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白 京大 院長の独自取材記事

表参道HAKUデンタルクリニック

(港区/表参道駅)

最終更新日:2021/01/13

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駅から徒歩1分ほどの交通至便な立地にある「表参道HAKUデンタルクリニック」。洗練された街にあるクリニックではあるが、審美が中心の歯科医院ではない。「歯を白くするのをきっかけに通ってくれてもいい。でも、それで終わりではなくて、もっと全身の健康への意識を高めてほしい」。そう語るのは院長の白京大(はく・けいだい)先生。白院長が開院時から掲げる同院のコンセプトは、歯の機能美・健康美を兼ね備えた「健康審美歯科」だ。歯科診療を通じて全身の病気にも注意を払うなど、多様な歯科医療を提供する院長に、じっくりと話を聞いた。
(取材日2014年9月16日/情報更新日2020年8月5日)

歯科医師の視点から全身の健康についてもアドバイス

開院するまでの経緯や貴院の特徴を教えてください。

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父が医師だったので、若い頃から医療の仕事をしたいと思っていたんです。その中で、周囲に歯科医師がいなかったため、この分野をめざそうと考えました。物作りが好きで、手を動かす仕事をしたかったこともあります。当院はもともと、お世話になっていた医療法人を引き継ぐ形で渋谷区の松濤で開院し、10年目となる2013年に現在の場所に移転しました。10年という節目の年に設備を一新し、患者さんがより通いやすい場所に移りたかったのです。大通りに面する場所に移転したことで、近くのオフィスに勤める方が増え、女性が7~8割だった患者層も今では男女同じくらいです。場所柄か、治療への意識の高い患者さんは多いですね。治療に使う材料にしても、色だけでなく素材を指定されることもあります。ただ、単に歯をきれいにして終わりではなく、それをきっかけに機能美・健康美を兼ね備えた「健康審美歯科」を実現していくことが大事だと考えています。

「健康審美歯科」とはどのようなものでしょう?

これは、私が開院当初から掲げているコンセプトです。健康できれいな歯を保つために、虫歯や歯周病を治療するだけではなく、噛み合わせのケアも含め、予防や管理をトータルで行うというものです。審美的な治療というと特別な治療だと誤解されますが、健康美は特別なことではないですよね。そう考えると、審美歯科は歯科治療が最終的にたどり着くところだと思うのです。女性は人から頼まれて美容院へ行くわけではなく、自分から「髪を切りに行こう」と予約します。それと同じように、きっかけは「歯を白くしたい」という美への欲求でも構わないので、歯科医院にも進んで足を運んでほしいと思っています。そこから健康美への意識につなげてもらえたらいいですね。

口腔内だけでなく、全身の健康も意識して診療を行っているのだとか。

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はい。例えば、糖尿病や脳血管障害、心臓病など口の中の健康が影響を与える病気は案外多いのです。ただ、その知識が患者さんに浸透しているわけではありません。そこで当院では、歯を白くしたいと思って来院した方にも歯周病の検査をさせていただきます。口内環境を整えることで、全身の健康管理にも注意を向けてもらいたいのです。特に、睡眠時無呼吸症候群は私が気をつけている病気の一つです。いびきや口の中の乾燥といった症状を起こしますが、自分ではなかなか気づけないんですね。この病気の方は特徴的な歯並びや口の形をしていることが多く、「いびきをかいていませんか」など、私からの問いかけで耳鼻咽喉科に通い始める方もいらっしゃいます。専門の科にかかるより歯科に通うほうが身近ということは他にもあると思います。歯科医師は歯の健康を守るだけではなく、活躍すべき場所はまだこれから広がっていくのではないでしょうか。

デジタル機器を活用し、先進的な治療にも取り組む

デジタル化に対応した歯科診療を行っていると伺いました。

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ここ数年で歯科を取り巻く環境は大きく変わってきました。その一つが、歯科治療のデジタル化です。当院でも早期から新鋭のデジタル機器を取り入れて、積極的に活用しています。従来の歯科治療は、歯科医師の経験や感覚に頼る部分が大きかったのですが、デジタル機器を導入することにより、安全性や正確性を追求しながら、効率的に歯科治療を進めていくことが可能になってきました。

具体的に、どのような機器を使うのですか?

