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小林 秀亮 院長の独自取材記事

こばやし歯科

(出雲市/大津町駅)

最終更新日:2021/12/28

小林秀亮院長 こばやし歯科 main

出雲市の中心部と周辺地域をつなぐ出雲パイパスから一本入った、出雲東大通りすぐの所にある「こばやし歯科」。外観は赤いテラコッタ調の壁と大きなガラス窓が印象的で、一見するとカフェか雑貨店のよう。待合室は天井が高くさんさんと日差しが入り、開放的でリラックスできる空間だ。院長の小林秀亮先生が大切にしているモットーは「患者ファースト」。患者が納得のいく適切な治療を、肉体的な苦痛、精神的なストレス、経済的な負担を可能な限り軽減して提供することを心がけている。診察室のレイアウトやスタッフの応対に込められているのは、「患者を不安なまま一人にさせない」という気遣いだ。患者に誠実に向き合い続ける小林院長に、治療への思いを語ってもらった。

(取材日2021年6月18日)

自らに高いハードルを課し、郷里で求められる存在へ

歯科医師をめざされたきっかけは?

小林秀亮院長 こばやし歯科1

父が建築・不動産業を営んでおり、幼い頃は「デザイン系に進んで、将来は家業の手助けを」という思いがありました。また、子どもが好きだったため、体育教師の道を考えたことも。大学受験で進路選択に改めて向き合う中で、かつて姉がめざしていた歯学部が浮かびました。大学について自身で調べ受験を選んだのですが、当時は熱い志があるわけではなかったんです。でも、歯学部に入学してみると勉強がとにかく楽しくて。生物学や免疫・微生物学、薬理学など興味深い分野にふれ、医学の世界に面白さを感じるようになりました。

志に変化をもたらしたという出来事について教えてください。

卒業後は札幌と名古屋の歯科クリニックで勤務しました。私は子どもの頃から器用で、スポーツも勉強も人並みにでき、大きな困難を感じることはありませんでした。しかし、臨床に携わって初めて自身の足りなさを思い知らされたんです。思うように手が動かず、伸び悩みを感じました。とにかく毎日怒られて……。下積み時代は誰よりも怒られた自信があります。このままではまずいと危機感を抱き、2年目は技術の高さにこだわってクリニックを選択。厳しい指導を受ける中で、技術が磨かれるとともに医療人としての自覚が芽生えていきました。当時の上司だった先生は厳格な人で、嫌っていたのは「とりあえず」という言葉。確信を持つための根拠に徹底してこだわる姿勢に、自分もこうありたいと志すようになりました。

地元の出雲で開業して、ほかの地域との違いは感じますか?

小林秀亮院長 こばやし歯科2

出雲の実家の近くで開業しようと学生時代から決めていました。最後に勤めたクリニックの院長が「分院長にならないか」と誘ってくれて先生と離れるのはつらかったですが、先生が開業医ならではの地域貢献の方法や将来設計など夢のあるお話もしてくださったからこそ、開業への想いは強くなりました。「日本はコンビニより歯科クリニックのほうが多い」といわれていますが、島根では歯科が不足していると感じています。札幌や名古屋より断然少ないと思うんです。適切な医療施設の数は地域によって異なるのですが、出雲市の歯科クリニックの数は全国でも少ないほうです。しかし、そんな中で開業してみて感じたのは地域の歯科医療への意識が高いこと。治療後も継続したケアや検診を希望される方も多く、出雲市で歯や口腔内の健康のお手伝いをしたいと改めて思いました。

治療に臨む心の負担を減らす「患者ファースト」の環境

一見歯科には見えない外観の建物ですね。

小林秀亮院長 こばやし歯科3

はい。緊張せず通院してもらえるよう、カフェをイメージした建物にしました。天井を高くしてガラス張りの面を設け、開放感もプラス。待合室もリラックスできる空間をめざしました。診察室はユニット型で、フロア全体を私の席から見渡せるようにしています。私は患者さん全員に目が行き届かないと気が済まない性分なんですよ。また、個室はプライバシーが守られるのがメリットですが、歯科医師が忙しくなると患者さんは「放置されているのでは」と不安になるもの。常に見守られている安心感のある環境を整えたいという思いもあります。歯科医師は3人体制です。

スタッフに心がけてもらっていることはありますか?

