全国のドクター14,210人の想いを取材
クリニック・病院 160,268件の情報を掲載(2026年3月18日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 兵庫県
  3. 尼崎市
  4. 塚口駅
  5. 阪急つかぐち内科クリニック
  6. 平山 顕嗣 院長

平山 顕嗣 院長の独自取材記事

阪急つかぐち内科クリニック

(尼崎市/塚口駅)

最終更新日:2026/03/11

平山顕嗣院長 阪急つかぐち内科クリニック main

阪急神戸本線の塚口駅から徒歩1分、ビルの3階に「阪急つかぐち内科クリニック」はある。院内はホテルのような落ち着いた雰囲気で、病院特有の緊張感を感じさせない。2025年に開業した同院の院長を務める平山顕嗣先生は、東日本大震災の被災地で救急と訪問診療に携わり、4年間昼夜を問わず働き続けた末に体を壊して一度は医師の職を離れた経験を持つ。営業や飲食など他業種を経て「やっぱり医療が好き」と気づき復帰した平山院長は、場所にこだわらない医療を掲げてオンライン診療に注力。睡眠時無呼吸症候群の治療をスムーズに行うための体制も整えた。「健康になること」を診療のベースに据える平山院長に、その思いを聞いた。

(取材日2026年2月20日)

父への憧れから医師に。一度離れて再び医療の道へ

先生が医師を志されたきっかけを教えてください。

平山顕嗣院長 阪急つかぐち内科クリニック1

きっかけは2つあります。まずは、小さい頃に喘息で入院したとき、小児病棟で友達ができたことです。退院できない彼が「旅行に行きたい」と話すのを聞いて、「じゃあ僕が病気を治します」と約束しました。その時の想いが、医師を志す原点になっています。そして決定的だったのは、開業医だった父と外食したときのこと。白衣を着ていない父に、小さな子どもたちが「先生、先生」とワーッと寄ってきたのを見て、多くの人に慕われる職業なんだなと心から感じました。その光景は今でも鮮明に覚えています。

これまでどのようなキャリアを積んでこられたのでしょうか。

実家が町の開業医だったこともあり、全身を診られる医師になりたいと思っていました。訪問診療にも携わる中で、家族も含めた心のケアの大切さを学びましたね。東日本大震災では被災地支援で東北に向かい、救急医療と仮設住宅への訪問診療という二足のわらじで働きました。その後、関東の病院に移ってからも「自分が頑張れば誰かが助かる」という思いで、4年間昼夜を問わず働き続けた結果、体を壊してしまったのです。一度は医師の職を離れ、他の仕事も経験しました。でも結局、やっぱり純粋に医療が好きだったんですね。自分が積み重ねてきた知識や経験を患者さんに還元したいという思いから、再び医師の道に戻ることを決めました。

こちらで開業された経緯をお聞かせください。

平山顕嗣院長 阪急つかぐち内科クリニック2

ご縁があってこの場所に決まりました。実は、前職場の同僚と、こちらの前院長の義理の娘さんが同僚だったことがきっかけです。実際に来てみると、前院長をはじめ、スタッフの皆さんがとても患者さん思いで接遇もしっかりしていて、この方々と一緒に働きたいと思いました。地域の方々も、熱心に話を聞いてくださる人が多かったのも決め手です。開業したいとずっと思っていたわけではありませんが、自分がめざす医療を実現するには開業が一番患者さんと近くなれると考えました。当院では呼吸器内科をベースに、自由診療と保険診療のハイブリッドでシームレスな診療をめざしています。病気の方だけでなく健康増進をめざす方にも、それぞれに合った医療を提供していきたいと考えています。

場所にこだわらない医療で、根本から健康をサポート

診療において力を入れていることを教えてください。

平山顕嗣院長 阪急つかぐち内科クリニック3

オンライン診療に力を入れています。そもそも自分が患者だったら、病院で長時間待つのが嫌なんです。風邪の人が多くいる中でお薬をもらうために半日かけるのは、どうしても納得がいかなかった。仕事はリモートになっているのに、なぜ医療だけリモートにならないんだろうとずっと思っていました。オンライン診療なら場所にこだわらず、少し時間があればお薬を処方できます。当院ではスマートな受診につなげるためにアプリを導入していて、予約から診察、決済までスマホで完結し、お薬も自宅に届くシステムを整えました。お子さんがいて外出できない方や、状態が安定している生活習慣病の方にはとても便利だと思います。もちろん対面でお話ししたほうが伝わることもありますから、来院していただくのも大歓迎です。

