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小澤 高広 院長の独自取材記事

おざわ歯科医院

(熊谷市/ひろせ野鳥の森駅)

最終更新日:2019/11/05

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さくら運動公園通り沿いに立つ看板が目印の「おざわ歯科医院」。子どもから高齢者まで、日々多くの患者が訪れる同院は、予防歯科をはじめ、インプラント治療や歯列矯正、歯周組織再生療法を活用した歯周病治療など、幅広い治療に対応している。院長の小澤高広先生は、患者とのコミュニケーションを重視し、一人ひとりの生活状況や患者が優先したいことに配慮した治療計画を提案。また、スタッフ全員が、普段のたわいない会話にも治療の鍵となるヒントが隠れていると考え、患者に関わる情報はどんなことであっても聞き逃さないように努める。「診療において、患者さんとの信頼関係が何よりも大切」と話す小澤院長に、その想いやクリニックづくりのこだわり、今後の展望について話を聞いた。
(取材日2019年10月15日)

歯周組織再生療法に注力しながら、幅広い診療に対応

どのような患者さんが来院されますか?

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患者さんのほとんどが、この地域にお住まいの方です。患者層は時間帯によって異なり、午前中や昼間は高齢の方、夕方はママやお子さんが多いですね。駅から離れた立地と、車で移動することが多い地域ということもあって、夜は車通勤している人が仕事帰りにそのまま車で来院されています。世代ごとにさまざまな主訴がありますが、共通点は「どう治療するか」を患者さんご自身にしっかりと考えていただけていることです。一人ひとり、状況や立場によって求めることは異なりますから、それぞれのメリット・デメリットを説明した上で、最終的にはご自身が納得できる治療方法を選択していただいています。いわゆるインフォームドコンセントですね。ご本人の考えを優先して、選択肢の幅を広げるために、他院を紹介することもあるんですよ。

注力している診療内容はありますか?

以前勤務していたクリニックで、さまざまな診療経験を積みました。当時学んだことを生かし、当院は何か一つに特化するというよりは、幅広い治療に対応しています。ただ、口腔外科と矯正歯科についてはより専門的な知識や技術が求められるため、月に数回、大学病院から非常勤の先生に来てもらっています。また、数年前に保険適用となった歯周組織再生療法にも注目しています。これは、歯周組織といって、歯を支える土台となる骨などを再生するための処置で、歯周病治療の際に有用だといわれています。歯周病が進行すると骨が溶けてしまい、場合によっては抜歯せざるを得ない状態になってしまうことがあるんです。失った骨や歯は元の状態に戻りませんが、症状が軽度なら歯周組織の再生を促すことが可能であるため、歯周病治療に役立ちます。治療の選択肢の一つとして提示していますが、興味がある方にはいつでも説明させていただきます。

お子さんも受診されるそうですが、診療の際に気をつけていることはありますか?

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歯科クリニックに対して苦手意識を持っている子は少なからずいるため、初めは院内の雰囲気に慣れてもらうことを優先しています。例えば、きょうだいがいるのであれば、お兄ちゃんやお姉ちゃんの治療について来てもらって、実際の治療風景を見せています。恐怖心が勝ってしまい、来院初日に治療を開始できない子もいますから、診察室でどんなことをしているかを事前に知ってもらい、安心感につなげています。また、お子さんの予防歯科の診療では、フッ素ではなく味つきペーストを用意しています。いろんな味があって、毎回選ぶのを楽しみにしている子が多いんですよ。「今日はどれにする?」と聞くとお子さん自ら味を選び、自主的に歯磨きをしてくれるんです。飲み込んでしまった時の体への影響を考え、牛乳由来の成分を使用したペーストを選んでいます。

