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小田柿 洋詩 院長の独自取材記事

おだがき歯科クリニック

(藤沢市/藤沢駅)

最終更新日:2020/04/01

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藤沢駅北口から徒歩5分。ダイエー藤沢店の2階に昨年の5月オープンしたのが、「おだがき歯科クリニック」だ。木目がふんだんに使われた温かみのある院内が印象的な同院の小田柿洋詩(おだがき・ひろし)院長は、歯周病を専門とする歯科医師。同院でも歯科治療一般に幅広く取り組みながら、歯周病の治療と予防に力を入れて取り組んでいる。「開業するなら、生まれ育った地元だと決めていました」と誠実、そして気さくに語る小田柿院長に、同院のことや歯科診療にかける思いを聞いた。
(取材日2019年3月28日)

歯周病の治療と予防に力を入れる

クリニックの概要を紹介していただけますか?

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当院は2018年5月に開院しました。虫歯や歯周病などの一般歯科治療から口臭ケア、クリーニング、予防歯科、インプラント治療、入れ歯治療、噛み合わせ治療、小児歯科まで幅広く診療しています。中でも、私の専門である歯周病の治療と予防には特に注力しています。私は当院を設立する前、大手医療法人が運営する横浜市内のクリニックで、院長として診療業務をすべて任せられていました。横浜での診療もとても充実していたのですが、自分が生まれ育った藤沢で、患者さまに恩返しをしたいという気持ちがだんだんと強くなっていきました。また、自分が本当にやりたかった、歯周病に特化した診療を実現するためのクリニックを一から作りあげたいと思い、開業を決めたのです。初めは高齢の患者さまが中心でしたが、今では主婦や会社員の方も増えてきました。お子さんや奥さまの受診後、ご主人も来るようになったなど、ご家族で通ってくださる方も多いですね。

すてきな院内ですが、こだわったところはありますか?

床やカウンターには木目を使い、明かりは暖色系で、診察室の壁は空色にするなど明るくアットホームな感じにしました。公園にピクニックに来たような感じにしたかったんです。青色は私の好みもありますが、外が見える窓がないからという理由もあります。私が一番最初に働いていた歯科医院には窓があり、外の様子がわかりましたし、「そろそろ日が暮れてきましたね」なんて患者さまと話しながら診療していました。当院でもそんな雰囲気で診療したくて、苦肉の策ですが(笑)、外の感じを出してみました。設備は3D-CTや説明用モニター、個室の診察室などを備えています。治療に使う機器の消毒や滅菌にも配慮し、滅菌機はもちろん、医療器具を準備するスペースも常に清潔にすることを心がけています。あと、カウンセリングルームを造ることにこだわりましたね。

それは、なぜですか?

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患者さまとしっかり話をしないといけないからです。虫歯なら、痛いので治療をしましょうで患者さまは受け入れてくれるのですが、歯周病はサイレントデジーズ(気づかないうちに静かに進行する病気)といわれるようにほぼ痛みを伴いません。なので、自分の状態や必要とされる治療、治療をすべき理由などをご本人に理解してもらわないと、その時は歯科医師に治療が必要だと言われて了承しても、2〜3回で来なくなってしまうのです。歯周病は一旦良くなって、何かあったらまた来ますでは駄目で、健康な状態を維持するためには、2〜3ヵ月ごとにずっとメンテナンスに通ってもらう必要があります。歯周病に限らず、歯科治療ではその必要性を患者さまに理解してもらうことがとても大事ですから、カウンセリングルームは欠かせなかったのです。

治療は、1回に1時間かけてじっくりと

歯周病の治療について、もう少し教えてください。

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歯周病の検査は、初診で必ずします。何の治療をするにしても、歯周病が治療の妨げになるからです。歯周病を放置すると、歯茎から出血しやすい状態になります。虫歯治療のときに出血があると、当然良い治療はできません。また、歯型の型採りをしてもゆがんでしまうため、精密なかぶせ物や詰め物を製作できません。歯を家に例えると、歯周病の治療は家を支えるための基礎工事にあたります。土台としての基礎工事をしっかりと行わなければ、いくら上に豪華な建物を建てたとしても、いつかはぐらついてしまいます。そのため当院では、初診時に問診・口腔内写真撮影・エックス線撮影・歯周病検査を行った上で、歯茎の状態を改善するための歯周基本治療をまず受けていただいてから、虫歯などの治療を行っています。患者さまからすると、「なぜかぶせ物を入れないのだろう?」と思うかもしれませんが、虫歯治療の前に歯茎の治療をある程度進めておく必要があるのです。

ほかに大切にしていることは?

