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松本 真宜 院長の独自取材記事

まつもと歯科

(横浜市港北区/白楽駅)

最終更新日:2020/12/24

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東急東横線の白楽駅から徒歩1分の場所にある「まつもと歯科」は2018年5月に開院。松本真宜(まさよし)院長は、歯科医院が苦手な人が多いことを考慮して、「患者さんが通いやすい歯科医院」をめざしているのだそう。患者が多い歯科医院で勤務し、培った技術を生かして治療回数を減らしていることが特徴で、「今まで歯科医院に通いきれなかった人の受け皿になりたい」と松本院長は話す。また、口内環境の悪い人ほど診療意欲が高まるといい、口腔内全体を改善するために綿密に治療プランを立てて効率の良い治療を行うことを心がけるという。中学3年から歯科医師だった父の診療補助を行っていたという松本院長に、診療への思いや工夫、歯科医師を志した理由などを聞いた。
(取材日2018年11月12日)

今まで通えなかった人でも通える歯科医院

まずはこちらに開院した理由をお聞かせいただけますでしょうか。

1

私の自宅に近く、また患者さんにとっても利便性が高いだろうと思いこちらに開業しました。私はクリニックから歩いて20分ほどの場所に住んでいて、昨年の夏に息子の通う幼稚園の周辺を歩いていた時に見つけたのがこちらの物件でした。昨年の春頃から開業を考えていて他にもいくつか物件を見ましたが、こちらがベストだったのです。私は3年前からこの地域に住んでいるので土地勘がありますし、白楽駅に近いので人通りも多い。電車利用の方も通いやすいだろうと思ったんですね。

現在はどんな患者が来院しているのでしょうか。

白楽駅の近くには神奈川大学があるので学生さんや、横浜駅も近いので、仕事で忙しい働き世代の方など、若い世代の患者さんも多いですね。患者さんそれぞれに合わせた治療を行っているので、予定を合わせやすいというお声もいただいています。ご高齢の方は通りがかりや交友関係を通して、若い方はホームページなどインターネットで当院のことをお知りになってくれているよう。患者さんの主訴はさまざまですが、虫歯や歯周病以外だと、顎関節症や歯ぎしり・食いしばりの治療、親知らずの抜歯が必要になる方が目立ちます。

先生はこれから、どんなクリニックをめざしていきたいお考えなのでしょう。

2

歯医者が好きな人って少ないと思うんですね。ですから、私が最もめざしたいのは、患者さんが通いやすいクリニック。コミュニケーションをしっかり取って患者さんが話しやすい雰囲気をつくるだけではなく、治療回数はできるだけ少なくして現実的に通いやすくしたいと考えています。歯科医院では一般的に一度の診療に30分ほどの時間をとることが多いのですが、同じ30分でも治療の進み具合を速くしています。治療回数が多いほど患者さんは通いづらくなって治療が中断してしまう可能性が高くなりますから、こうした懸念点をなくしたいのです。「今まで通えなかった人でも通える歯科医院」が大きなテーマですね。

治療回数を減らし、患者に負担をかけない工夫をこらす

勤務医時代に、治療回数を少なくする必要性を感じたということなのでしょうか。

3

そうですね。以前勤めていたクリニックは患者さんがとても多く、非常に忙しいところでした。現実的に治療スピードを速めなければ予約待ちの患者さんが増えて不満に思う人が増えるであろう状況だったのです。また、先輩の歯科医師が言ったことで私も実感しましたが、実際のところ歯科医師の基本的な技術が急速に高まるのは3年目までで、それからの伸び幅は低いのです。ではそこでどうすれば良いかと考えた時に、治療の質を保ちながらスピードを速めて治療回数を減らすことが大切だと思ったのです。環境にもまれたこともあって、新人時代には奥歯の神経除去に30分から1時間かかっていたところ、現在は10~15分でできるようになりました。

診療時に心がけていることをお聞かせください。

まずは患者さんのお話をよく聞くことですね。患者さんのお話ししたいことと、歯科医師が治療に反映させるために知らないといけないことには往々にしてズレがあるのですが、まずは患者さんが訴えたいことを遮らずにすべてお聞きするようにしています。自分が患者であれば途中で話を遮られると寂しい思いをしますし、患者さんから信頼感を得るためにもよく話を聞くことは大切。その上で、お話の中からうまくキーワードを拾って話を深めていきます。治療プランを立てる時は患者さんの希望を踏まえつつ、歯科医師として「こうしたほうがいいだろう」という内容も盛り込みつつ、できる限り複数の解決策をご提案して、最終的には患者さんに選んでもらうようにしています。

治療計画を立てる際に、どのようなことを意識されているのですか?

