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河本 旭 院長の独自取材記事

錦糸町テルミナかわもと眼科

(墨田区/錦糸町駅)

最終更新日:2025/03/03

河本旭院長 錦糸町テルミナかわもと眼科 main

JR中央・総武線錦糸町駅南口の改札口を出てすぐ右手にあるエレベーターを上がり、駅直結の商業ビル4階にある「錦糸町テルミナかわもと眼科」。白を基調に清潔感あふれる院内は、受付から診療室、検査スペースまでゆったりと広く、安心して通院できる環境が整っている。院長の河本旭先生は、病院勤務時代には白内障の手術を数多く手がけ、その経験を生かした見落としのない検査・診断をモットーとしている。最近では子どもの近視矯正を図るオルソケラトロジーや、眼瞼下垂手術の他、結膜母斑といった悩みの相談にも応じている。診療では、患者のつらい症状を自分の身に置き換えて考えることを大切にしている河本院長。クリニックの特徴や同院ならではの診療について聞いた。

(取材日2024年8月28日)

通勤通学の途中で立ち寄りやすいクリニック

駅直結というとても便利な立地が魅力的ですね。

河本旭院長 錦糸町テルミナかわもと眼科1

私自身もそうですが、クリニックに行くためにわざわざ時間を取って行くのは、正直言って面倒ですよね。しかもその時間を確保するのも意外と大変ですから、心配なことがあったときに通勤通学の途中で立ち寄りやすいというのは当院のセールスポイントの一つだと思います。かといって患者さんが学生さんやビジネスパーソンに偏っているわけではなく、小さなお子さんやご年配の方も含めた幅広い世代の患者さんが来院されます。一度当院に来てくださった方がご家族やご友人に当院をご紹介くださり、それで来院される方が増えていって、来てみたらお知り合いやご近所さんがいらっしゃったというケースもかなり多いんですよ。

院内のこだわりについて教えてください。

眼科はご年配の患者さんが多く来られることもあって、もし車いすで来院されても検査室や診察室に付き添いのご家族と一緒に入っていただけるように、患者さんの動線を含め、割と広めのスペースを確保しました。設備面についても、多くの眼科疾患に対応できる眼圧検査、視野検査の機器に加え、各種レーザー、光干渉断層撮影(OCT)装置も先進のものを導入しています。最近では検査機器の精度が上がっているので、疾患の見落としも少なくなってきているといわれますが、検査機器の力を借りつつ、私のこれまでの診療経験も生かして、病気の早期発見・早期治療に努めています。

診療にあたってどのようなことを心がけていますか。

河本旭院長 錦糸町テルミナかわもと眼科2

例えば「目がゴロゴロする」という症状があったとしましょう。その種の目の違和感は、たいしたことないように思われがちですが、ご本人にとってはつらいことですし、病気を心配して不安な気持ちになるものですよね。ですから、私は常に自分の身に置き換えて考え、些細な症状も丁寧に診ていくようにしています。所見があればすべてモニターに表示して、視覚的に現状を確認していただくことはもちろん、強い不安感をお持ちの方に対しては、心配すべき疾患なのか、心配の必要がないものなのかの区別を、患者さんが納得できるところまでしっかりとご説明します。

オルソケラトロジーや眼瞼下垂手術、結膜母斑の相談も

子どもの患者さんも多いと聞きましたが、どんな相談が多いのですか。

河本旭院長 錦糸町テルミナかわもと眼科3

何かに目をぶつけたというような外傷で来院するケースの他、近視のご相談で来られる方が多いですね。今の子どもたちはゲームやタブレットを使った学習など大人同様に目を酷使する生活になっています。お子さんの近視が進んでしまうのではないかとご心配される保護者の方も多くおられます。当院では、寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装着して角膜の形を矯正することで、近視の方の視力補正を図るオルソケラトロジーに力を入れています。オルソケラトロジーは日中を裸眼で過ごせるよう図る矯正法なので、特にスポーツをしているお子さんに適しています。コンタクトレンズをしている目にゴミや砂が入るといったトラブルの心配がなく、安心してスポーツに集中できると思います。スポーツクラブのお友達の紹介やご兄弟でいらっしゃる方もおられます。

