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リスクに配慮した内視鏡検査
専門家に検査してもらう必要性

あさくま医院

(東大阪市/河内小阪駅)

最終更新日:2025/08/13

あさくま医院 リスクに配慮した内視鏡検査 専門家に検査してもらう必要性 あさくま医院 リスクに配慮した内視鏡検査 専門家に検査してもらう必要性
  • 保険診療

内視鏡検査は、胃カメラでは鼻や口から、大腸カメラでは肛門からスコープを挿入して行うため、他の画像検査と比較して患者の精神的なハードルも高い上に、一定のリスクを伴う。将来の健康をトータルで考えると、できるだけ早い段階で受けておきたい内視鏡検査だが、一方で、検査の質や安全性に目を向けたクリニック選びが重要だ。「医療法人啓仁会 あさくま医院」の朝隈豊院長は、大学病院などで数多くの内視鏡検査に向き合ってきたベテランで、一人ひとりの体の状態を見極めて検査を行うスタイルを貫いている。「健康のために受けた検査で体調を崩してしまわないよう、丁寧な検査を心がけています」という朝隈院長に、検査前の診察の重要性などについて聞いた。

(取材日2025年7月11日)

リスクにも配慮しながら、専門家が一人ひとりに合わせた内視鏡検査を提供

Qなぜ内視鏡検査で事前診察が大切なのですか?
A
あさくま医院 患者一人ひとりの体の状態をよく見て、検査を行う

▲患者一人ひとりの体の状態をよく見て、検査を行う

内視鏡検査は、大腸がんや胃がん、ポリープなどを早期に発見するために大切ですが、体内にスコープを入れて行うため、CT検査やエックス線検査よりも事故につながる可能性が高く、慎重な判断が求められます。特に大腸の検査では、腸閉塞などのリスクがある方にいきなり下剤を処方してしまうと、重大なトラブルにつながりかねません。私は大学病院時代から、患者さん一人ひとりの体の状態を見てから検査を行うことを徹底してきました。症状や基礎疾患の有無によっては、内視鏡以外の検査から始めたほうが良いケースもあります。目の前の患者さんにとって適した順序を考えた上で検査をして、早期発見につなげていきます。

Q内視鏡検査を受ける際の流れや対応について教えてください。
A
あさくま医院 当日の検査にも対応可能な同院

▲当日の検査にも対応可能な同院

鼻または口からスコープを挿入する胃カメラは、比較的手軽に受けられるため、当日の検査にも対応可能です。一方、大腸カメラは検査前に腸内をきれいにする必要があるため、通常は1週間ほど前に一度診察にお越しいただき、排便状況や体調、服薬の有無などを確認します。必要に応じて血液検査などを行い、適切な検査日をご案内します。当日は下剤の服用後に検査を実施し、スコープ画像を見ながら所見を説明。組織を採取した詳しい検査が必要な場合は、後日改めて結果をご報告します。すべての流れで丁寧に説明し、患者さんにとって不安の少ない対応を心がけています。

Qこちらで行っている内視鏡検査の特徴を教えてください。
A
あさくま医院 丁寧な説明を心がけ、負担の軽減をめざす

▲丁寧な説明を心がけ、負担の軽減をめざす

当院では、病変の見落としを防ぐことを重視しています。色素散布や特殊光を用いることで、粘膜のわずかな変化も見逃さず、早期発見につなげています。特に色素散布は、手間がかかるため一般的な検査では省略されがちですが、当院では胃がんリスクの高いピロリ菌感染者の患者さんには積極的に用い、丁寧な観察とより正確な診断を心がけています。こうした工夫によって、がんなどの病変を早期に見つけることができれば、手術を行わずに内視鏡で切除できる可能性もあり、患者さんの身体的・精神的な負担を軽減できます。取り返しがつかなくなる前に異常を見つけることが医師としての使命だと考え、検査に取り組んでいます。

Q内視鏡検査を受けるにあたって、どんな準備が必要ですか?
A
あさくま医院 不安なことは、気軽に相談してほしいと話す院長

▲不安なことは、気軽に相談してほしいと話す院長

事前に検査の流れや目的をご理解いただくことが大切です。特に大腸カメラでは下剤の服用や食事の制限などの準備が必要ですが、スタッフがわかりやすくご案内しますのでご安心ください。検査中も「今どんな処置をしているか」を随時お伝えし、不安を感じさせないよう心がけています。また、私自身も実際に麻酔なしで内視鏡検査を経験し、どのような場面で苦痛を感じやすいかを体感し、検査方法を工夫してきました。声かけのタイミングやカメラの動かし方を調整するなど、患者さん一人ひとりに合わせた配慮を行い、「思っていたより楽だったのでまたお願いします。」と言っていただける検査をめざしています。

Q内視鏡検査を受ける際、医療機関はどのように選べば良いですか?
A
あさくま医院 検査前の診察から治療まで、健康へのサポートを行う

▲検査前の診察から治療まで、健康へのサポートを行う

内視鏡検査は一見どこでも同様に受けられると思われがちですが、実際には患者さんの体調や既往歴、服薬の状況によって適切な対応は大きく異なります。例えば、下剤を急に飲むことで腸閉塞を起こすリスクがある方や、炎症を起こしている部位がある方には、検査そのものが逆効果になることも。医師の技術や経験によって検査の質も変わるため、クリニック選びも大切です。私は検査をこなすだけではなく「今必要か」「どう進めるのが最善か」を見極めることを大切にしています。クリニックを選ぶ際は、経歴や在籍していた医療機関の実績を判断の一つにしていただくのがお勧めです。

ドクターからのメッセージ

朝隈 豊院長

病院に足を運んだり、内視鏡検査を受けたりすることに不安や迷いを感じるのは自然なことです。だからこそ、当院は丁寧な説明と対応を大切にしています。バリウム検査で異常を指摘された方や、40歳を過ぎて一度も内視鏡検査を受けたことがない方はもちろん、おなかの不調が気になる方も、ぜひご来院ください。診察の結果「何もなかった」とわかることも、今後の安心につながる大切なステップです。一日でも早く信頼できる医療機関で内視鏡検査を受けることは、将来にわたって健康を守るための第一歩。その一歩が、ご自身の健康を守る大きな力になります。最初はお話だけでも構いません。ぜひ頼りにしていただければ幸いです。

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