも、医院づくりに生かしたいと思っていました。患者さん目線を大切に、「もっとこうだったらいいな」を取り入れて診療をしていきたいと考えています。新横浜に開業した理由は、いろいろと調べてみた結果、新横浜には眼科がとても少ないということがわかったんです。このエリアはビジネス街というイメージが強いようなのですが、私自身もこの地域に住んでいますし、保育園や新しいマンションも増えています。クリニックのニーズがあるのではないかと思い、開業を決めました。

院内づくりではどんなことにこだわりましたか?

患者さんにとって、病院やクリニックでの待ち時間はストレスだと思いますから、「待ち時間をいかに快適に過ごしてもらうか」を考え医院づくりをしました。まず壁は白一色だと少し殺風景なので、私の好きなターコイズブルーを、色味まで細かくこだわって取り入れています。少しでもリラックスして過ごしていただければと思い、雰囲気にはこだわりました。待合室に導入した給茶機や漫画・本などは、患者さんに喜んでいただいていますね。給茶機を置くアイデアは先輩のクリニックを、漫画や本は私がアレルギーの減感作療法で通っていた病院を参考にしました。また、私が趣味でオーケストラに参加していることもあり、BGMは気持ちが落ち着くようなクラシックを流しています。設備面も、電子カルテを導入するなど、素早い情報共有や整理整頓ができるように体制を整えました。

クリニックの診療内容について教えてください。

2

一般眼科を中心に診療しています。症状としては結膜炎やドライアイ、糖尿病の方の相談や治療が多いですね。開院当初は高齢の方が多く来院されましたが、今は40~50代の患者さんが増えてきています。緑内障の患者さんも多数いらっしゃり、最初は結膜炎やドライアイの悩みで来院したけれど検査をしたら緑内障が見つかった、というケースもあります。お子さんの場合は、やはり結膜炎が多いです。また、お子さんがよく感染する「はやり目」は夏に多いといわれますが、私の実感としては夏に限らず年間を通して感染する方が多いですね。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

待ち時間を快適にする院内の工夫

診療で心がけていることは何でしょうか?

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これはスタッフの方々にも伝えていますが、医療はサービス業なのでまずは患者さんを不快にさせない、そして笑顔を絶やさないことを意識しています。あとは機械も活用しながら、わかりやすく説明することも心がけています。口頭でもかみ砕いて説明し、それに加えて画像をモニターでお見せしながら患者さんに納得してもらうようにお話しています。検査台には「バックグラウンド照明」という機能がついているので、患者さんの眼球の一部分だけでなくもう少し広い範囲を撮影してお見せできるんですね。そのおかげで眼球の一部分だけの画像を見てピンと来なかった患者さんも、「眼球のこのあたりに異常があるんだ」とわかっていただけるようになっています。

そもそも先生が医療の道に進んだきっかけは何だったのでしょうか?

私は子どもの頃、ひどい小児喘息やアレルギー性鼻炎を持っており、病院に通うことが多かったんです。小学校低学年くらいまでは喘息がひどくて学校を休むこともしばしばありました。それが、病院に来て診察を受け、吸入器を使うとすごくスッキリするんです。そういった経験から、なんとなく病院の仕事への興味を持つようになりました。ただ、私の周りには医療関係者が誰もいなかったため、医学部に進むことは一つの挑戦でしたね。友人にも医学部をめざす人はいなかったですし、家族に相談したら「やめなさい」と言われたくらいです。それでも、小さい頃から興味を持っていた医者という仕事をめざしたいと思い、医学部に入りました。

その中でもなぜ眼科を選んだのでしょうか?

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眼科に強い興味を持つようになったのは、医学部で実習をするようになってからです。眼科の実習で患者さんの眼球を覗いてみたら、すごくきれいだなと感じて。小さな器官なのに中身はすごく複雑で、私にとって目は“小宇宙”のように感じられました。また目の場合は問題のある部分が患者さんも比較的すぐわかりますから、治療の結果を実感していただきやすい点も魅力に感じました。

早期治療のために早めの検査を

これまでで印象的だったエピソードは何かありますか?

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ドライアイに悩む、ある写真家の患者さんが特に印象に残っています。その方は言葉が話せないので、いつも筆談で会話をしていました。ある時その患者さんが撮った写真がコンクールで入賞して、「ドライアイの調子が良いお陰で良い写真が撮れた」と報告してくださったんです。写真も大きいものを何枚かいただきまして、とても印象に残っていますね。また、以前勤めていた東戸塚の病院からわざわざこのクリニックまでお越しくださる患者さんもいらっしゃって、すごくうれしい気持ちになりますね。

先生の趣味やリフレッシュ方法は何でしょうか?

趣味はオーケストラです。学生の頃からビオラを弾いていて、今でも週末はオーケストラでの練習やコンサートをしています。医療関係者だけのオーケストラというのもあって、他の医師と交流する良い機会にもなっていますね。あとは、以前やっていたホットヨガもまた始めたいです。忙しくなってからは運動不足になってしまっているので(笑)。今度はおうちヨガに挑戦してみようかと思っています。それと、ガーデニングも好きなんです。クリニック名の「あおい」は、私が好きな「タチアオイ」という花から取ったんですよ。

今後の展望についてお聞かせください。

アレルギーに対する舌下免疫療法での治療を導入したいと考えています。眼科で舌下免疫療法に対応しているところはあまり多くないので、当院の特徴の一つになるかと思っています。私自身アレルギー治療を受けていますから、自分が経験して「良い」と思ったことはこれからも取り入れていきたいですね。また今後は斜視や弱視の治療にも院内で対応できるよう、スタッフを増やしていきたいと考えています。

最後に読者へのアドバイスをお願いいたします。

6

一般的な眼科疾患の中で、一番気づきにくいのが緑内障です。結膜炎やものもらいで来院された患者さんが、その日の検査で緑内障であることがわかる場合もありますので、当院でも注意深く診療しています。かゆみの時は2~3日、ドライアイや疲れ目なら3週間程度症状が続く場合は、早期発見のために検査を受けていただければと思います。当院では待ち時間を快適に過ごしてもらえるよう工夫していますので、「こんな症状で行ってもいいのかな」というようなことでも、気軽にお越しいただければうれしいです。

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