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佐藤 アリサ 院長の独自取材記事

花泉歯科医院

(千代田区/市ヶ谷駅)

最終更新日:2019/08/28

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市ヶ谷駅から徒歩5分、マンション1階にある「花泉歯科医院」。佐藤アリサ院長は日本歯科大学卒業後、地元岩手に戻り父が院長の歯科医院で勤務。父の死後は2005年から継承し、院長として地域住民に頼られる歯科医院を経営してきた。そのかたわらセミナー等で勉強し、2018年に東京にも歯科医院を開業、ここを拠点に口腔疾患の治療法、予防法について医療関係者を指導する活動も行っている。院内は白を基調として明るく、除菌水のシステムやレーザーの導入など、こだわりの設備を整える。「父から学んだ、木だけを診ないで森を診る医療を実践していきたいですね」と佐藤院長。「今後は医療従事者への教育活動も充実させていきたい」と熱く語る佐藤院長に、これまでの経緯や医療にかける思いを詳しく聞いた。
(取材日2019年3月20日)

一人ひとりの患者にとってベストな治療法をめざす

岩手県でも開業されているそうですね。

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岩手県の実家で、1967年から父が歯科医院を開業していました。尊敬する父の背中を見て育った私は、迷わず歯科医師の道を選択し、1993年に日本歯科大学を卒業後、すぐに地元へ戻り、父が院長を務める花泉歯科医院に勤務しました。父からは診療内容だけでなく、経営のことも、そもそも人としての基本的なところも含め、多くのことを学び、影響を受けました。その父が1999年に亡くなり、弟が継承し私と2人体制で運営したのち、2005年からは私が継承し院長となりました。父が開業した当初は無歯科医村での開業でしたので、1日に本当に数多くの患者さんが受診されるような歯科医院で、その後も地域に根づいた歯科医院として長く続いてきています。現在も岩手県一関市の花泉歯科医院として営業しており、私も週に1日程度は岩手に通っています。

東京での開業までのいきさつをお話しください。

継承当初から1人で1日何十人もの患者さんを診る状況が続き、ただ仕事をこなしているような日々でした。でも、あるお年寄りの患者さんが、父が作った古い入れ歯を形見として大切に使ってくれていたことを知り、はっとしました。一人ひとりの患者さんが何を望み、何ができるのかを考えることの大切さを実感したんです。それで、経営に関するセミナーなどで学び、保険診療だけでなく自費診療も含めて多くの情報を提供し、多様な治療方法の引き出しを準備。患者さんにとってベストな治療を選んでいこう、と考えるようになりました。もともと中学から大学まで母の実家の東京で暮らしていましたので、なじみがあったというのも一つの要因ですが、自分のめざす歯科治療を行うための情報発信の場として、東京を拠点に開業しようと決意しました。

こちらの患者層や、診療の流れをお聞かせください。

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もちろんご近所の方もいらっしゃいますが、ほとんどは紹介の患者さんです。患者さんからのお知り合いの紹介や、知り合いの歯医者さんから、患者さんがNd:YAGレーザー(ネオジウムヤグレーザー)治療が必要なので、そちらでお願いします、という紹介、また私がセミナーなどで知り合った方が全国から来院されたり、とさまざまです。他に、施設へ訪問歯科診療にも行っていますので、年齢層も幅広いですね。診療の流れとしては、まずは治療して、口腔内を良い状態にし、そこから定期的にメンテナンスをして患者さんのお口の健康をサポート。予防歯科にも力を入れています。また、自費治療になりますが、Nd:YAGレーザーを使っての無麻酔下での歯周病等の治療も行っています。

木だけではなく森を診る歯科医療を実践

こちらのクリニックの治療方針は?

