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廣田 正毅 院長の独自取材記事

ひろたまさき歯科

(福岡市南区/高宮駅)

最終更新日:2020/07/09

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西鉄バス・長丘五丁目停留所から徒歩7分の「ひろたまさき歯科」は、通り沿いに位置しており車でも来院しやすく、駐車場は5台分備えている。廣田正毅院長が2017年に開業した同院は、一般歯科や口腔外科、審美歯科、小児矯正など幅広く対応できることから、世代を問わず患者が来院する。廣田院長は「当たり前のことを当たり前にする」ことを大切にしており、特にさまざまな応用の技術となる基礎について研鑽を積んできた。診療の中では、セラミックの補綴物をきれいに仕上げること、子どもの床矯正も得意としている。歯科衛生士は患者ごとの担当制で、豊富な知識の習得と気遣いを心がけている。日に焼けた姿から健康的で爽やかな印象を受ける廣田院長に、診療方針や今後の展望などを聞いた。
(取材日2020年6月16日)

幅広い世代・分野に対応できる基礎を徹底した治療 

この場所で開業した理由を教えてください。

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私は、当院がある長丘の隣町である長尾で生まれ育ちました。祖父母の家も長丘から近い西長住でずっとなじみがある土地でしたので、開業はこの土地でしか考えていませんでした。私が子どもの頃、当院がある場所の近くのプラモデル屋さんに毎週通っていました。歯科医師だった父は、そこでの買い物に関しては「好きなのを選んでいいよ」と許容範囲が広く、今振り返ると、歯科医師に必要な手先の器用さを養わせる父の戦略だったのかなと思いますね(笑)。

清潔感があり、落ち着ける雰囲気の内装ですね。どんな世代層が来院するのですか?

優しく入りやすいアットホームな雰囲気になるよう意識しました。待合室にはキッズスペースを置き、子どもの患者さんがリラックスして過ごせるようにしています。クリニックの奥に進めば進むほど先端の治療ができる機器をそろえています。当院には0歳~80代まで幅広い世代の方が来院されます。今日だけでも、1歳半~87歳までの方が来られました。私が以前勤務した北九州市の筒井歯科・矯正歯科医院は夫婦ともに歯科医師で、旦那さんが審美歯科、奥さんが矯正を専門にし、幅広い世代の方を診ていました。歯科技工士の方も在籍していたので、歯の模型の処理、型採り、削り方なども学びました。歯の治療は何よりも基礎の積み重ねが大切です。基礎ができていないと新しい技術を教えてもらっても身につかないですからね。筒井歯科・矯正歯科医院と父に歯科医師としての基礎を叩き込んでもらったことで今の私があります。

患者さんが継続して来院しやすいようにするため、意識していることはありますか?

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患者さんには、ご自身のライフスタイルに合わせて歯科医院をうまく使ってほしいんです。人生を歩む中で、学業や仕事、出産など誰しも忙しい時期があると思います。そんな時に無理して通院するのはかなりの労力が必要ですよね。その方のライフスタイルに合わせた治療のスケジュールを提案し、無理のない範囲で通ってもらうようにしています。もちろん、いろんな方に来てもらいたいと思いますが、まずは目の前の患者さんに親身に向き合いたい、問題をしっかり解決したいです。当院には患者さんのご家族や紹介での患者さんが多いので、紹介いただいた方の信頼を壊さないことを大切にしています。

患者の歯をイメージし、デザインするセラミック治療

治療するにあたり、大切にしていることを教えてください。

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当たり前のことを当たり前にするということです。セラミックや金属の詰め物などを入れるにしても、治療においてはまず基礎をやることが重要だと思っています。家を建てるにしても、ぬかるみの上にはつくれませんよね。患者さんの価値観を大切にしながら治療法を一緒に選択し、選んだことに対して全力でやるというスタンスです。また、当院にはマイクロスコープも設置しており、治療状況を詳細まで写真でお伝えすることができます。患者さんに状況を共有し、見えない不安を取り除いて安心してもらいたいという思いが強いです。治療前後の経過を患者さんに写真で見せることで患者さんのモチベーションにもつながりますし、治療の際は費用を頂いているので経過を見せないのはおかしいかなと。患者さん自身にもっと自分の歯のことを知ってほしいなと思っています。

特に力を入れているのはどの分野ですか?

