大石 知弘 理事長、立道 咲希 院長の独自取材記事
シールズデンタルクリニック
(豊島区/池袋駅)
最終更新日:2025/10/15
池袋駅メトロポリタン口から徒歩6分の「シールズデンタルクリニック」。大石知弘理事長は、生まれ育った池袋の人々を歯科医療を通して支えるため、2018年に同院を開業した。2025年に大石理事長と志をともにする立道咲希先生を院長に迎え、審美歯科、口腔外科、矯正歯科などをメインとし、新たなスタートを切った。毎日の食事を楽しめるような口腔の維持・改善にプラスして、笑顔に自信を持てるような美しい口腔を目標に、エステサロンのようなリラックス空間で施術が受けられるのが特徴だ。今回は歯科診療全般に精通している大石理事長と、やわらかい笑顔が親しみやすい立道院長に、これまでの変化や展望についてたっぷり語ってもらった。
(再取材日2025年8月4日)
口腔環境を守るため予防に注力し、地域の健康を支える
クリニック名にある「シールズ」にはどのような思いが込められていますか。

【大石理事長】「SEALDs(シールズ)」は、「盾」の「Shield(シールド)」をイメージして名づけました。当院は予防歯科に力を入れているので、口腔内環境を整えることで患者さんの健康を守るという意味を込めています。さらにもう一つ、「海」の「Sea(シー)」にもかけています。アメリカの西海岸風をイメージして、院内の内装も海辺のリゾート地のような雰囲気を意識しています。歯科医院らしくない歯科医院をコンセプトにしているので、病院っぽい雰囲気を極力消したかったんです。エステサロンや美容院で自分を磨く時のような、ポジティブで心地良い空間で患者さんにリラックスしていただきたいです。
歯科医師の道を選ばれたきっかけを教えてください。
【大石理事長】子どもの頃はプロ野球選手をめざす野球少年で、歯科医師になるつもりはまったくありませんでした。ただ僕が高校生の頃に、医療の道に進んだ兄が医療業界の良さを教えてくれたのです。その時の兄の姿が格好良かったのが、医療の道に進むきっかけになりました。
【立道院長】一人でも立派に生きていける職業に就きたいと考えた結果、歯科医師の道を選びました。幼い頃は、獣医師になりたいなという夢もありました。実家で長く犬や猫を飼っていたので、動物が大好きなんです。
池袋で開業した理由や、2025年に立道先生が院長へ就任した経緯を聞かせてください。

【大石理事長】僕は生まれも育ちも池袋で、開業するなら自分がお世話になった人たちへの恩返しができるこの地域が良いと決めていました。また、池袋は都会ですが、昔ながらの下町のような雰囲気もあり、人情味のある人々とお付き合いできるのは自分の性格にも合っていると感じました。2025年に立道に院長職を引き継いだのは、僕の歯科への信念や診療方針に共感してくれ、技術も成熟してきたので、クリニックを安心して任せられると信じられたからです。
【立道院長】私が大規模病院での初期研修を終えた後に当院を就職先として選んだのは、歯科治療を総合的に学べると感じたからです。特に指導してくださる大石理事長が、歯科や口腔の治療でできないことなどないと言えるくらい力のある先生なので、「この人について行けば間違いない」と思えました。
自信を持って笑顔や会話ができる美しい口元へ
ここ数年で診療方針が変化したと伺いました。

【大石理事長】2024年11月に、根管治療に力を入れるため東池袋へ分院を展開しました。それに伴い、西池袋にある当院は審美歯科、口腔外科、インプラント、矯正をメインとした体制を整えることで、提供する治療の住み分けを行っています。どちらも、口腔と全身の健康はリンクしていると捉え、口腔だけでなく全身の健康を維持・改善するための治療の提供を基本的な診療方針としています。その中でも当院は、毎日の食事を楽しめるような口腔環境を守るための治療だけでなく、自信を持って歯を見せて笑えるような、ワンランク上の口腔を患者さんにご提案したいと考えています。そのため近年は審美歯科、特にホワイトニングに力を入れています。
こちらで行っているホワイトニングについて詳しく教えてください。
【大石理事長】当院で扱うホワイトニングは、一般的なホワイトニングの更に先の白さを追求できるのが魅力です。当院では治療後の定期的なメンテナンスに、ホワイトニングを採用しています。診療室もエステサロンをイメージした仕様になっていて、治療後のメンテナンスを少しでも気持ち良く、楽しく過ごしていただきたいという思いを込めています。ホワイトニング前後の歯を精密に記録・可視化するためのシステムも導入しているので、継続的なケアへのモチベーションアップにもつながればと思います。
矯正は、専門の先生だけでなく、大石先生の総合的な診療も受けられるそうですね。