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例えばインプラント治療においては、まず歯科用CTと口腔内スキャナーでデータを採り、コンピュータ―上でシミュレーションを行ってから、3Dプリンターでサージカルガイドを作製します。サージカルガイドは、手術時にインプラントを埋入する適切な位置や深さを明示する役割を担います。こうした先進の機器を活用した作業により、条件さえそろえば歯茎を切開・縫合することなく、短時間でインプラントを埋入することもできるようになりました。当院でのインプラント治療はこの手法が主流となっています。

口腔内スキャナーについて教えてください。

今後、大きく歯科治療が変わっていく上で重要なのが口腔内スキャナーの普及ではないかと思っています。口腔内スキャナーを活用した型採りは、従来のやり方とは異なり、カメラで撮影することで、口の中の状態を3Dのデジタルデータとして取得していきます。現在、私のクリニックでは2台の口腔内スキャナーを使い分けています。一つは先ほどもご紹介したインプラント治療での使用や、クラウンといったかぶせ物の型採りなどに使い、もう一つはマウスピース型装置を用いる矯正で使います。こうした矯正では3Dデータをもとに、その場で矯正後の歯並びをシミュレーションすることも可能です。終了時のイメージを事前にお伝えできるのもデジタル時代ならではといえるでしょう。

健康寿命延伸にも貢献する、かかりつけ歯科の重要性

これからの歯科医院の役割について、考えをお聞かせください。

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当院では、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所として虫歯・歯周病の重症化予防に力を入れています。例えば、どんなに高い車を買っても、メンテナンスせずに放っておいたらどんどん悪くなっていってしまいますよね。やはり定期的なメンテナンスあってこそなんです。これは初めにしっかり患者さんに理解してもらっています。今までは、治療が終わって歯がきれいになったからこれで終わりだ、と思ってしまう患者さんが多かったのですが、実はそうではなく、本当は治療よりも予防にお金を使ってほしいくらいだと思っています。歯科医院は、どうしても痛くなってから訪れがちな場所ですが、そうすると行き当たりばったりの治療になってしまうことも少なくありません。そうではなくて、患者さん一人ひとりに合わせたゴールをきちんと設定して、そこに向かって予防やメンテナンスを含めた治療を一つ一つすることが歯科医院の役割として大事だと思います。

患者の意識を喚起するために工夫されていることはありますか?

治療の時、当院では患者さんの口腔内の写真を撮ってプリントアウトしたものをお渡ししています。口の中の様子について、口頭で説明するだけではなく、見せてあげることも大事だと思うからです。そうすると、最初は悪い箇所の治療で来たのに、審美面の大切さにも気づき、トータルな治療を望まれる方もいらっしゃいます。見えるところは気になっても、口の中は見えないから気にしないという方も、写真を見ることで気づかれるようです。誰もが持つ美意識に目を向けてもらうことが大切だと思っています。

最後に、これからの展望について教えてください。

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今すぐというわけではないですが、訪問診療をやっていきたいです。長いお付き合いの患者さんもお年を召されてきました。そうした方を最後まで診ることを考えると、やはり訪問診療は必要だと思います。私がやりたいのは、ご自宅での手厚い診察です。今後はこの分野にも注力していきたいですね。表参道のような場所にあるクリニックだと、そうしたことを考えているとは想像がつかないかもしれません。でも当院は審美的な歯科に特化しているわけではないんですよ。クリニックは医療サービスを提供する場所です。サービスである以上、患者さんの求めに応えていきたいですね。当院が土日に開いているのも、自分が休みの日に歯科医院がお休みだったら通院できないという思いからです。困っている人に手を差し伸べるのが本来の医療の在り方ですし、それを実践していけたらと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/25万円~
歯列矯正/全顎矯正 70万円~
マウスピース型装置を用いた矯正/30万円~
虫歯治療後に金属の詰め物を使わないメタルフリーの治療/4万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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