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斉藤 進之介 院長の独自取材記事

ユアーズオーラルクリニック三宮

(神戸市中央区/神戸三宮駅)

最終更新日:2020/04/01

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各線三宮駅から歩いて7分。2017年、神戸三宮センター街の一つ南の筋の2階に開業した「ユアーズオーラルクリニック三宮」は、現役のビジネスパーソンや学生などを中心に、比較的若い層の患者が訪れる都会派の歯科クリニックだ。「時間が合わなくて歯科に通えない、近くに適当な歯科医院がないといった患者さんを、何とか治療に結びつけたいというのが開業のコンセプトです」と、斉藤進之介院長は確かな口調で語る。その胆の据わった発想や行動力にはぶれがなく、常に本音で向き合う姿勢が垣間見える。そんな斉藤院長に、斬新とも思えるクリニックの体制や診療に対する考え方、具体的な取り組みなどを聞いてみた。
(取材日2018年10月19日)

診療時間という問題をマンパワーで解決

こちらには、どのような患者さんが来られますか?

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三宮の中心街ということもあり、患者さんは現役でお仕事をしている方や学生さんなど若い層が中心です。地域に根づいたかかりつけの歯科医院というイメージとは少し違いますね。それだけに、さまざまな方がやって来られますので、できる限りそれに応えられるよう診療メニューは幅広くカバーしています。一応キッズルームも用意したのですが、子どもの患者さんは思ったより少なくて、今後は小児歯科や、小さなお子さんをお持ちの患者さんの診療にも積極的に力を入れていきたいと考えています。

朝早くから夜遅くまで、土曜や日曜、祝日も診療していますね。

歯科に限らず、働くということは誰かに必要とされることだと思っています。ですから、どんな歯科医師が必要とされているのかを考えた結果です。治療がうまい、下手という前に問題なのは、歯科受診率がわずか1%という日本の現状です。残りの99%の人がなぜ歯科医院に行かないのかといえば、行きたくても行けない。要は、日曜に開いていなかったり、仕事終わりでは間に合わなかったり、予約が取れなかったりという問題があるからです。そこで皆さんがなるべく通いやすい場所に開業し、土曜、日曜、祝日も診療日にして、朝8時から夜9時まで開けるようにしたわけです。

診療体制を維持するのは大変ではないですか?

まずネックになるのは歯科医師をはじめとするスタッフの勤務体制の問題ですが、人数さえ確保できれば解消できるのではないかと考えました。その結果、現在、当院には私を含めて11人の歯科医師がいます。1人では絶対にできませんからね。妻も歯科医師なのですが、最初はそれこそ私たち夫婦にもう1人を加えた3人だけでスタートし、開業してからしばらくの間、私は院長室に寝泊まりしていました。始めからそれを覚悟して、院長室にベッドやシャワー室も用意していたんです。現在は近所のマンションから通っていますが、それができるようになったのは数多くの歯科医師が集まってくれたからです。

それだけの歯科医師がよく集まりましたね。

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希望のシフトで働けることが当院一番の特徴なんです。人脈に関していえば、現在の歯科医師の約3割は神戸大学の口腔外科から来てくれています。私の同級生がそこに勤めていて、彼の紹介によるところがかなり大きいですね。また、ここで働くようになった歯科医師がまた別の歯科医師を連れて来てくれるなど、信頼関係を中心に成り立っている部分が強みであると考えています。

他の歯科医師の手本となる治療を理想に

こちらの診療の特徴を教えてください。

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いわゆる一般歯科や予防歯科、インプラント治療、審美歯科、ホワイトニングから矯正まで、歯科で対応できる診療メニューは一通りそろっています。どれに特化してということではなく、オールラウンドかつハイレベルにというのが私たちの診療の基本です。現代は歯科治療の選択肢がたくさんありますから、それを患者さんにきちんと提示して、内容をしっかり説明することが大切ですね。歯科によくあるフレーズですが、本気でやろうとすると実に大変なんです。それぞれの治療のメリットやデメリットをちゃんと理解していただかなければ選択のしようがありませんから、わかりやすく説明することがとにかく大切だと思っています。

スタッフ間で取り組んでいることはありますか?

当院は担当医制ではなく、どの患者さんをどの歯科医師が担当するかはその時の状況次第です。そういう意味では、情報の共有や引き継ぎが非常に重要となります。そこで活躍するのがメモ書きといいますか、とにかく話したことをできるだけ記録に残すことです。そうしておけば、いつ誰がどんな話をして患者さんがどういう認識をされているかがひと目でわかりますし、あとは誰が治療やメンテナンスを担当してもやることはだいたい同じです。バタバタすることもありますが、ちょっとした混乱やエラーの一つもなければシステムとして洗練されていきません。患者さんには少しご迷惑をおかけしますが、足りない部分を反省しながら成長を重ねていくのも大切なことだと考えています。

院長自身はどのような治療を心がけていますか?

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私が治療した患者さんを、その後に当院の勤務医が診ることもあれば、場合によっては他の歯科医院さんが診ることもあるでしょう。そのときに私の治療痕を見て、「ああ、こんな治療がしたいな」と思ってもらえる、他の歯科医師の手本になるような治療を続けていきたいと思っています。若い歯科医師の中にはあと一歩足りない部分もあるでしょうが、誰でも、いきなり完成されるわけではありません。より早く成長していけるよう、歯科医師の指導に関しては、歯科医師同士が意見交換する場をもっと強化していこうと考えているところです。

歯科医院未受診の人たちに来てもらえる歯科医院に

院長が歯科医師になったきっかけは?

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母が歯科医師だったので、それが一番のきっかけですね。建築にも興味があって、建築関係の仕事をしたいと考えていたこともありました。実は、院内の設計はすべて私が中心になってつくり上げたものです。私は、患者さんとスタッフの動線が入り乱れるのがすごく嫌なんですね。ですので、ここのチェアの配置やアイランド構造、動線のとり方などは、2つのクリニックを開いた経験から、これがベストだろうという造りになっています。

診療で日々お忙しいとは思いますが、仕事以外で楽しんでいることはありますか?

兵庫県歯科医師会にボウリング部があるのですが、私が部長を務めています。毎年、歯科医師だけで開く親善ボウリング大会が全日本や西日本などいろいろあって、多い時は150〜160人ぐらいが参加します。実は私は学生時代もボウリング部で、妻は部活の後輩なんです。妻は基本的には僕の実家の歯科医院に勤めていますが、ここでも歯科医師業務と事務を手伝ってくれています。子どもは7歳の長男と、4歳と1歳の女の子。休日には家族総出であっちこっち出かけていますよ。ボウリング大会にも家族全員で行きますし、妻が千葉にあるテーマパークの大ファンなので年に1回は連れて行ったりで、休日も忙しいですね(笑)。

最後に、今後に向けた展望などをお聞かせください。

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今後、患者さんから必ず求められる部分として、将来は自費診療専門のクリニックをと考えています。もちろん、よりハイグレードな技術が求められるでしょうし、それなりのリスクもあると思いますが、そうやってはっきりと分けたほうが安心していただけますし、患者さんのメリットもあるのではないかと思います。あと、今はかなり患者さんがあふれてしまっていて、申し訳ないことに予約サイトからの患者さんを断っている状態です。診療チェアの数が足りず、これではいけないということで、現在対策を急いでいるところです。とはいえ、おかげさまでこれだけたくさんの患者さんに来ていただけるようになりました。受診率1%などという、あり得ない状態を少しでも改善することが私たちの使命であり、また喜びであると考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円前後(1本)、矯正治療/20万~50万円、セラミックインレー/4万円、ホワイトニング/4980円

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