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丸岡 隆二 院長の独自取材記事

海老名駅前内科クリニック

(海老名市/海老名駅)

最終更新日:2020/12/08

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JR相模線の海老名駅からペデストリアンデッキを歩くこと3分ほど、海老名駅西口郵便局に隣接するビルの2階に「海老名駅前内科クリニック」はある。各科の診療所が入居するフロアは広い廊下にも待合スペースが設けられ、同院内も待合室、診察室、検査室と、すべてがゆとりのある配置となっている。丸岡隆二院長は東京大学医学部を卒業後、大学病院・総合病院に勤務。消化器内科を中心とした内科診療、内視鏡による検査・治療を専門的に行ってきた。患者との長く、継続的な関係づくりを重視し、早期の検査にも注力している。「患者さんとの会話を心がけています。それがより良い診療につながりますから」と笑顔で話す丸岡院長に、定期検診や継続診療の重要性などを聞いた。
(取材日2020年11月10日)

生活習慣病管理から内視鏡検査まで幅広く対応

開業のきっかけをお聞かせください。

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一人ひとりの患者さんと、診療を通して長くお付き合いしたいと考えたのが開業のきっかけでした。以前は総合病院の消化器内科にいたのですが、外来受診者の約8割が慢性疾患にも悩んでいて、純粋に消化器系の疾患だけで受診するという患者さんは少ない状況でした。当然、「高血圧や糖尿病も診てくれませんか」という要望が多く、「いいですよ」と診察しているうちに、一般的な内科疾患や生活習慣病にも詳しくなりまして(笑)。消化器内科の医師でありながら、全身の病気を診る、いわゆるホームドクターのような位置づけになっていました。そうなると、担当が変わる可能性がある総合病院より、開業医のほうが安定的に患者さんのご相談に対応できるのではないかと考えるようになり、消化器内科を軸に広く内科診療を提供するクリニックを開くに至りました。

どのような患者さんを迎えていらっしゃいますか。

高血圧や糖尿病といった生活習慣病の管理で定期通院されている方が多く、地域の皆さんの健康維持・管理のお役に立てていると感じます。また、健康診断で便潜血などを指摘され、検査を求めていらっしゃる方も増えています。平日は海老名周辺の方が中心ですが、土曜日、日曜日は、遠方の方もいらっしゃいます。駅に近く、週末にも胃カメラ、大腸カメラを受けられるということで、インターネットで検索されているようです。そうした患者さんは、比較的若い働き盛り世代で、ウェブ予約を利用する50代くらいまでの方が中心となっています。20代、30代の患者さんも多いです。開業から多数の検査を担ってきましたが、若い世代でもポリープやがんが見つかるケースは多々あります。気がかりがあれば早めに検査を受けていただきたいですね。

院長は消化器内科と内視鏡がご専門とのことですが。

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はい。内視鏡はここ10~15年の間に技術が大きく進歩し、早期がんの治療範囲が広がりました。以前なら、おなかを切る手術が必要だった、食道、胃、大腸の早期がんの多くを、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)という方法を使って内視鏡下で手術が行えるようになったのです。これまで数多くの内視鏡検査で早期がんを発見し、さまざまなESD症例を経験してきました。この経験を生かし、皆さんの早期がんの発見に努めたいと思っています。当院の内視鏡は、経口、経鼻のどちらもお選びいただけます。経口の場合にも経鼻用の細いカメラを使用しますので、「おえっ」となる嘔吐感はほとんどありません。

負担を抑え「検査嫌い」にさせない内視鏡検査を

力を入れている治療はありますか。

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治療というより、検査には注力しています。世の中には、「なんの症状もないから大丈夫」とか、「健康だから必要ない」と検査を後回しにする方もいらっしゃいますが、消化器の早期がんでは痛みのような症状はほぼなく、症状を自覚した時にはすでに進行しているケースも多くあります。早期に見つけることができれば内視鏡での低侵襲な治療で対応できるものも、おなかを切らなければならなかったり、最悪のケースでは切ることすら難しいことも。手遅れになる前に、早い段階で検査を受けていただくことが、何よりも重要なのです。そのため、気軽に受けていただけるよう負担をできる限り軽減した検査をご提案させていただいています。

