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於保 哲外 院長、於保 真理子 さん、於保 香峰子 さんの独自取材記事

オボクリニック

(新宿区/高田馬場駅)

最終更新日:2020/04/01

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高田馬場駅早稲田口から徒歩1分という好立地にある「オボクリニック」は精神科、心療内科を専門とするクリニック。ここでは投薬などの対症療法ではなく、生き方やものの捉え方、考え方の癖を改善することで心の健康を回復することをめざす根本治療を実践している。於保哲外院長による診療のみならず、於保真理子氏による健康セミナー、そして今年から於保香峰子氏による遠隔カウンセリングが始まるなど、診療体制はさらに充実。また、名古屋から医師を招いて喘息やアレルギー専門の外来も行っており、その診療においても生き方や体質の改善をめざすことを主としている。こうした独特の方法を実践するクリニックの特徴や診療内容などについて話を聞いた。
(取材日2018年11月26日)

考え方の癖を直して、心の健康を取り戻す

こちらの診療の特徴について教えてください。

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【於保院長】うつ病などの精神疾患は、投薬による治療が一般的です。しかしそれは対症療法に過ぎず、投薬をやめれば再発する可能性もあります。当クリニックでは投薬治療のみではなく、その方の生き方のゆがみを修正して、自分自身を肯定する考え方の癖をつけることで、心の健康を回復することをめざしています。生き方、考え方を根本的に変えていくという意味で「根本療法」と呼んでいます。投薬などの対症療法では医者が主役ですが、根本療法では患者さんが主役、私たちはサポーター、アドバイザーといった立場なのです。
【真理子さん】人間は誰でもありのままの本音である「子どもの自分」と、理性や建前である「大人の自分」があります。この両者の関係を「自分関係」と呼びますが、何かつらいことが起きた時に、「子どもの自分」が感じる気持ちを「大人の自分」が抑圧して、自分関係にゆがみが生じ、子どもの自分が苦しんでいる状態がうつ病なのです。

子どもの自分を認めることが大切なのですか。具体的にどのようにすればよいのでしょう。

【真理子さん】つらいと感じている「子どもの自分」を、「大人の自分」が受け入れ、共感し、味方になってあげることで、うつ病を改善することにつながると考えています。例えば、ぬいぐるみやクッションを「子どもの自分」であると想定してぎゅっと抱きしめながら「今までつらかったね」「今まで放っておいてごめんね」「このままで大丈夫だよ」と話しかけて共感してあげるのです。そうすることで「子どもの自分」はそれまでの抑圧から解放され、心の中に安心感が広がっていきます。この自分関係は親子関係とも深い関わりがあり、親が子をいつも叱ってばかりで子どもの自然な感情を抑圧していると、その子の自分関係がゆがみやすく、またその次の世代にも影響を及ぼしやすいのです。
【於保院長】自分関係のゆがみは大抵考え方の癖によるものです。なぜその癖が生じたのか、その気づきを患者さんに与えてさしあげることが私たちの役目なのです。

考え方の癖が直ると、人生もかなり変わると思いますが。

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【於保院長】うつ病が治った患者さんの中には、「病気になってよかった」と話される方も多くおられます。病気がきっかけで人生を見つめなおすことができ、より深い人生を歩めるようになった。そんな自分を大好きになった、と喜ばれることがとてもうれしいですね。そのように変わっていく患者さんの姿を見ると、人間の可能性は無限であることに気づかされ、私自身の生きる力にもなっています。
【香峰子さん】私は大学卒業後に中国深セン大学法科大学院に留学したのですが、留学時代、いろいろつらいことが多かったんです。それで両親によく電話で相談したものですが、アドバイスをもらう中で、つらい思い、悲しい思いに共感していくことで、安心感が得られ、ふつふつと力が湧いてくるのを実感したのです。このような私自身の体験を患者さんにお伝えしていきたいと思います。