子どもの矯正とセラミックを使った補綴治療です。補綴治療ではあまり削らないようにして、かぶせ物だとわからない仕上がりにすることに自信があります。子どもの矯正については、10歳頃までの一期とそれ以降の二期がありますが、私は、できる限り歯を抜かずに一期の間に矯正をし終えることをめざしています。その際、装置を使って顎を広げていく床矯正という方法を用いています。以前勤務した筒井歯科・矯正歯科医院では床矯正を1日に何件も行っていて、それは私の技術面で大きな財産になりましたね。今の子どもは顎が狭いので、床矯正で適切な形に導いてあげることが必要だと考えています。顎が狭いと呼吸や骨格にまで影響が及ぶことがあるんですよ。例えば、舌が上の舌房に入らないので、下に置くしかなく口呼吸をし、顔が下に長く成長するというケースもあります。顎からアプローチすることで、健やかに成長できるようお手伝いがしたいです。

得意な分野に上げられたセラミック補綴について、治療の際に大切にしていることを教えてください。

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こだわっているポイントは、接着の工程でデザインをしっかりすることです。素材をセラミックにすればすべてよしということはなく、やっていい形とやってはいけない形があり、白ければいいわけでもありません。しっかり診断して自分の頭の中で患者さんの歯のイメージをして、セラミックの形状をデザインすることを大事にしています。ここ数年、セラミックの形状はかなり変わってきましたが、当院では新しめの形の設計をしています。あまり歯を削らずに最小限にとどめ、後から割れたり、境目が見えないようにしたりしています。強度は厚ければ厚いほうがいいわけではなくて、しっかり接着できれば強度は自然とついてきます。そのため、誰しもに当てはまるようなシンプルな形をデザインすることを意識しています。

矯正も予防の時代となり、精度の高い医療を提供

子どもの診療は、生まれたばかりの0歳からできるそうですね。

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0歳から診ていって、成長する中で虫歯にならず、矯正治療もせずにフィニッシュすることが一番理想です。そのため、まずはお母さんに、どんな食べさせ方が適切かなどの食育についてもご説明しています。これまでもたくさんの子どもの歯を矯正してきましたが、できればしたくないんです。費用的にも少なくない額ですし、通院の労力もかかります。予防に注力し、矯正をしなくて済むようなサポートをしたいと思っています。また、生まれた時点で顎が狭く、矯正したほうが良いとされる子どももいるといわれています。それは、母親の猫背の姿勢が原因の一つともされていて、姿勢が悪いと子宮が下がって狭くなり、赤ちゃんが窮屈な格好で生まれてくることになってしまいかねません。このことから、歯並びは2世代にわたる問題ともいわれています。そういう意味で、0歳からアプローチしていきたいと思っています。

患者ごとに歯科衛生士を担当制にされていますが、どんな意図があるのでしょうか?

歯科衛生士には、担当する患者さんの歯に一番詳しくなってほしいと思っています。高いレベルのケアを提供するためにはかなりの知識が必要となるため、しっかり学べるよう週の中に勉強会の時間を組み込んでいます。チーフやリーダーも決め、歯科衛生士同士で情報を共有することも大切にしています。また、患者さんに対する言葉遣いなども気をつけています。ほかの患者さんに聞かれたくない内容だろうなと感じれば紙に書いて渡すなど、デリカシーを持って患者さんと接してくれています。医療人としての気遣いを当たり前にできるようにすることをめざしています。

最後に、今後の展望を教えてください。

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私自身は技術の向上に日々向き合い続け、歯科衛生士含めてクリニック全体がすべてのことを上手にできるようにしたいです。また新しい技術かつ質の高い技術を提供し、子どもが矯正をしなくても済むように、正しい食べさせ方や食べ物、姿勢の話などを広めていきたいですね。そこもぜひ取り組んでいき、すべての年代の患者さんに、質の高い医療を提供していきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

床矯正/5万円~、セラミック/かぶせ物:7万円~、詰め物:4万円~
インプラント/(1歯)40万円~

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