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多様な原因が考えられる手の疾患
「手の外科」専門の医師に相談を

おおしま整形外科

(朝倉市/甘木駅)

最終更新日:2024/12/24

おおしま整形外科 多様な原因が考えられる手の疾患 「手の外科」専門の医師に相談を おおしま整形外科 多様な原因が考えられる手の疾患 「手の外科」専門の医師に相談を
  • 保険診療

「手の外科」という診療分野を聞いたことがある人は少ないのではないだろうか。一般的な認知度が低い、手の外科。「手指の痛みやしびれ、変形、こわばりがあれば、整形外科の中でも手の外科を専門とするクリニックを受診していただきたいですね」と熱心に語るのは、「おおしま整形外科」院長の大嶋直人先生だ。手指の症状には複合的な原因が関係していることなどもあるため、手の外科を専門に研鑽を積んできた医師が診断することが重要なのだとか。「超音波検査など先端の機器を駆使し、多方面から診断を行っていきます。早めの診断や治療が大切ですので、気になることがあれば放置せずにご相談ください」と話す大嶋院長に、手の外科の診療範囲や受診すべきケース、治療方法、クリニックを選ぶ際のポイントなど、詳しく語ってもらった。

(取材日2023年11月8日)

手指の痛みやしびれは放置せずに、早めに受診することが大切

Qまずは、手の外科の診療範囲からお聞かせください。
A
おおしま整形外科 手だけでなく、肘の辺りまでが手の外科の診療範囲となる

▲手だけでなく、肘の辺りまでが手の外科の診療範囲となる

手の外科では、指の第一関節が変形して曲がってしまうヘバーデン結節をはじめ、第二関節が変形するブシャール結節、親指の付け根にある関節が腫れる母指CM関節症、指の腱鞘炎、手のしびれ、手根管症候群などを専門的に診ます。「手」だけではなく、肘の辺りまでが対象です。例えばテニス肘や野球肘、手首の骨折・外傷なども、手の外科で診ることができます。手のしびれの原因が、実は肘関節にあることもあります。ちなみに、手の外科の存在を知らない方も少なくありません。当院の場合、手の症状で受診される患者さんの1~2割程度は、当院に手の外科を専門とする医師がいることを知った上で来院されている印象です。

Qどのような場合、受診を検討すべきでしょうか?
A
おおしま整形外科 日常で使う頻度の高い部位だからこそ、痛みがあれば早期の受診を

▲日常で使う頻度の高い部位だからこそ、痛みがあれば早期の受診を

手指の痛みやしびれ、変形、こわばりがあれば、手の外科を専門とする医師に相談していただきたいですね。特に生活に支障が出ている方は、すぐに受診することをお勧めします。更年期に多いヘバーデン結節をはじめ、腱鞘炎などはよくある病気ですが、関節リウマチなど他の疾患が隠れている恐れも否定できません。手指の痛みやしびれなどは、1ヵ所だけでなく複数の疾患が関わって症状が出ている可能性もありますし、やはり専門の医師が超音波検査などで適切に診断していくことが大切だと思います。

Q痛みを放置することによるリスクをお聞かせください。
A
おおしま整形外科 手を専門にする先生は少なく、経験や技術が問われる分野

▲手を専門にする先生は少なく、経験や技術が問われる分野

変形性関節症や母指CM関節症、腱鞘炎などは中高年に多く、手根管症候群は女性に多い疾患です。患者さんの中には「もう高齢だから」といった理由で放置してしまう方も多いですが、長年放置した後に手術すると、病気の進行を止めることは期待できても、治癒はあまり見込めません。例えば、しびれや痛みが出る手根管症候群は、放置すると筋肉が痩せたり、運動まひを起こしたりする疾患です。親指と人差し指で「O」がつくれず、「Dの形」になってしまうなどの症状があります。当院では筋肉のまひに注意し、必要に応じて手術を行いますが、症状が悪くなればなるほど、治療が困難になります。ぜひ早めに受診するようにしてください。

Qクリニックを選ぶ際のポイントは何でしょう?
A
おおしま整形外科 骨だけでなく血管や神経、筋肉などの状態もしっかり確認を行う

▲骨だけでなく血管や神経、筋肉などの状態もしっかり確認を行う

やはり診断が何よりも大切ですので、手の外科を専門とする医師を選んでいただくことですね。首が悪いから手がしびれると説明されていた方が、実は胸郭や手首も悪かったケースなどもあります。原因を精密に判断できる、専門的な研鑽を積んできた医師が診ることが重要です。また、超音波検査や神経伝導速度検査の機器など、検査機器が充実しているかどうかもポイントですね。手根管症候群はいろんな原因で起こる疾患ですので、しびれや筋の萎縮など臨床的な診断はもちろん、多方面から診断が間違っていないかを確認することも必要となります。

Qこちらではどのような治療が可能ですか?
A
おおしま整形外科 日帰り手術だけでなく、手術以外の治療法も可能

▲日帰り手術だけでなく、手術以外の治療法も可能

患者さんの症状に応じて変わりますが、ヘバーデン結節や手根管症候群、腱鞘炎、肘部管症候群などは薬からリハビリテーション、注射、手術まで対応します。日帰り手術ができる点も、当院の強みです。基本的に手や足の先だけの麻酔で済む手術の場合、日帰り手術の対象となります。私は麻酔も専門的に経験を積んできましたので、術前検査をしっかり行った上で進めていきます。なお、簡単な骨折であれば、当院で手術を行い、全身麻酔が必要な大きな手術の場合、速やかに病院を紹介させていただく流れです。先進の換気システムや空気清浄機といった設備をそろえ、感染症対策にも力を入れていますので、安心してお任せいただけるとうれしいです。

ドクターからのメッセージ

大嶋 直人院長

当院では超音波検査などの先端の機器を活用し、精密な診断と治療に力を入れています。患者さんのご都合などもしっかり伺った上で、一人ひとりに合った治療を提供させていただきますので、安心してお任せください。私自身、野球もやっていますし、「スポーツをしながら治したい」という思いなどにも理解があるつもりです。また、当院には信頼できる看護師やリハビリスタッフなどがそろっています。総合病院との連携体制も整っていますので、あまり怖がらずに気兼ねなくご相談ください。これからも患者さんはもちろん、スタッフや協力してくれる業者さんなど、みんなが幸せになれるような医療をめざしていきたいです。

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