睡眠時無呼吸症候群の診療についてお聞かせください。

こちらの診療は、オンラインで対応できる体制を整えています。この疾患は検査機械をつけて無呼吸があるかをチェックする必要があるのですが、その検査に至るまでのハードルが高いんですね。特に長距離を運転されるドライバーの方々は、月に1回しか自宅に帰れないこともある。その貴重な1回を病院に使ってしまうのはもったいないと思うんです。そこで機械を貸し出し、結果はこちらで確認した上でオンラインで説明する仕組みにしました。1回も来院しなくても治療できるシステムをめざしています。高速バスの事故など睡眠に起因する問題は少なくありません。危険な状態になる前にサポートできれば、それこそ医師冥利に尽きますね。また当院は大阪府トラック協会が指定する医療機関に含まれているため、条件を満たせば睡眠時無呼吸症候群の検査について助成を受けることが可能です。

診療において大切にされていることは何でしょうか。

平山顕嗣院長 阪急つかぐち内科クリニック4

病気だけを診るのではなく、健康になっていただくことが自分の診療のベースです。西洋の薬は血糖値や血圧を下げることはめざせますが、体質までは変えられません。根本が変われば薬を減らすことにつなげられるということを、もっと知ってもらいたいと思っていますので、当院では管理栄養士を採用して専用の栄養指導室を設け、体組成計で筋肉や脂肪の状態を詳しくチェックできる環境を整えました。また先進のエコーで脂肪肝の状態を数値化できるので、今どのような状態かご自身で把握していただくことができます。近年はC型肝炎だけでなく、食べすぎによる非アルコール性脂肪肝が肝臓がんの原因になる例が増えていますので、近隣のジムとも連携し、検査と併せて運動や栄養指導で未然に防ぐことを大切にしています。

地域全体を健康に。選ばれるクリニックをめざして

院内の雰囲気やスタッフさんについて伺えますか。

平山顕嗣院長 阪急つかぐち内科クリニック5

正直、私自身が病院の雰囲気があまり好きではないんです。白衣を見ると血圧が上がる方もいるくらいですから、できるだけ緊張感のない空間にしたいと思いました。当院は自由診療も行っているので、病気ではない方も来られます。どんな方でも違和感なく過ごせるよう、ホテルのような落ち着いた内装にしています。バリアフリー設計で、独立パウダールームも設置しました。スタッフは前のクリニックからそのまま引き継いでいますが、皆さんもともと接遇がしっかりしていて、患者さんの名前を覚えるような温かい対応をしてくれます。デジタルが苦手な高齢の方にはスタッフが手取り足取りアプリの設定をお手伝いしますし、電話予約も可能です。ご本人がやりやすい方法を選んでいただけます。

今後の展望についてお聞かせください。

オンライン診療に力を入れて、病気にならない、なっても軽症で済むような形をめざしていきたいです。できるだけ遅い時間までオンラインで対応したいという思いがあり、当院では23時までオンライン診療を行う体制を整えています。スマホとクラウドのシステムさえあれば、夜や土日でも診療できますから。また、クリニックだけが発展しても意味がないと思っていて、この地域全体をもっと良い街にしていきたい。せっかくここで開業したので、整形外科や消化器内科の先生、ジムなど健康を支えられている方々ともっとつながっていきたいんです。自分一人でできることは限られていますから、できることはできる方にお願いして力を借りたほうが、皆さんが良い状態に早く進めると思っています。そうした連携を少しずつ広げていきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

平山顕嗣院長 阪急つかぐち内科クリニック6

昔と違い、今はご自身に合う先生を選べる時代になりました。腕が立つ先生が、その人にとって必ずしも良い先生とは限りません。人と人ですから相性もあります。だからこそ、私自身も「選ばれる医師」でありたいと考えています。医師を離れて接客業を経験したことで、患者さんを「お客さま」として丁寧に向き合う姿勢が身につきました。「この先生に診てもらいたい」と思っていただけるよう、一人ひとりを大切にする診療を心がけています。また、正しい知識を届けることも大事な役割だと考えています。当院には管理栄養士が在籍しており、保険診療内で栄養指導を受けられます。ネットでは得られない専門的な知識をプロから直接聞けますし、体組成計で自分の体を知ることもできます。毎日体重計に乗る、水をしっかり飲むなど、小さな行動で十分です。まずは一つ意識することから始めてみてください。その積み重ねが、無理なく習慣へとつながっていきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

プラセンタ注射(1本)/500円~

Access