治療を待つ時間の不安や麻酔の怖さなど、心の負担をできるだけ取り除きたいと思っています。そのため、スタッフには患者さんへの気配りを徹底するように伝えています。モットーは「患者ファースト」。患者さんとしっかり話して仲良くなり、歯科医師だけでは行き届かない部分にも細かく対応することで、患者さんが「来てよかった」と思える環境にしていきたいですね。特別な研修などは行いませんが、私が率先して患者さんに気配りしているので、スタッフもそれを見て自然とできるようになった面もあるかもしれません。スタッフの数は多いほうだと思います。少ないと患者さんの対応も衛生面も不十分になりますからね。新型コロナウイルスの感染拡大時から、診療後は人員を割いて徹底的に滅菌の作業を行っています。また、当院のスタッフは、休み時間や休日も自主的に練習などを行う、とても志の高い方ばかり。みんなたいへん仲が良く、明るい声が響く診療室です。

患者さんに接する際はどんなことを大切にされていますか?

小林秀亮院長 こばやし歯科4

患者さんを一人の人間として見るようにしていて、一度会った方の情報はきちんと覚えています。口の中の状態とその変化、詰め物の位置、生活スタイルまで幅広く把握。1日の診療が終わるたびに、その日に診た患者さんの今後の治療について考えます。歯科医師は1人でたくさんの患者さんを診ていますが、患者さんからしたら担当の歯科医師は1人。自分のことを覚えてもらえるとうれしいのではないでしょうか。患者さんを人間として考えるあまり相手の駄目なところもいとおしくて「しょうがないなあ」と許容しそうになってしまうことも。私自身褒められるような生活を送っていませんので、よくお医者さんに怒られていますしね(笑)。ただ、一人ひとりを大切にしたいという想いが、質の高い医療の提供につながっていくと考えています。

生活を圧迫しない保険診療で、患者を笑顔に

治療や医療機器には並々ならぬこだわりがあるそうですね。

小林秀亮院長 こばやし歯科5

当院の治療は、基礎を重んじた治療を心がけています。自分や家族が患者になった場合に「どのような環境でどんな治療を受けたいのか」をいつも自問しています。感染対策もその一つ。根の治療の際に「ラバーダムシート」という薄いシートを口腔内に敷く、といったところまで徹底し、患者さんの見えないところもしっかり対策をしています。症例によっては、治療箇所を30倍に拡大できるマイクロスコープも使用します。医療機械や道具も同様で、満足のいく結果を得るためにかなりこだわっていますね。治療法や材料を日々探究していく中で、良いものがあれば保険・自由診療関係なくどんどん取り入れていくなど、一人ひとりの患者さんに歯科医師として責任を持って丁寧に治療しています。

保険診療を大切にされるのはなぜですか?

自由診療は品質にこだわりながらさまざまな素材を選ぶことができ、その点では患者さんのためになります。しかし、誰もが高額な治療費を払えるわけではありません。若年層、結婚前の方、子育て中の親御さんなど、生活に負担のない範囲で治療したいという方は少なくないです。「お金をかけられないけど治したい」「生活を圧迫せずに歯をきれいにしたい」という願いに、保険診療の中でできる限り対応しています。医療人としての良心から外れるようなことはせず、患者さんに真摯に向き合っていきたいです。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

小林秀亮院長 こばやし歯科6

幼い子を持つ保護者の方には、仕上げ磨きの徹底をお願いしたいです。1日1回は協力して、お子さんが泣いてもしっかり仕上げ磨きをしましょう。そして、「お子さんの虫歯は親の責任」とご自身以上に気にかけ、歯科で必要な治療やケア、定期的な検診を受けてほしいです。小学校の歯科検診で、口の中が悲惨な状態の子を見ることがあります。歯並びなど口内の環境は見た目に影響し、改善しないまま成人すると仕事など社会的な信用に関わることもありますし、健康に影響が出ることも。当院でも簡単なマウスピース型装置を用いた矯正に対応はしていますが、相談や他院への紹介も可能です。一人ひとりの患者さんにとって、できる限りベストな選択をできるようにサポートできればと思っています。

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