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高橋 哲哉 院長、高橋 みつ紀 副院長の独自取材記事

いろどり歯科

(坂戸市/坂戸駅)

最終更新日:2021/10/12

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坂戸駅から徒歩6分の場所に位置する「いろどり歯科」。院名を記した和風の看板が、ひときわ目を引く。待合室も和風のテイストでまとめられ、心落ち着く雰囲気だ。院長の高橋哲哉先生は明海大学歯学部歯学科を卒業後、母校の大学病院で歯内療法を中心に多くの患者の治療にあたってきた経験を生かし、2018年に開業。妻である副院長の高橋みつ紀先生とともに、「歯科医療を通じて、彩り豊かな人生を送る支援をしたい」という思いを院名に込めたという。何よりも患者とのコミュニケーションを大切にしていると、温かい笑顔で言葉を選んで優しく話す2人。開業に至ったコンセプトや、めざす歯科医院の姿など、歯科医療にかける思いを聞いた。

(取材日2019年11月21日)

患者の思いを引き出し、より良い方向に導いていきたい

落ち着ける雰囲気の院内ですね。

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【哲哉院長】歯科医院は緊張する場所なので、患者さんが落ち着ける雰囲気が良いなと思って「和」テイストにしました。最初はカフェのような内装にしようかとも考えたのですが、それもちょっと違うかなと。日本人が落ち着く、かつ飽きが来ない建築って、やはり日本家屋じゃないですか。だから和風に決めました。
【みつ紀副院長】当院の診療室は、すべて完全個室です。歯科治療ですから、もちろんお口の中を拝見するわけですが、他人に口の中を見せるということは、本能的に恥ずかしいものでしょう? ですから少しでも恐怖心を和らげ、落ち着いた気持ちで治療を受けていただくために、完全個室にしたのです。

こちらに開業した理由を教えていただけますか?

【哲哉院長】ここで開業したのは、坂戸の地域医療に貢献したいという思いからです。大学勤務が長かったので、学部、学生時代から合わせると16年くらい坂戸にずっといましたし、その後も坂戸で務めていたので。ただ、僕は大学に長くいるつもりだったので、開業は意識していませんでした。ところが大学病院だと科が細かく分かれているので、なかなか1人の患者さんと向き合うことができません。僕は1本の歯やお口の中だけでなく、1人の患者さんと向き合いたかった。そのためには、開業するのが最善の策だと思うようになったのです。僕たちは結婚10年目ですが結婚する時から、「開業するなら、こういう歯科医院にしたい」というコンセプトがありました。それを実現することになった次第です。

それは、どのようなコンセプトでしょうか。

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【みつ紀副院長】歯科医院に行くと「ここにもそこにも虫歯がある。口の中はボロボロです」と言われて、ショックを受けた経験がある方もいると思うんです。でも、全部の歯が悪いわけではありません。確かに虫歯や歯周病で、数本しか歯が残っていない方もいますが、「良い歯もありますよ。ほら、ここは1回も治療していない。すごく良い歯なので、ここは保ちませんか?」と言うと前向きに「保ちたいです」とおっしゃる。患者さんが持っている「健康でいたい」という思いや、良いところを引き出して導いていく、それが私たちのコンセプトです。
【哲哉院長】健康って空気のようなもので、ふだんは気にしないですよね。健康ではない状態で病院に行くと意識すると思うんですが、ひとたび良くなってしまうと忘れてしまう。誰もが持っている「健康でいたい」という気持ちに気づいて、そのためにはどうすれば良いのかということに、向き合ってもらいたいんです。

行動を促すため、十分な時間をかけてカウンセリング

診察の際に心がけていらっしゃることは?

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【哲哉院長】お話をよく聞くことですね。こちらから押しつけるのではなく、患者さんのほうから自然に気づく、わからないことがあったら質問してもらえる、そんなコミュニケーションを重視しています。初診の方は事前に健康に関する質問表を郵送し、ご自宅でゆっくり時間をかけて記入していただきます。それを持参して来院いただき、十分に時間をとってカウンセリングをさせていただきます。基本は90分。自分のお口の中を知ることで、興味を持っていただき「自分の体のことだから、もっと知りたいな」という気持ちに少しでもなれば、次は「どうなりたいか」、もしくは「どうなりたくないか」というゴールを決めることができます。そこに向かっていく支援をするのが、僕たちの役目です。

力を入れている治療や得意な領域はありますか?

