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浦野 慎二郎 院長の独自取材記事

うらの歯科

(世田谷区/千歳烏山駅)

最終更新日:2019/08/28

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京王線千歳烏山駅前にある「うらの歯科」は、2018年6月に開院したばかりの新しいクリニック。院内は全体的に木のぬくもりがあふれる落ち着いた空間となっており、良い意味で歯科医院らしくない雰囲気に包まれている。同院をけん引するのは、浦野慎二郎院長。診療では「完璧をめざしたい」と、常に精度の高い治療を追求する真摯な歯科医師だ。そんな院長は、これまで「歯医者が怖い」という患者を多く見てきた経験から、誰もが気負わずに通えるクリニックづくりに尽力。「どんなことでも相談してほしい。僕が患者さんに会いたいんです」と話す姿からは、歯科医師として、より多くの人の口腔環境改善・維持に貢献したいという思いが感じられた。
(取材日2018年8月30日)

いつでも気軽に顔を出せる身近なクリニックをめざして

開院して間もないですが、どんなコンセプトの歯科医院をめざされていますか?

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歯科医院に対して、マイナスイメージを抱いている方って多いですよね。「痛い思いをするのではないか」「何となく怖い」など。当院は、そうした歯科への恐怖心や緊張感を解けるようなクリニックをめざしています。受診を先延ばしにすることで症状はますます悪化してしまいますし、お口の健康状態を維持するには、歯科医院で定期的にチェックを受けることが大切です。そのため、「通りかかったから顔を出してみたよ」という感じで、気兼ねなく足を運べるような雰囲気づくりに努めています。また患者さんとは、単に治療したら終わりではなく、長期的なお付き合いの中で一緒に口腔環境を管理できるような、お互いに信頼し合える関係性を築けたらと思っています。

患者さんとの信頼関係を築くために心がけていることはありますか?

とにかく丁寧に治療をすることですね。僕は、「訴えている症状が改善すればそれでいい」という、淡々とこなすだけの診療ではいけないと思っています。もともと常に100点を求めたい気質だというのもありますが、より良くなる方法があれば患者さんに提案して、じっくり時間をかけてでも精度の高い治療を提供したいんです。実際に大学病院に勤務していた頃から、「もっとこだわればもっと良くなる」というスタンスで治療に臨んできました。すると患者さんが、多少時間がかかっても「先生にお任せします」と一任してくださるようになったり、感謝の言葉や手紙をくださったりして。そうした経験から、丁寧に患者さんに向き合うことで信頼関係が生まれ、その結果、より精度を高めた治療につながると気づけたんです。

コンセプト実現のために、具体的に工夫していることをお聞かせください。

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まずは内装ですね。親しみやすく居心地の良い場所と感じてもらえるよう、医療機関というよりも美容院やカフェのような空間をイメージしました。また、「転院せず通い慣れたクリニックで治療を完結できるとうれしい」というご意見を以前聞いたこともあり、できるだけ一つのクリニックで幅広い症例に対応できるよう専門の異なる先生3人に、大学病院から非常勤で来てもらっています。そのため今は、僕と産休中の妻を合わせて計5人が在籍している形です。ちなみに駅前を開業場所に選んだのも、利便性の面からです。アクセスが悪いと、どうしても足が遠のいてしまいますからね。

専門家の力を借りて患者にとってベストな治療を追求

内装や設備について具体的にこだわったところはどこですか?

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入り口の自動ドアのほか待合室と診療ブースを仕切るドアをガラス張りにしたので、院内の様子が外からでも見えるようになっています。そのため開放感のある造りにして、患者さんができるだけリラックスできるよう工夫しました。また消毒室もオープンになっていて、中の様子を確認できるようになっています。患者さんにとって医療機関の衛生面は見えづらく気になる部分だと思いますので、目の届く範囲としてスタッフが意識することでいつも清潔に保たれ、患者さんの安心感につながればと考えています。一方で各診察スペースは仕切りを立て、窓はスモークにしたり、プライバシー保護にもしっかり配慮していますよ。設備としては、歯科用のCTを導入しています。インプラント治療の際の顎骨撮影だけでなく、なぜ痛みが生じているのかなど、症状や治療についてわかりやすく説明するためにも活用しています。