内視鏡検査は痛みや苦痛があると避けてしまう方もいらっしゃるようですが。

機材や技術の進歩により、内視鏡検査による患者さんの負担は軽くなってきています。当院で検査を受けられる方でも、イメージされるほどの痛みや苦痛は感じていらっしゃらない方がほとんどなのではないでしょうか。もちろん、痛みや苦痛には個人差がありますから、当院では鎮静剤を使って検査を行っています。まったく痛みがないとは言えませんが、うとうとしている間にいつの間にか終わっていたと感じられる方のほうが多いでしょうし、「これなら次回も受けられそう」と思っていただけるはずです。当院では、検査は継続的に受けていただくことが重要との観点から、できる限り患者さんの苦痛を避け、嫌悪感を抱かせないように心がけた検査を提供しています。

検査の流れを簡単に教えていただけますか。

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胃カメラ、大腸カメラともに診療時間内での対応となります。検査自体は5分程度で終了する胃の検査は主に午前中の外来と並行して、下剤を使う必要があり、少し時間のかかる大腸の検査は午後に専門の時間枠を設けています。検査でポリープなどが見つかった場合、そのまま切除術を行うことも。検査後には即日結果をご説明していますが、お薬の関係などで日を改めての説明を希望される方にはもちろん後日説明の時間を設けています。

「頼りになる」ことで長く通い続けたいクリニックに

診察の際に心がけていらっしゃることはありますか。

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患者さんと信頼関係を築くことです。硬い感覚ではなく、なんでも話せる仲になるというか。以前の病院でも、がんを取り、それを患者さんに見せると「この先生に取ってもらったんだ」と、信頼関係ができて「血圧も診てほしいな」、「糖尿病も診てほしい」となる。そうして何回か顔を合わせるうちに、徐々にお互いの距離が縮まると、「この検査もやったほうが良いよ」といった提案も、「じゃあ、先生が言うなら」とすんなり受けていただけるようになります。そこで何が見つかれば「やって良かった」という話になる。こうなると、普段の生活習慣の話も、「食事はこうだよ」とか、「こうしたほうが良いよ」みたいに伝えやすくなりますし、患者さんも、わからないことや不安なことが聞きやすくなります。そういった会話が増えると、気づけることが多くなり、大切なことも伝えやすくなるなど、良いことがたくさんあるのです。

今後はどういったクリニックにしたいとお考えでしょうか。

患者さんに長く来ていただけるクリニックにしたいですね。血液検査一つにしても、継続して診ていれば微妙な数値の変化であってもわかるようになります。1回だけでは以前の値や経緯がわからないので、それが何か病気のサインであっても気づきにくいのです。たとえ検査をしていなくても、例えば血圧管理で長く定期通院していただいていれば、「血圧は安定しているから、同じ薬を出しておきますね。ところで、胃カメラやったことある?」と、適切なタイミングで一言入れられます。あるいは、以前別の病院ででもポリープを切除している事実を知っていれば、「そろそろ検査をしたほうがいいよ」と次のフォローもできる。継続したお付き合いの中でこそ、見つかる変化がありますから、長く通い続けられることが何より大切なのです。新型コロナウイルスの影響で来院を制限する場合もありますが、こんな時代でも「頼りになる」クリニックにしていきたいです。

読者へのメッセージをお願いします。

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現在、日本人のがん罹患率は大腸がん・胃がんが上位に位置しています。どちらも初期なら内視鏡での治療もできますが、初期は自覚症状がありません。健診で気がかりが見つかっても症状がないと放置する方がいらっしゃいますが、そうした方こそ、定期的な検査が必要です。1度検査を受けていただければ安心できますし、現状のリスクや次の検査の時期もお話しすることができます。僕が総合病院に勤務して感じたのは、1人の患者さんを継続して診ることの大切さです。検査に限らず、お付き合いが長ければ長いほど、小さな変化にも気づきやすく、早期治療につながる可能性が高い。「何科に行けばいいかわからないから、とりあえず行って聞いてみよう」と言っていただけるクリニックを、スタッフ一同でめざしていますので、気になることがあったら気軽に相談してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

上部内視鏡検査3000円~

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