こちらでは眼瞼下垂手術も行っているそうですね。

眼瞼下垂は、上のまぶたが下がってきて見えにくくなる病態です。ハードコンタクトレンズの長期使用が原因で生じる場合と、加齢によって生じる場合があります。原因によって手術法が異なりますので、原因を適切に診断し、それぞれに応じた手術を行っています。手術の際は、笑気ガスの使用や、場合によっては鎮静剤を用いるなど、できるだけ痛みや不安を軽減できるよう配慮しています。最近、上のまぶたが重たく感じる、眉毛の高さが左右で違う、おでこのしわが深くなった、肩が凝るなどの症状が気になっているという方はぜひ一度ご相談ください。

最近、結膜母斑という言葉もよく聞くようになったのですが。

河本旭院長 錦糸町テルミナかわもと眼科4

結膜母斑というのは、眼球結膜、いわゆる白目の部分に茶色いしみができている状態です。肌にできるしみと同じようなもので悪いものではありませんが、白い部分にできますので目立ちやすく、見た目を気にする方も多くおられます。当院ではそのような症状のご相談も受けつけていますので、悩んでいる方はぜひ一度いらっしゃってください。

執刀経験を生かした手術適期のアドバイス

先生が医師を志したきっかけについて教えてください。

河本旭院長 錦糸町テルミナかわもと眼科5

記憶をたどると、小学校低学年の頃に大けがをした時の経験が、医療の道をめざそうと思った原体験だったような気がしますね。友達の自転車を借りて砂利の坂道を走っていたら止まらなくなってしまって、転倒したことがあったんです。顔から転んで額に10個以上も小石が入ってしまって。偶然近くにいた方に助けていただいて病院で処置を受けたんです。無影灯の下で横になっている私の処置を手際良く進めてくださる医師がいて、不思議とその光景に恐怖を感じることもなく、子ども心にとても安心したことを覚えています。子どもですから、好奇心からその後もさまざまな世界に興味を持ちましたが、医療物のドラマやドキュメンタリー番組などの影響も受けたりして、中学生になる頃にはやはり医療系をめざしたいという気持ちが明確になっていましたね。

中でも眼科医の道を選ばれたのはなぜですか?

もともとは脳外科に興味があって、顕微鏡を見ながらマイクロサージェリーをやってみたいと考えていたんですが、私が医師になった当時、ちょうど白内障の超音波手術が盛んに行われるようになった時期だったので、眼科にも興味を持つようになって。眼科の実習はブタの目を使って行われるんですが、実際に手術を体験させてもらったところ、初めて見よう見まねでトライした私に、横で見ていた若い先生が「君、すごくうまいよ」と褒めてくださったんですね。その一言がうれしくて、もしかしたら自分は眼科に向いているのかもしれないと思い、眼科の道を選ぶことにしました。

勤務医時代から長年の手術経験があるようですね。

河本旭院長 錦糸町テルミナかわもと眼科6

開業するまでの間は、特に白内障手術に注力してきました。今でも私が手術を担当した患者さんが、神奈川方面からここまで通院してくださったりして、20年来のお付き合いになる方もいらっしゃるんですよ。当院では現在白内障手術は行っていませんが、手術を長年手がけてきた眼科医だからこそ、そうした手術に適したタイミングまで、年齢や職業、生活スタイルに合わせてきめ細かくアドバイスして差し上げることができます。

最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

最近は職場のリモート勤務が増えているせいか、眼精疲労やドライアイ、視力低下を訴える患者さんが増えています。眼精疲労もドライアイも、単なる疲れ目、乾き目ということでは片づけられない問題で、どちらも放置していると、睡眠障害やアレルギー性疾患など別の疾患に発展するリスクがありますから注意が必要です。処方された目薬を使うことはもちろん、まばたきをしっかりすること、十分な睡眠、湿度管理などを意識すれば、症状はより改善に向かいやすくなります。心配なことがありましたら、気軽に立ち寄って相談していただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー(1年間の検査診察代込み)/18万7000円

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