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基本はやはり人を診る、ということですね。父からはいつも「木だけを見ないで森を見なさい」と教えられていました。患者さんが何を求めているのか、その方の家庭環境や生活習慣、経済的なことも含め、バックグラウンドまで考えて治療を進めなければいけないということです。もちろん患者さんは歯の問題を主訴に来院されますが、私はその患者さんがどのようなことを望んで、治療したことによってその方のその後の人生をどうサポートできるか、というスタンスに立つという考えです。例えば、いつも手で口を隠してしか話せなかった方が、前歯を治して人前で笑えるようになるなど、そういうことのほうが大事ではないかと思っています。

機材や治療法でこだわっている点はありますか?

水とレーザーです。歯科医院では水をたくさん使いますが、その水が安心安全なものでないと、患者さんにとっても、私たち医療従事者にとっても常に院内感染の危険と隣り合わせということになってしまいます。そういう心配のない環境にしたいと考え、当院で診療に使う水は、すべて残留塩素補正消毒システムからの水を使用しております。また、たんぱく分解型除菌水を使用した口腔ケアも勧めております。これにより患者さん、スタッフへの感染予防に努めていますし、もちろん日常的に使用器具の消毒、滅菌、殺菌も徹底して行うようにしています。また、Nd:YAGレーザーの持つ特性を生かし、歯科治療に使用しています。できるだけ歯を削らない、歯の神経を残す治療につなげたいと考えております。

普段患者さんに接する際に心がけていることは何ですか?

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きちんと患者さんと向き合って、しっかりお話を伺うことですね。具体的には、まず問診から始めますが、その時にはマスクもグローブも外して、椅子を回して顔と顔を合わせ、まず患者さんのお話を伺います。その時には、ほんの気持ち程度ですが自分の椅子の位置を低めにして、こちらが上から目線にならないように気をつけています。そのほうが患者さんが話しやすいだろうと思うからです。また、治療が終わったらまずエプロンを外してから、今日の治療はこうでした、次の治療はこうですよ、というようなお話をするように心がけています。

患者のために何ができるかを考えて治療にあたる

先生は各種セミナー等にも積極的に参加されているそうですね。

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週末を中心に学会やセミナーに通っています。それは、岩手で歯科医院を継承してすぐ、目の前の治療に追われていた時に、一つの経営に関するセミナーに参加して、自費治療という選択肢に気づいたのがきっかけでした。その後もセミナーに行ったり勉強したりすることで、いい先生との出会いがあったり、自分に適したシステムに巡り合えたり、ということが続いていますね。たまたま行った“神経をとらない治療”のセミナーで除菌水の存在を知り、それを取り入れて診療していくと、最終的には予防に転換しないと患者さんを本当の意味でケアできないということに行きつきました。そのためにはNd:YAGレーザーが有用なアイテムだと気づき、それも導入するようになりました。ですから岩手を拠点にしていた頃から、週末はほとんど東京や大阪で勉強している、という感じでしたね。

とてもお忙しい毎日かと思いますが、リフレッシュ法はありますか?

普段は土日もなくあちこちに行って、勉強したりいろいろな人に会ったりする生活ですが、それが楽しいので全然苦にはなりません。でも、もう休まないといけないと自分で感じた時には、1週間とか2週間、まとめて休みを取って、海外へ出かけちゃいますね。そうやって休んで、自分の気持ちをフラットにして、ああ、これだけ休んだんだから、こんなにおいしいもの食べたんだから、また頑張ろう、そう思って仕事に戻っていく。そんな休みのとり方が、私のリフレッシュ法ですね。

今後の展望をお聞かせください。

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私は除菌水やレーザーなど、その他にも興味を持ったことについてセミナーで学び、日々の診療の中で実践しています。でも、私が1人で診る患者さんの数には当然限界があります。それなら、せっかく蓄えた知識や経験があるのだから、歯科医師や歯科衛生士さんたちを私がサポートしていけば、結果的にはより多くの患者さんにもっといい歯科治療ができるようになるのではと考え、口腔疾患の治療法、予防法を医療関係者に対して指導を行う活動もしています。東京の当院は、そのための情報発信の拠点としても充実させていく予定です。これからも患者さんのために何ができるのかを考えて、より良い医療を提供していきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

レーザーを用いた歯周病治療/6万円~

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