ハートアイランド耳鼻いんこう科

ハートアイランド耳鼻いんこう科

仲島 孝昌院長

頼れるドクター

183429

東京メトロ南北線・王子神谷駅から歩いて15分の場所にある「ハートアイランド耳鼻いんこう科」は開院して2ヵ月。周辺に耳鼻咽喉科のクリニックがなかったこともあり、すでに多くの子連れの母親たちが訪れている。「たくさんの子どもを診たい」と開業地を探したという仲島孝昌院長は、工学部を卒業後、メーカーの開発職を経て医師になったという異色のキャリアを持つ。工学の知識を生かして院内には豊富な機器をそろえ、専門であるめまいや補聴器の調整に役立てる。子どもには優しく声をかけながら治療器具を触ってもらうなどして恐怖感を和らげていく工夫で、小児の診療も得意としている。「お子さんの体調が悪いときに気軽に相談できるクリニックでありたい」と話す仲島院長に診療への思いや取り組みについて聞いた。
(取材日2017年6月10日)

無理に診療を進めず、まず恐怖感を和らげることが大切

―振り返るには早過ぎるかと思いますが、開院してからの2ヵ月間はどんな日々でしたか?

ありがたいことに、予想していたよりもたくさんの患者さんにご来院いただいています。当院の周辺は「ハートアイランド新田」と呼ばれ、もともとは工場地帯。再開発に伴いここ10年でマンションが増えた新興住宅地なんです。若い子育て層の方が多く、患者さんの8割は小さなお子さんをお連れのお母さん方。私はお子さんをたくさん診たいと思っていたので、日々うれしく感じています。自宅がある荒川区から近い場所を探していたときに見つけたのがこの地域で、実際に足を運んでみると、土日は若い方がたくさん歩いている。その一方で、この周辺にほとんど耳鼻咽喉科がありませんでした。ここだ、と思いました。「耳鼻咽喉科ができるのを待っていた」と喜んでくださる患者さんもいらっしゃるので、やりがいを感じています。

―お子さんが多いとのことですが、どんな症状が目立ちますか?

風邪や耳垢が詰まっているお子さんが多いですね。風邪の場合、小児科でも薬の処方はできますが、耳鼻咽喉科では専用の器具を使って鼻や耳の中を確認し、鼻水や耳垢を取り除けることが特徴といえるでしょう。鼻水の状態によって薬も調整しています。黄緑色で粘り気の強いとき、白っぽくてさらさらしている場合などさまざまで、鼻通りを良くする薬を処方してなるべく抗菌薬を使わないようにしています。抗菌薬を処方すると親御さんも安心しやすいのですが、体にいる細菌がその抗生剤への耐性をつくってしまう可能性があるので、不要に処方することは控えるようにし、お薬の処方については親御さんにもよく説明するようにしています。

―診療する際に気をつけていることはありますか?

不安に感じている、怖がっているお子さんが少しでもリラックスできるような診療を心がけています。お子さんはたとえ小さくても自分で考えているので、無理に診療を進めることはしません。優しく声をかけたり、治療器具を触ってもらったりしながら恐怖感を和らげるように努めます。鼻水を吸引する機器も普段皆さんがイメージされるような金属製の物だけではなく、ゴムのチューブを使うなど負担が少ない処置も心がけています。処置の際の痛みはお子さんだけが感じるものではありませんから、もちろん大人の方に使うこともあります。あとは、丁寧に鼻水を取っていくことですっきりとした感覚を持ってもらうことも大切。「気持ちのいいことをしてもらえるところ」と感じてもらうことで、次回からの診療がスムーズに進みやすくなります。



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