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斎藤 史武 先生の独自取材記事

なみきばしクリニック

(渋谷区/渋谷駅)

最終更新日:2022/08/04

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渋谷駅新南口から歩いて6分ほど、明治通りと八幡通りが交わる「並木橋」交差点から少し坂を上った場所にあるのが「なみきばしクリニック」。2022年6月に、40年以上の歴史を持つ人工透析を中心とするクリニックをリニューアルし外来部門を拡充。日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医の資格を持つ斎藤史武先生が診療にあたっている。「何科を受診したら良いかわからないような不調も気軽に相談できるかかりつけ医でありたい」と抱負を語る斎藤先生に、クリニックの特徴とめざす医療、今後の展望などを聞いた。

(取材日2022年7月15日)

日本内科学会総合内科専門医が幅広い疾患に対応

これまでのご経歴と外来部門リニューアルの経緯をお聞かせ願えますか。

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医学部を卒業後、大学病院とその関連病院である地域の中核病院で、呼吸器内科を中心とした診療を担ってきました。病院勤務で研鑽を積みましたが、医師を志した当初からイメージしていたのは「街のお医者さん」。患者さんにとって身近なプライマリケアのトレーニングを積むために、先輩のクリニックや小さな病院での診療にも携わってきました。当院は1980年に義父が開院したクリニックで、人工透析を中心に診療してきましたが、昨年夏にクリニックの体制を考え直し、私が外来部門で診療にあたることになりました。リニューアルでは外来部門を3階フロア全体に拡張。4階に更衣室、5階に透析室とすることで、従来の透析ニーズに応えながら、外来診療にも対応できる環境を整えました。

外来部門の特徴を教えてください。

日本呼吸器学会呼吸器専門医として気管支喘息、肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患への専門診療を提供すると同時に、日本内科学会総合内科専門医として、専門性に関わらない症状や病気にもトータルに対応しています。医療の専門分化が進む近年の傾向の中で、「何科を受診すべきかわからない」と悩む患者さんは多くいらっしゃいます。そうした方のご相談を幅広くお受けし、当院で可能な対応を行いながら、必要に応じて適切な医療へと結びつけるという、地域のかかりつけ医の役割を果たしていきたいです。また、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ワクチン接種や発熱者専門の外来診療にも積極的に取り組んでいます。発熱がある方の入口は別に設けるなど、一般の患者さんとは空間を分けた体制を取っているので、安心して受診してください。

設備面でのこだわりはありますか。

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レントゲン検査や心電図、肺機能検査など、呼吸器内科を含む内科の診療に必要な検査体制を整えました。院内迅速血液検査も可能で、糖尿病患者さんのヘモグロビンA1c値など、採血後15分程度でわかるようになっています。治療の経過を診る上でも重要な検査ですが、すぐに結果をご提示することで、患者さんの治療のモチベーション維持をめざしています。

働く人の受診しやすさも考慮し、健康づくりをサポート

骨密度測定装置も導入されているそうですね。

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はい。病院に勤務していた当時、骨折をきっかけに入院し、肺炎などを併発して残念ながら寝たきりになってしまう高齢の患者さんを多く目にしてきました。骨密度の検査は骨折してしまってから受けるのではなく、骨折のリスクを事前に知るために、必要な方には積極的に勧めて検査を受けていただければと思っています。今の状態を把握することで、体を守っていこうと努めることは可能です。予防接種なども同様で、当院では、このように皆さんのヘルスメンテナンスのお手伝いもしていきたいと考えています。

診療室を3室設けていらっしゃるのですね。

渋谷はお住まいの方だけでなくお仕事でいらっしゃる方も多いエリアです。忙しい仕事の合間に受診していただいた方にも迅速に対応できるよう、3つの診療室を設けています。それぞれの部屋はバックヤードで連結されていて、診療室にお入りいただいた患者さんの元へ、私たち医師が移動して効率よく診療できるよう工夫しました。また、お勤めの方の受診しやすさを考え、クリニックの昼休みは午後2時から3時と遅めに設定。夜7時まで診療しているため、昼休みや終業後の時間を利用して受診していただけます。

診療の際に心がけていらっしゃることは何ですか。

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いつ始まったか、どのようにつらいかなど、症状に関する情報を患者さんからできる限り引き出し、適切な対応を見極めることを重視しています。例えば、咳の症状を一つとっても、さまざまな病気の可能性が考られるのです。しっかりと原因を精査し、必要な対応を見極めるためには症状についての豊富な情報が必要です。そして、患者さんの治療に対するお気持ちにも配慮したいですね。不安が大きい方には、検査で客観的に問題ないことをお示しすると、安心につながることもあるでしょう。それから、すぐには対処が必要のない状態でも、今後どのような変化が起こり得るか、どうなったら再受診が必要かといったことまで、できる限り丁寧に説明するように心がけています。

コミュニケーションを大切に、ニーズに応える医療を

医師を志されたきっかけは何ですか。

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小学校の卒業アルバムに、将来の夢として「医師になりたい」と書いていました。とはいえ、その時医療に対して強い思いがあったとは考えづらく、遠縁に医師がいたことからポジティブな印象を持っていたのだと思います。その後、中学、高校と成長していく過程でも、常に医師を目標として思い続けてきたというわけではなく、文系での進学を考えたこともありました。しかし、最終的に進路を決める際には医学部を選択。医師という職業は理系のイメージが強くありますが、臨床の現場ではコミュニケーションが非常に重要です。長年の病院勤務を通して、高齢者を含む患者さんとのコミュニケーションを楽しく感じている自分に気づき、そうした面でも自分に合った職業だと感じています。

学生時代に打ち込んだことや休日の気分転換に楽しんでいらっしゃることは?

中学ではスポーツ系の部活に打ち込んだこともありましたが、高校入学後はバイト三昧でしたね。通っていた塾の先生に声をかけてもらい、高校時代からは小学生に勉強を教えていました。大学時代にも家庭教師などを経験し、「教える」という行為から学んだことも多くあります。気分転換にはフットサルやバスケットボールなどを楽しんできましたが、新型コロナウイルス感染症が流行してからは一切できていません。今後は状況を見ながら、体を動かすことを徐々に再開していきたいと思っています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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当院では病気や健康についての情報提供を惜しまず、患者さんが情報を持った上でご自身で健康づくりや治療の選択をしていけるような、ヘルスメンテナンスの支援をしていきたいと考えています。例えば、タバコを吸う方に禁煙を勧めることはありますが、決して無理強いすることはありません。ただ、喫煙の怖さを知らないまま吸っている状況は避けたいと思うので、少しずつでもしっかりお話をしていきます。また、地域のかかりつけ医として、どんなご相談にも全力で応え、笑顔でお帰りいただけるよう尽力しています。当院で治療が難しいケースでは中途半端な対応はせず、ネットワークを生かして適切な医療機関へとつなげますので、長引く咳など呼吸器内科に関することはもちろん、その他の気になる症状、健康診断での異常などがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

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