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真保 雅乃 院長の独自取材記事

新横浜 あおい眼科

(横浜市港北区/新横浜駅)

最終更新日:2020/12/03

190331

新横浜駅北口から徒歩3分。活気ある街並みの中に「新横浜 あおい眼科」はある。院長の真保雅乃先生は2児の母。非常勤としていくつか病院を回る中で「自分のクリニックを持ちたい」という気持ちが芽生え、2018年12月に同院を開いたという。院内は緑がかった青色を基調とし、BGMにはゆったりとしたクラシックが流れる。「待ち時間を快適に過ごしてほしい」という想いのもと、待合室には給茶機や漫画・本などが充実している。今回は真保院長に開業に至った経緯や診療のこだわりなどについて聞いた。
(取材日2019年1月30日/更新日2020年12月1日)

待ち時間を快適にする院内の工夫

開業に至った背景について教えてください。

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大学を卒業してから複数の神奈川県内の病院やクリニックに勤務し、経験を積みました。そうしてさまざまな医療機関で仕事をしていくうちに、それぞれの良いところ・悪いところが見えてきて、だんだんと「自分でクリニックを開きたい」という思いが強くなっていったんです。また、私自身が子どもの頃に小児喘息で病院に通っていた経験や、自分の子どもを病院に連れて行った時に感じたことも、医院づくりに生かしたいと思っていました。患者さん目線を大切に、「もっとこうだったらいいな」を取り入れて診療をしていきたいと考えています。

院内づくりではどんなことにこだわりましたか?

患者さんにとって、病院やクリニックでの待ち時間はストレスだと思いますから、「待ち時間をいかに快適に過ごしてもらうか」を考え医院づくりをしました。まず壁は白一色だと少し殺風景なので、私の好きなターコイズブルーを、色味まで細かくこだわって取り入れています。少しでもリラックスして過ごしていただければと思い、雰囲気にはこだわりました。設備面では電子カルテを導入することにより、素早く情報整理・会計処理ができ、患者さんの待ち時間を短くするのにとても役立っています。

クリニックの診療内容について教えてください。

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一般眼科を中心に診療しています。症状としては結膜炎やドライアイ、健康診断で要精査となったという方が多いです。年代は小さいお子さんから会社員の方、ご高齢の方と幅広いですね。また、最近はお子さんの視力相談が増えています。お子さんの場合は、近視が強く出たり、逆に遠視が隠れていたりと診断が難しいので、初めての眼鏡処方は眼鏡屋さんではなく、必ず眼科での処方をお勧めします。また1回の検査ではわからないこともあるので、何度か通っていただく場合もあることをご了承ください。

眼球の“小宇宙”に感動し眼科医師に

診療で心がけていることは何でしょうか?

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これはスタッフの方々にも伝えていますが、医療はサービス業なのでまずは患者さんを不快にさせない、そして笑顔を絶やさないことを意識しています。あとは機械も活用しながら、わかりやすく説明することも心がけています。口頭でもかみ砕いて説明し、それに加えて画像をモニターでお見せしながら患者さんに納得してもらうようにお話ししています。検査台には「バックグラウンド照明」という機能がついているので、患者さんの眼球の一部分だけでなくもう少し広い範囲を撮影してお見せできるんですね。そのおかげで眼球の一部分だけの画像を見てピンと来なかった患者さんも、「眼球のこのあたりに異常があるんだ」とわかっていただけるようになっています。

そもそも先生が医療の道に進んだきっかけは何だったのでしょうか?

私は子どもの頃、ひどい小児喘息やアレルギー性鼻炎を持っており、病院に通うことが多かったんです。小学校低学年くらいまでは喘息がひどくて学校を休むこともしばしばありました。それが、病院に来て診察を受け、吸入器を使うとスッキリするんです。そういった経験から、なんとなく病院の仕事への興味を持つようになりました。ただ、私の周りには医療関係者が誰もいなかったため、医学部に進むことは一つの挑戦でしたね。友人にも医学部をめざす人はいなかったですし、家族に相談したら「やめなさい」と言われたくらいです。それでも、小さい頃から興味を持っていた医師という仕事をめざしたいと思い、医学部に入りました。

その中でもなぜ眼科を選んだのでしょうか?

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眼科に強い興味を持つようになったのは、医学部で実習をするようになってからです。眼科の実習で患者さんの眼球を覗いてみたら、すごくきれいだなと感じて。小さな器官なのに中身はすごく複雑で、私にとって目は“小宇宙”のように感じられました。また目の場合は問題のある部分が患者さんも比較的すぐわかりますから、治療の結果を実感していただきやすい点も魅力に感じました。

早期治療のために早めの検査を

これまでで印象的だったエピソードは何かありますか?

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ドライアイに悩む、ある写真家の患者さんが特に印象に残っています。その方は言葉が話せないので、いつも筆談で会話をしていました。ある時その患者さんが撮った写真がコンクールで入賞して、「ドライアイの調子が良いおかげで良い写真が撮れた」と報告してくださったんです。写真も大きいものを何枚か頂きまして、とても印象に残っていますね。この方は今も遠方から通っていただいているのですが、お友達の聴覚障害がある方を何人も紹介してくださるので、当院では話した言葉を即座に文字に変換してくれるタブレット端末のアプリを使用し、疎通がとてもスムーズになりました。

先生の趣味やリフレッシュ方法は何でしょうか?

趣味はオーケストラです。学生の頃からビオラを弾いていて、今でも週末はオーケストラでの練習やコンサートをしています。医療関係者だけのオーケストラというのもあって、他の医師と交流する良い機会にもなっていますね。あとは、以前やっていたホットヨガもまた始めたいです。忙しくなってからは運動不足になってしまっているので(笑)。今度はおうちヨガに挑戦してみようかと思っています。それと、ガーデニングも好きなんです。クリニック名の「あおい」は、私が好きな「タチアオイ」という花から取ったんですよ。

最後に読者へのアドバイスをお願いいたします。

緑内障は視野が欠けていく病気ですが、欠けた視野を戻す方法はないので、早期発見がとても重要な病気の一つです。40代だと20人に1人は緑内障があり、年代が上がるにつれて増えていくといわれています。失明の原因として、日本では一番多い病気です。健康診断で「視神経乳頭陥凹拡大」と書かれていたら、緑内障が疑われますので、必ず眼科を受診してください。また、一度視野検査を受けて異常なしと言われても、安心はできません。より細かい視野検査で緑内障が見つかることもありますし、数年後に視野障害が発症することもあります。快適な見え方をいつまでも維持するためには、ぜひとも定期的な検査をお勧めします。

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