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患者の生活背景や心身への負担にも配慮した
白内障手術

千川あおぞらクリニック眼科

(豊島区/千川駅)

最終更新日:2024/12/13

千川あおぞらクリニック眼科 患者の生活背景や心身への負担にも配慮した 白内障手術 千川あおぞらクリニック眼科 患者の生活背景や心身への負担にも配慮した 白内障手術
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年齢とともに水晶体が白く濁り、視力が低下する白内障。80歳代以上ではほぼ100%罹患するといわれている。さらに、目の奥にある黄斑に膜が張る黄斑前膜や、硝子体出血という病気を患う人もいるため、その場合は硝子体の手術が必要となる。「千川あさひ眼科」では、白内障と硝子体の手術を同時に行うことが可能だ。豊富な白内障手術の経験を有する医師が、先進の機器を用いて低侵襲手術をするため短い時間で終わり、術後の早期回復も見込める。また生活の質を高めるために、患者一人ひとりの希望や生活背景にしっかりと配慮した治療を行っている。「患者さんの状況をしっかりと確認し、あくまで日常生活に支障がある方に手術を勧めています」と語る岡野先生に、白内障手術のメリットや受診のタイミングなどについて聞いた。

(取材日2024年11月29日)

熟練の医師による、先進の機器を用いたスピーディーな手術。白内障と硝子体を同時に手術することも可能

Qこちらで受けられる手術について教えてください。
A
千川あおぞらクリニック眼科 患者に合わせて治療法を提案する

▲患者に合わせて治療法を提案する

白目と黒目の境に2.4ミリの傷を開けて機械を入れ、白内障によって濁った水晶体を砕いて吸い取り、人工レンズを挿入するための手術を10分~15分で行います。当院では、白内障と硝子体の同時手術が可能です。目の奥に黄斑という部分があり、そこに膜が張る黄斑前膜という疾患がある場合、硝子体手術により視力が上がることが期待できます。硝子体に出血がある場合も同時に手術を行います。硝子体手術ができるクリニックはあまり多くありません。大きな病院では入院する必要がありますが、当院は日帰りで同時手術可能。眼内レンズには単焦点レンズ、多焦点レンズ、乱視矯正レンズがあり、検査結果と患者さんの希望に合わせて選択します。

Q手術はどのようなタイミングで受けるのが良いですか?
A
千川あおぞらクリニック眼科 白内障手術では患者の負担に配慮する

▲白内障手術では患者の負担に配慮する

60歳以上の方だけでなく若い方でも糖尿病、近視が強い人、ステロイドを使用している人などは白内障になりやすいです。アトピー性皮膚炎で目をかくと、それが刺激になって白内障になることもあります。かすんで見える、すりガラス越しのように見える、まぶしい、夜になると見えづらくなる、二重に見えるといった症状がある人は、一度受診することをお勧めします。受診していきなり手術することはないので、ご安心ください。患者さんの状況をしっかりと確認し、あくまで日常生活に支障がある方に手術を勧めています。視力が悪くてもまぶしいなどの症状がなければ無理に手術は勧めませんし、反対に視力が良くてもまぶしい場合は手術も可能です。

Q患者さんの心身の負担に寄り添った手術をされているそうですね。
A
千川あおぞらクリニック眼科 患者との信頼関係を大切にしているという

▲患者との信頼関係を大切にしているという

当院では、先進の手術装置を用いた手術を行っています。従来の手術と比較して器具を差し込む入り口が非常に小さいため、無縫合で手術を終えることが可能です。これにより術後の早期回復が見込め、目の違和感や炎症の大幅な軽減が望めます。また、手術は眼圧を上げた状態で行い、顕微鏡の光も当たり、時間がかかると目に負担がかかってしまうため、当院では熟練した医師が短い時間で手術を行います。その上で、患者さんへの精神的なケアも重視しています。医師だけでなく総合病院の手術室で働いていた看護師も、目の手術に不安を感じる患者さんにしっかりと説明をします。「これからレンズを入れますよ」といった手術中の声かけも丁寧に行います。

Q手術を受けるメリットを教えてください。
A
千川あおぞらクリニック眼科 早期発見、早期治療でリスク軽減につながる

▲早期発見、早期治療でリスク軽減につながる

明るく濃淡がはっきりすることが望めますし、多焦点レンズを入れると眼鏡が不要になるなど、生活の質の向上に期待ができます。視力が低下すると脳への刺激が少なくなり、認知症が進みやすいです。認知症によって寡黙だった方が術後、よく話すようになるケースもあるようです。また白内障の手術前に眼底検査を行うことで、黄斑前膜や緑内障など他の疾患が見つかることも。その場合、ご本人は「見えるのに」と思われたとしても説明をした上で手術をお勧めします。なお、白内障の進行で緑内障発作を起こすこともあり、その場合も視力が良くても手術を勧めることがあります。進行すると手術の難易度も上がるため早期に手術をすることが大切でしょう。

Q白内障手術をする際に大切にされていることを教えてください。
A
千川あおぞらクリニック眼科 視力が低下した人に配慮され、広々としたバリアフリー設計の院内

▲視力が低下した人に配慮され、広々としたバリアフリー設計の院内

手術前に患者さんの生活背景を詳しく聞いています。例えばもともと近視の人に、遠くを見るためのレンズを入れてしまうと、それまでと見え方が逆になって見づらくなってしまいます。レンズの入れ替えは基本的に行わないので、よく話し合ってその方に適したレンズを選ぶことが大切ですね。元々の目の状態を考慮した上で、距離の調節は患者さんの趣味などに合わせるようにしています。本を読みたいのか、料理したいのかなどによって、焦点を合わせたい距離が異なりますから。術後の見え方については徹底的に説明していますので、些細なことでも気になることなどがあれば気軽に聞いていただきたいです。

ドクターからのメッセージ

岡野 夏海院長

目の手術というと怖いと感じると思いますが、きちんと検査をし、熟練した医師が手術しますので、気軽にご相談ください。受診だけでもしていただければ、状態を確認できます。術後はよく見えることが期待できるため、眼科から足が遠のくかもしれませんが、術後数年すると、後発白内障といって水晶体が入っている嚢の部分が濁る症状が現れることがあります。その場合、外来で5分程度のレーザー治療で改善が見込めます。他の疾患が現れる可能性もありますので、術後も定期的に眼科を受診していただいたほうが良いでしょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズ/29万円~

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