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勤務医時代には恩師の先生から、「悪くなった歯だけではなく、口の中全体を診よ」と言われてきましたから、それを今も念頭に置いて診療しています。その場しのぎの治療ではなく、口の中全体の機能を高めるというゴールを達成するため、治療計画を綿密に立ててから治療を行っています。初診の時に口の中がとても荒れていた患者さんであっても、口内環境が改善していくにつれて生活の質が上がっていることを実感して、お口の健康に関心を持つようになる人も多いんですよ。

他に、お子さんの診療などで気をつけていることはありますか?

歯科医院に慣れていない子のほうが多いと思いますから、最初からいきなり治療をすることはあまりないです。まずは歯科医院の雰囲気に慣れてもらうことを優先し、歯磨きから始める場合もあります。大人に比べ治療回数が増えてしまうこともありますが、親御さんと相談しながら、お子さんのペースに合わせて治療しています。ただ理想的なのは、虫歯などになる前に小さい頃から予防で通っていただくこと。このエリアの方は小さいお子さんを連れて来院される方も多く、歯科への意識も高いと感じますね。

「いつも同じ先生がいる」地域に愛される歯科医院へ

ところで、先生はなぜ歯科医師を志したのですか?

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父が歯科医師として開業しており、それを中学3年の頃から手伝っていたからですね。私は子どもの頃から見た目が老けていましたから、患者さんも変に思わなかったみたいで、放課後や夏休みの時などに受付業務をしたり、バキュームを持って口の中の唾液を吸うなどの診療補助を行っていました。「将来を考える上で現場を見ておいたほうがいいんじゃないか」と父から言われたことがきっかけですが、私も働く中で「自分にできそうか」「楽しめるか」を軸によく考え、患者さんとお話しするのも楽しめるとわかったのでこの道に進もうと決めました。父の診療を受けて喜ぶ患者さんの顔を見て、私も自分の仕事を通して患者さんの笑顔を見たいなと思ったんです。

お忙しい中、お休みの日はどのように過ごしていますか?

当院は平日に来られない方のために土日も午後5時まで診療しており、休みは水曜日と祝日です。今は4歳になる息子の他に2歳の女の子もいて、ともに子どもが小さいですから、家族と一緒に過ごすことが多いですね。仕事の日は帰るのが夜の8時頃になりますが、私が毎日寝かしつけをしているので布団の中で息子から幼稚園の話を聞いたり、娘とは一緒に歌を歌ったり。個人的な趣味は野球観戦で、横浜に拠点を置くプロ野球チームのファン。今も家族みんなで球場まで観戦に行っていますよ。当院のロゴマークには星が光っている様子が描かれていますが、これは私がそのチームが好きだと知ったデザイナーが歯をきれいに保つという意味にかけてデザインしてくれたんです。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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地域の患者さんに認められ、愛される歯科医院に成長していきたいです。勤務医時代は「先生がいつ変わるかわからないから不安」「ずっと診てもらいたい」という声を患者さんから聞いていたので、「ここに行けば必ず同じ歯科医師がいる」「その先生に相談すれば安心する」と患者さんから思われるようになりたいですね。歯科的には、夜間の就寝中に食いしばりや歯ぎしりを起こしている人が多いことが気になっています。これらにより歯がすり減ることで噛み合わせや歯周病が悪化したり、また歯にひびが入ってそこから細菌が侵入して中の神経が死んでしまうことがありますから注意が必要。私も10年間使っていますが、夜間や仕事・運動中に装着できるマウスピースを作ることによって歯への負担軽減につながるので、ご相談いただければうれしく思います。

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