【哲哉院長】根管治療、歯周病治療、噛み合わせ治療、そして予防です。つまり歯を失う病気の治療と、そうならないための対策、その両輪に力を入れています。僕は大学院でも大学病院でも、歯内療法学分野を専門としてきましたので根管治療は得意とするところです。当院ではマイクロスコープという歯科用顕微鏡を導入しており、肉眼では見ることができない歯の根を詳細に見ることができます。抜歯をするしかないと診断されても、精密に根管治療を行うことで歯を残すことができる場合もあります。もちろん、その状態になる前になんとかするのが一番ですが、歯を残したいと思う方はご相談ください。

歯を守るために伝えているポイントを教えてください。

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【みつ紀副院長】お手入れ、セルフケアが重要です。ひとことで言えば歯の磨き方になるのですが、大事なのを知っているのにできない、しない人がいるのはなぜか。それは「どうしてそれをしなければいけないのか」というのが腑に落ちず、行動に移せないからではないでしょうか。プラークを落とせないのは磨き方が悪いからというだけではなく、環境的、心理的な要因もあると考えています。「やり方がわからない」とか、「忙しくてできない」とか、「そもそも面倒くさい」といったことですね。でも、こちらから「磨きなさい」とは、基本的に言いません。技術的な磨き方と、心理面や知識、両面に対してアプローチします。そうして今までわからなかったことが理解できるようになって、セルフケアができるようになると患者さんは「気持ち良い」と感じるようになるでしょう。またそれを維持したいと思うようになり、好循環が生まれるというふうに考えています。

患者との二人三脚で、未来をプラスに変えていく

予防にはどのように取り組んでいらっしゃいますか?

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【みつ紀副院長】将来どうなっていきたいかを患者さんと一緒に考えることから始めます。例えば詰め物が外れて来院した患者さんに「予防が大事」と言っても、その方は外れた詰め物を治してほしくて来たのですから、そこにギャップがあるわけです。そうではなく、「将来どうなっていきたいですか?」と聞くと、「自分の歯で食べたい」とか、「入れ歯になりたくない」との言葉が、ほぼ全員から出てきます。「じゃあ、そこを大切にしませんか」というところから始めていくのが、私たちの考えです。患者さんの気持ちを聞いて、「こうなりたい」とご自分の口で言った、そのことを大事にする。そうしなければ、単なる医療者側の押しつけでしかありませんからね。

クリニックとしてめざすことについてお聞かせください。

【みつ紀副院長】私たちが考えているのは、患者さんに自立してもらうことなんです。お口の中をいつもきれいにする、健康を維持するのは自分自身。1年365日のうち何日か良い状態を見せに来る場所、それが歯科医院だと思っていただきたいですね。もっと言えば、自立した方が「口の中ってこんなに大切なんだよ」と身近な人に伝える伝道者になってほしい。それが理想です。また、ご家族や身近な方から歯の大事さを聞いて、自分を振り返るようになってほしいのです。そのために当院に限らず、歯科医院を上手に利用していただきたいと思います。

読者へメッセージをお願いします。

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【みつ紀副院長】本当は歯を削るなどといったことはしたくないのです。その方の歯を、本来の良い状態のまま維持してほしい。その思いで診療をしています。患者さんには「自分がこうなりたい」というイメージや気持ちが、必ずあります。それを医療者が引き出すことができれば、変わることができると信じています。ですから、患者さんとの二人三脚で未来をプラスに変えたいと思っています。
【哲哉院長】お口の中のことで悩まないで、そのエネルギー、時間、お金を別のところに使えるような、彩り豊かな人生になってもらいたい。僕たちができるのは、そのための支援です。歯は1回削ったら、もう元には戻りません。人工物に置き換えているだけなんです。ですから歯科医院は良い状態を維持するため、そして、それをチェックするところにしてください。そうすれば誰もが幸せになれるのですから。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正 88万円~(カウンセリングを通して、患者さんにあった治療やメンテナンスを提案しているので、金額はあくまで目安です。)

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