何よりも大切なのは患者との信頼関係

診療で心がけていることをお聞かせください。

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診療には、診査・診断・治療計画という順番があります。治療計画を立てる際、口腔内の詳細な情報は欠かせません。そのため、診査時はルーペや歯科用CT、必要ならば口腔内カメラを使用し、十分な情報を得ることを心がけています。また、大学生の頃、先輩に「家族に治療していると思いなさい」「自分ならどんな治療を受けたいか考えなさい」と教わったことが、クリニック全体で意識しているインフォームドコンセントに大きく影響を与えています。納得して治療を受けてもらう、それは患者さんと歯科医師の信頼があってこそ成り立つことだと思っています。自分が治療を受ける側の立場だとしても、信頼していない歯科医師には治療を任せられませんからね。少しでも信頼感につなげるために、日頃から患者さんとのコミュニケーションを心がけています。

スタッフさんも高い意識を持たれていると伺いました。

インフォームドコンセント実現のために、スタッフも全員、患者さんとのコミュニケーションを意識して日々の診療に臨んでくれています。診療に関する話以外に、その日食べたものや日常の出来事など、患者さんにとっては雑談のような内容であっても、スタッフは記憶にとどめるよう徹底しているんですよ。なぜなら当院では、医学的根拠に従うだけでなく、患者さんの既往歴や生活背景なども、可能な範囲で把握して治療することが大切だと考えているからです。実は、些細な会話を通してわかることは、たくさんあるのです。だから、スタッフ全員に「どんな内容の話でも診療に生かせるよ」と伝え、スタッフたちも積極的に患者さんの背景を知ろうとしてくれています。

クリニックづくりでこだわった部分はありますか?

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院内感染予防を徹底しています。診療で使用する器具の滅菌はもちろんですが、その他のうがい用コップや患者さん用エプロンなども、使い捨てできるものを選んで導入しました。あとは、院内の清潔感も重視しているんですよ。例えば、当院ではスリッパに履き替える必要はありません。より清潔な印象を持っていただけるかと考え、思い切りました。なぜなら、スリッパの場合、履き替える際に靴から手に雑菌が移り、その手で診察中にうがいなどをすることで、雑菌が繁殖しやすいともいわれているからです。その上、患者さんの中には、誰が使ったかわからないスリッパに履き替えることに抵抗がある方もいらっしゃると思うので、土足で入れるようにしました。

かかりつけ歯科医師として地域の健康を守り続ける

印象に残っている患者さんとのエピソードはありますか?

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診療時、ある患者さんの口腔内に傷を見つけたことがあります。まさかと思い詳しく診てみると、舌がんであることがわかりました。また、治療で通院されていた方の具合が優れず、大学病院に紹介したところ、白血病であることが発覚したケースもあります。このように、想像以上にお口の中には病気のヒントとなる症状が現れていて、クリニックで重篤な疾患が見つかることもあるんです。そのため、口腔外科を専門とする先生に来てもらっていることは、私にとっても心強いですね。クリニックだと、例えば病理検査といった精密な検査を実施することはできません。より専門的な治療が必要な場合に備えて、大学病院と連携する体制も整えています。

ところで、休日はどのようにお過ごしですか?

休日はゴルフに行くことが多く、冬になるとスノーボードをするために遠出することもあります。ゴルフに関しては、この地域の住民の方から誘われて始めたんです。開業のあいさつに行った時、「自治体でゴルフコンペを開催するから来て」と言っていただいたんですが、一度もやったことがなくて(笑)。それがきっかけで練習し、今ではコンペがあるとほとんど参加しています。当院があるこの場所は、もともと親戚が所有する土地だったこともあり、住民の皆さんには開業当初からいろいろと気にかけていただいて、すぐに打ち解けることができました。本当に感謝しています。

今後の展望を教えてください。

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これまで11年間、診療を続けてこれたのは、紛れもなく地域の皆さんのおかげです。今後も、現在通院していただいている方をはじめ、一人ひとりの患者さんをじっくりと診療していきたいと思っています。この状態を維持し、来院していただいた方には全力を尽くして、地域医療に貢献していきます。もし気になることがあっても、「こんなこと聞いていいのかな」と迷ったときは、私でなくともスタッフに伝えていただければと思います。患者さんの不安を解消できるようにスタッフ一丸となって日々の診療に励み、何でも相談できるクリニックをめざしていきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/10万円~、成人矯正/25万円~、インプラント治療/40万円~

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