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丸山 素代 院長の独自取材記事

マルヤマデンタルクリニック

(新潟市西区/小針駅)

最終更新日:2021/10/12

丸山素代院長 マルヤマデンタルクリニック main

新潟市西区の住宅地「ときめき西」を歩くと見えてくる、白を基調としたかわいらしい建物が「マルヤマデンタルクリニック」だ。丸山素代院長が日本歯科大学新潟病院などで研鑽を積んだ後、2018年に開業し、今年で3年目を迎える。診療は夫で歯科医師の丸山昂介先生との2人体制。地域密着型の歯科医院として、虫歯や歯周病、小児歯科、入れ歯、噛み合わせなど幅広く対応する。クリニックの目標は「ときめきと笑顔あふれる歯科医院」。歯と口元を健康に美しくすることで患者の笑顔が増えるようにと、夫婦二人三脚で診療にあたっている。今回は素代院長に開業までの経緯やクリニックの強み、力を注いでいる治療などについてじっくりと聞いた。

(取材日2021年5月31日)

患者一人ひとりとじっくり向き合う丁寧な診療を大切に

歯科医師をめざしたきっかけと開業されるまでの経緯を教えてください。

丸山素代院長 マルヤマデンタルクリニック1

親戚に歯科医師がいたこともあり、小さい頃から身近な職業で、高校時代には歯科医師になろうと考えていました。日本歯科大学新潟生命歯学部に進み、卒業後は研修医を経て、同大学新潟病院に8年間勤め、助教として診療と学生の指導にあたりました。さまざまな患者さんを診療させていただいたと同時に、学生さんの成長を肌で感じられたのが大学病院勤務の醍醐味ですね。一通り経験させていただいた後、診療へ軸足を移そうと市内のクリニックに2年間お世話になり、ちょうどその頃、結婚し、夫婦のタイミングが合ったところで開業を決意しました。開業地は、お互いがなじみのある地域で探す中で、静かな住宅街でありながら通りを1本入ると人通りが絶えない環境が気に入り、こちらの場所を選びました。

清潔感があふれるかわいらしいクリニックですね。こだわっているポイントなど教えてください。

全体的には、いわゆる歯科医院っぽくない雰囲気で、お友達のお部屋に遊びに行ったかのような空間をめざしました。特にお子さんがいつ来られても飽きずに楽しんでいただけるように、待合室にはキャラクターグッズを置いて、季節に合わせて模様替えをしています。また、お母さんの治療中にお子さんに待ってもらうときは、キャラクターをモチーフにしたソファーをそばに置いて、お母さんとお子さんがなるべく離れないよう工夫しています。それから、院内はすべてバリアフリー設計で段差がありません。駐車場から診療室まで車いすやベビーカーでもそのまま入っていただけますので、どなたでも安心してお越しください。

どのような患者さん、主訴が多いですか。

丸山素代院長 マルヤマデンタルクリニック2

小さいお子さんから働き盛りの世代、お年寄りまで幅広い年齢層の方にお越しいただいています。開業する前に予想していたよりも、お年寄りとお勤めされている方が多い印象です。土曜日になると、お子さんの付き添いなどご家族で来られる方が増えますね。主訴として最も多いのは、虫歯や歯の痛みです。また、しばらく歯医者さんに行っていなかったけれども、近くに歯科医院ができたからと検診から始めて、その後定期的に通われるようになる方も多いですね。

主訴だけでなく口腔内全体を診て、健康な状態を維持

どんな歯科医院をめざしていらっしゃいますか。

丸山素代院長 マルヤマデンタルクリニック3

当院の目標は「ときめきと笑顔あふれる歯科医院」です。お口に不安があるとどうしても口元を隠してしまい、気持ちも沈みがちになりますよね。私たちがそのお悩みを解決して差し上げることで、患者さんが安心して自然に笑えるようになり、日常生活の中でも笑顔が増えたらいいなと思って診療に取り組んでいます。そのために、開業当初からお一人お一人とじっくり向き合う姿勢を大切にしています。基本的に予約はお1人1時間の枠を取って余裕を持って治療できるよう努めています。お口の健康管理をすべて任せたい、そう思っていただけるようなかかりつけ歯科医院になれたらうれしいですね。

診療方針について教えてください。

まずは、主訴を治すことが最優先です。それから、お口の中全体を診て、ほかにも悪いところがあればきちんとご説明します。虫歯でもかぶせ物でも土台がしっかりしていないと治療をしても同じような症状を繰り返し起こしてしまいますので、それを止めるために一度口の中の状態を把握していただくことを重要視しているんです。私も主人も大学病院での経験が長いので、口腔内全体を診るのが基本なんです。これ以上治療が必要のないお口を作って健康な状態を維持するという考えは、最初から共通して持っていますね。

クリニックの強みはどういったところにあるとお考えでしょうか。

丸山素代院長 マルヤマデンタルクリニック4

私は大学病院で全般的に診療してきましたので、お子さんからお年寄りまで、また、虫歯や歯周病から入れ歯や予防まで、満遍なく対応できるのが一番の強みだと思いますね。さらに、主人も診療に加わることで、歯周病治療も専門的に対応できるのも大きな特徴です。主人は歯周病が専門で、日本歯科大学新潟病院に籍を置いて診療や研究、学生の指導をしながら、当院で水曜日と土曜日のみ診療しています。大学病院での経験を生かした治療ができたり、連携が取りやすいというのも強みといえます。それから、約40倍に拡大可能なマイクロスコープや歯や顎の骨を立体的に見ることができる歯科用CTを導入していますので、虫歯や根管治療などで精度の高さにこだわった処置が可能です。画像は患者さんにもお見せして、お口の中の状態や治療前と治療後の変化を確認していただくためにも役立っていますね。

歯科治療を通じて、患者の笑顔を増やしていきたい

歯科医師として、どんなときにやりがいを感じますか?

丸山素代院長 マルヤマデンタルクリニック5

健康な状態を取り戻すためのサポートができることです。開業したてのとき、新しく開業したからと検診を受けに来てくださった中に、診察したら実は重度の歯周病だった患者さんがいらっしゃって。その方は、治療を終えた今も検診やメンテナンスなどで定期的に通ってくださっています。そういった患者さんが1人、2人と増えてきているのが、私たちにとってはうれしいことですし、同時に「歯科医師をしていて良かったな」と感じる瞬間でもありますね。

休日はどのように過ごしていらっしゃいますか。健康法などもありましたら教えてください。

私も主人も猫が好きで、自宅で猫を飼っているんです。愛猫と一緒に過ごす時間が何よりも癒やしですね。あとは院内に置いているキャラクターグッズに着せる服を手作りしたり、待合室のデザインを考えたりするのも楽しい時間です。健康のために特に意識していることはありませんが、規則正しい生活を心がけて、常に一定の体調を保つようにしています。歯に関しては、日々のブラッシングやデンタルフロスでのケアに加えて、夫婦でお互いの歯石を取ることもあります(笑)。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

丸山素代院長 マルヤマデンタルクリニック6

地域の皆さんにいつでも気軽にご相談いただけるかかりつけ歯科医院をめざして、患者さんとしっかり向き合い、そのお気持ちに寄り添いながら診療していきたいと思っています。そして、歯と口元が健康に美しくなることで笑顔になる患者さんをお一人でも増やしていきたいですね。また、歯周病治療にも力を入れていますので、近隣の方に限らず、歯周病でお困りの皆さんの手助けもできたらと考えています。気になる症状やご不安なことがあれば、どんなことでも遠慮なくご相談ください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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