日、中、英の3言語対応遠隔カウンセリングもスタート

診療の際、大切にしていることはどんなことですか。

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【於保院長】患者さんは緊張感や不安感を持って受診しに来られています。初対面で会う相手が敵か味方か、本能的に判断することもあるでしょう。ですので、構えたりせず、ごく自然にあるがままの姿で接するようにしています。親友と話すような雰囲気でお話しすることが多いですね。私はいつも患者さんをお迎えする前には合掌しています。それは、大切な人が来られる、来られる相手を尊敬しようとの思いからです。
【真理子さん】私は、患者さん自身が治っていく力を持っている、そのことを信じ抜くようにしています。たとえ環境がどうであっても、自分関係のゆがみを自身で見つめて、自分の力で治していける、いつもそのように信じながらカウンセリングを行っています。

ところで、遠隔カウンセリングを始められたようですね。

【真理子さん】当クリニックには北海道から四国や九州、沖縄まで全国各地、遠方から来られる患者さんがとても多いのです。交通費などもかかりますから、インターネットを通じた遠隔カウンセリングができれば、患者さんの負担も少なくなると考えました。ただ、院長も私も多忙ですので、娘が担当することになりました。
【香峰子さん】当クリニックで採用している遠隔カウンセリングの仕組みは、スマートフォンかタブレット、パソコンを使って行えるシステムです。お互いにモニター画面で顔を見ながらカウンセリングできるので、患者さんの表情を見ながらお話しできます。中国語、英語でも対応できますので、日本のみならず、海外の方々のカウンセリングも視野に入れています。

具体的にはどんな手続きが必要なのですか。

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【香峰子さん】普段使っているパソコンやスマートフォンからアカウント登録していただき、必要な基本情報を入力します。その後、メニューとカレンダーを選んでご予約いただき、予約日時になったらマイページにアクセスすればカウンセリングを受けられる仕組みです。特に当クリニックでの診療の有無は関係なく、どんな方でも遠隔カウンセリングを受けていただけます。

根本療法を22世紀の新たな医療の源流に

体の冷えは、うつ病と何か関係があるのでしょうか。

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【於保院長】自分関係にゆがみのある人は、いつもひどい緊張状態にあり、交感神経が優位に働いているため血管が収縮して体が冷えていることがあります。特に暑がり、ほてり、汗っかきでありながら、体の芯が極度に冷えているというかくれ冷え性の人が多いですね。そのため当クリニックでは、39度以下のお湯に30分以上浸かる半身浴をお勧めしています。半身浴によって体の芯が温まり、免疫力も高まることが期待できるという考えからです。体の冷えは、実は不妊症にも深く関連があるのですが、西洋医学では冷え性という病気の概念がありませんから、冷え症の問題は見落とされがちですね。

ところで、こちらでは喘息やアレルギー専門の外来も行っているとのことですが。

【於保院長】はい。名古屋の「久徳クリニック」の久徳知裕理事長と久徳重和院長に月に2回来ていただいて、喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの診療を行っています。久徳先生は、人間のたくましさが形成される過程でそのたくましさが健全に成熟しない場合、どのような異常が発生するのかという人間形成医学の立場から、投薬ではなく体質改善に重きを置いた診療を行っています。

最後に今後の展望についてお願いいたします。

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【於保院長】これからますます非人間的な社会になっていき、生きづらいと感じたり、生きる意味を見つけにくくなったりするでしょう。だからこそ、当院が実践している根本療法の重要性が高まると思います。この根本療法によって次の時代、22世紀の医療の源流をつくり出していきたいですね。
【真理子さん】自分自身を見つめなおすことができた、より深い人生を味わえるようになったと多くの方に感じていただけるよう、今後もカウンセリングやセミナーに力を注いでまいります。
【香峰子さん】中国でも、若い世代のうつ病が増えており、うつ病は日本のみならず、人類全体の問題であると感じています。当院の診療哲学を世界に伝えていき、苦しんでいる人の役に立っていければと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

遠隔カウンセリング/1万5000円~

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