JR大阪環状線桜ノ宮駅から徒歩8分、OPAタワー12階にある「大阪バスキュラーアクセス 天満中村クリニック」。同院は、血液透析を行う際に必要な、動脈と静脈を体内または体外で直接つなぎ合わせた血管「バスキュラーアクセス（シャント等）」の造設手術とメンテナンス、PTA（経皮経管的血管形成術）のみを行うクリニックだ。中村順一院長は高知医科大学（現・高知大学医学部）を卒業後、心臓血管外科で勤務した後、大阪大学大学院へ進んだが、白鷺病院での勤務を機に透析医療の道へ進むことになり、現在に至る。阪神・淡路大震災によって母と祖母を亡くし、医師としての在り方・考え方がまったく変わってしまったと話す中村院長。現在の透析医療に至った経緯をじっくりと語ってくれた。

（取材日2017年10月4日）