治療計画をしっかりと立てることです。当たり前ですが、痛みがあって来院された患者さまの場合は、まずその痛みを取ることを最優先します。痛みや腫れが改善してからは、精密な計画を立ててから治療をご提案しています。例えば「前歯と奥歯どちらから治療を希望されますか?」と伺うと、ほとんどの方が前歯からの治療を希望されます。しかし前歯は、奥歯がしっかりそろってバランスが取れた状態でないと、いつかはぐらぐらしてしまいます。奥歯から治療を始めることが、より良い結果につながることもあるんです。加えて、歯科治療の難しいところは、治療中でも歯を使い続けること。次回の治療までご飯を食べないでくださいとは言えませんよね。ですから、日常生活になるべく不自由のないように治療計画を立て、治療を進めます。もちろん、患者さまが納得されていないと良い治療はできませんので、ご要望を踏まえた上で治療計画を立案することを心がけています。

診療の枠を1時間取っているそうですね。

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当院ではお子さんを除き、1時間の診療枠を取っています。一般的には30分の治療時間が多いと思いますが、準備や麻酔注射や説明などの時間を除くと、正味の治療時間が15分ほどしか取れません。15分ではなかなか治療も進まず、どうしても慌ただしくなってしまいます。しかし、1時間の診療枠であれば正味の治療時間が45分ありますから、30分の診療枠と比べて3倍のことができ、治療を効率良く進められます。よって、通院回数も少なくて済みます。あとは、可能な限り長持ちする治療を提供することを信念としています。歯を削られたい方はいないと思いますが、再治療を防ぐには削ったほうが良い場合もあります。もちろん削り過ぎは論外ですが、医学的根拠に基づいた上で歯を削り、セラミックなどをかぶせることで、歯の寿命の延伸をめざします。歯を長持ちさせることが治療の目的ですから、必要なタイミングで適切に歯を削ることも大切だと思います。

地元に口の中の健康に対する意識を広めていきたい

先生が歯科医師を志した理由は?

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祖母が眼科医師だったんです。辻堂で開業していたのですが、小さな頃にはそこに入り浸っていて、患者さまに遊んでもらうこともありました。それで、医師って良い仕事だなというのが、幼心にぼやっとありました。それと母親が歯科衛生士でしたので、小学校高学年の頃まで仕上げ磨きをしてもらっていたんです。そのおかげで、ずっと健康な歯で生活できたこともあって歯に興味を持つようになり、中学生の頃には、将来は歯科医師になりたいと思っていましたね。

どのようにリフレッシュしていますか?

海外でも近場でも、毎年家族と一緒に旅行することを大事にしています。熱海や箱根は近いので、日帰りや土曜の診療終わりから日曜にかけて温泉に行ったりしています。あまり根を詰めて診療に影響が出るのも良くないですから、旅行は良いリフレッシュになっています。あとは5歳の息子がいますので、一緒に遊ぶことも。ここにも、たまに連れてくるんですよ。妻が歯科衛生士なので、日曜などに、私が妻に歯のクリーニングをしてもらって、息子はその様子を見ていたりしていますね。

今後の抱負とメッセージをお願いします。

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藤沢では、歯周病や口の中の健康に対する認識をもっと高める必要があると感じています。私は自分の知識や経験、技術を地元に還元したくて開業しましたので、その啓発にも取り組みたいと考えています。歯科医院は、なるべく行きたくない場所だと思います。そんな中で、患者さまは勇気ある一歩を踏み出して来てくださっていますから、来て良かったと思ってもらえるような治療をして、結果で応えられるようにしていきたいですね。そのためには、しっかりと説明をして、目標を立てて、ゴールを見据えて一緒に進んでいくことが一番大切だと思っています。口の中に何か問題や悩みがある方はもちろん、クリーニングや口臭チェックなどでも、ぜひ気軽に当院を受診してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/37万円~(税別)
セラミックインレー/5万円~(税別)
セラミッククラウン/9万5000円~(税別)

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