阪急今津線の逆瀬川駅直結の商業施設。その4階にクリニックを構えるのが「逆瀬川かとう整形外科」だ。院長の加藤勘明（かんめい）先生は、腰を据えて地域医療に携わりたいという思いを持って2018年に同院を開業した。「目の前の患者さんを家族だったらと考えて、寄り添いながら診療していきたい」という加藤先生のもとには、子どもから高齢者まで幅広い年齢層の患者が通う。整形外科は、治療が長くなるケースも少なくない。通い続けてもらえるように、リラックスできる空間づくりにこだわった。子どものケガ、子を持つ母親たちや働き世代の腰痛、高齢者の膝の痛みや骨粗しょう症など、どんな世代でも整形外科は縁深い診療科なのだ。取材では、開業のきっかけや、診療で心がけていることなどをたっぷりと聞いた。

（取材日2019年10月2日）