【大石理事長】当院ではワイヤー矯正やマウスピース型装置を用いた矯正など、患者さんのご要望やライフスタイルに適した方法をご提案しています。その中でも、矯正専門の先生は矯正に特化し、僕は口腔内をトータルケアしながら矯正を行います。例えば矯正器具だけでは補えない噛み合わせやかぶせ物を治療したり、虫歯や歯周病など一般歯科の治療を行いながら矯正も追加したりするケースは、僕が担当しています。口腔の健康状態を総合的にチェックして、患者さんお一人お一人に必要な治療をオーダーメイドできる、口腔の治療なら何でもできる、そんなクリニックをめざし、日々取り組んでいます。
「池袋の歯科=シールズデンタルクリニック」をめざす
患者さんと信頼関係を築くために大切にされていることをお聞かせください。

【大石理事長】治療内容を丁寧に説明するのはもちろんですが、ゴールを明確にイメージしてもらうためのプランニングも大切にしています。当院では一般的な歯科治療の先にある美しい口腔の実現をゴールとしておりますが、それを果たすには長い時間がかかることがほとんどです。そのため、まずゴールにたどり着くまでに当院ができることやそれに伴う費用をお伝えし、患者さんがご負担に感じないプランへ落とし込んでいくための話し合いを重視しています。場当たり的な治療はしないのが当院のコンセプトなので、自信を持って笑える口腔づくりのために具体的な治療をトータルで提案します。
【立道院長】何事も丁寧に行うことですね。ちょっとした治療一つでも、今から何をするのかをしっかり説明して、患者さんが安心して治療を受けられる環境づくりをめざしています。治療中も口数多く、一つ一つの工程を丁寧に説明するよう心がけています。
お忙しい毎日をお過ごしかと思いますが、休日に楽しまれている趣味やリフレッシュ方法はありますか。
【大石理事長】休日は仲間とトレーニングをして汗を流したり、お酒を飲んだりして楽しんでいます。ゴルフや野球も好きで、池袋で草野球チームも設立しています。経営者の集まるゴルフに参加して、経営についての意見交換をすることもあります。ゴルフ中に、口腔の健康相談を受けることもあり、休日のつもりが仕事の延長のようになってしまうのもしばしばです。
【立道院長】私は休日になると、友人や当院のスタッフと池袋を散策しています。スタッフとはプライベートでも交流があって、月に1回以上は私の家でお泊り会をしているんです。人間関係に恵まれているので、仕事もプライベートもとても楽しいです。
今後の展望やチャレンジしたいことを教えてください。

【大石理事長】最近、池袋内で2店舗目を開業するという、少し変わった分院展開をしました。地元である池袋に強い思い入れがあり、池袋にこだわっていきたいという思いがあって。池袋はまだまだ伸び代のある都市だと思っていますし、そんな池袋のナンバーワンの歯科医療法人になるという意思表示も込めての分院展開です。いつかもう1店舗は池袋に開業して、「池袋の歯科医院=シールズデンタルクリニック」といわれる存在になりたいです。
【立道院長】最近「立道先生に診てもらいたい」という方が増えてきて、やりがいを感じています。その一方で、まだ大石理事長に頼っている場面が多いのも課題です。私一人で患者さんの治療を完結できるよう、口腔外科や矯正、インプラント治療のスキルアップをめざします。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/22万円~、クリーニング/9900円~、オフィスホワイトニング/1万9900円~、ワイヤー矯正/66万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/23万1000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