先生方のご専門について教えてください。

僕と妻、非常勤の先生のうち1人は義歯やクラウン、ブリッジ、インプラントを用いて歯の欠損を補う補綴、他の2人はそれぞれ矯正歯科と歯科口腔外科が専門です。どの先生も僕の考えに賛同してくれていて、優しい人柄ながらも知識・技術の研鑽に熱心。また大学病院に勤務していた頃からの知り合いなので、日々意見交換しながら診療体制の充実に努めています。僕自身、診療は幅広くカバーできるよう勉強を重ねてきましたが、すべての分野を専門とすることは難しいです。それに、大切なのは患者さんにベストな治療を提供すること。例えば歯を失った場合、義歯やインプラントなど複数の選択肢から、その方に一番適した方法を提案するべきですよね。そのため当院では、「この症例はこの分野のプロに任せるほうが良い結果になる」と判断すれば信頼のおける専門家にバトンを渡す、という歯科医療を実践することで、質も患者さんの満足度も高い治療へつなげています。

患者さんと接する上で心がけていることはありますか?

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これも患者さんとの信頼関係に関係することですが、できるだけたくさん会話するよう心がけています。僕たちの理想は、患者さんが健康な歯を長く保ち、失われた歯は適切な材料と方法で補い、いつまでもおいしくお食事をしていただけることです。それを実現するためには、治療の過程でもメンテナンスの過程でも密なコミュニケーションは欠かせませんし、そこから信頼関係が生まれて末永いお付き合いにつながると思うんです。また、例えば口腔環境に影響を及ぼす日常的な癖があるかどうか、ご高齢の方は一人暮らしなのかご家族がいるのかなど、バックグラウンドを知ることが治療を進める上で重要だったりもします。ですから、他の先生やスタッフたちも、積極的に患者さんとコミュニケーションを取っていますよ。あえて指示をしているわけではないのですが、普段から僕が気軽に患者さんやスタッフに話しかけるので、その雰囲気が伝わっているのかもしれません。

真摯な診療姿勢が患者からの感謝・信頼につながった

歯科医師を志したきっかけを教えてください。

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子どもの頃からプラモデルや木彫りをしたり、絵を描いたり、細かい作業が得意でした。自分の納得いくまではずっと手を止めませんでした。このこだわりの強さや手先の器用さは将来に生かせると思えたんですよね。それで、実際に進路を決める際に姉に歯科医師はどうかと勧められて。それがきっかけです。家族に医療関係者がいたわけではありませんが、「得意なことを生かせる仕事に就きたい」という強い思いが夢をかなえる原動力になったと思います。

実際に歯科医師になって良かったと感じたエピソードはありますか?

大学院に在籍していた頃のことですが、入れ歯が合わないと来院された方がいました。その方は、それまで審美的にも噛み合わせなど機能的にも「これ以上の改善は難しい」と言われていたのですが、僕は何とか合う入れ歯を作ってさしあげたいと思い、時間をかけて精一杯取り組みました。すると、完成した入れ歯をとても喜んでくださったんです。その方は今も僕のところへ来てくださっていますが、自分を信頼していただけるのはうれしく、本当にありがたいことですね。それに、技術はもちろんですが、治療に真摯に向き合うという気持ちの部分も大切だと改めて気づかされます。こうした今までの経験を振り返ってみると、歯科医師の仕事は僕にとって天職だと思えます。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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「歯科が怖い」という方を一人でも多く減らせるよう、今後もスタッフ一丸となって、技術的な面はもちろんホスピタリティーの部分でも精一杯サポートしていきたいと思います。「痛い思いをするのでは」「歯磨きがいきとどいてなくて怒られるのでは」「虫歯や歯周病をほったらかしていて恥ずかしい」と不安に感じている方もいると思いますが、僕たちは決して怒ったり責めたりしませんし、治療のスタートはどんな形でも大丈夫です。まずは一歩踏み出して、気兼ねなくクリニックの扉を開けてみてください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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