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伊地知 豊 院長の独自取材記事

いじち歯科

(堺市堺区/堺駅)

最終更新日:2023/07/13

伊地知豊院長 いじち歯科 main

大阪府堺市にある「いじち歯科」は、地元出身の伊地知豊(いじち・ゆたか)院長が2016年10月に開業し、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の患者に歯科治療を提供している。開業以来、ユニットの増設や新たに矯正治療を始めるなど、多角的に成長を遂げてきた同院。患者に満足してもらいたいとの思いで、情報収集や勉強に尽力し、日々新しいことを取り入れながら発展し続けてきた。近年では患者親子を対象とした歌のコンサートを開催するなどユニークなイベントも企画。小さな子どもたちにとって歯科医院がより身近な存在になることをめざし、試行錯誤を重ねている。親しみやすい笑顔から優しい人柄がにじみ出る伊地知院長に、開業からこれまでの同院の軌跡や医療理念、今後の展望などについて話を聞いた。

(取材日2023年6月13日)

開業以来さまざまな発展を遂げる歯科医院

開業から間もなく7年ですね。

伊地知豊院長 いじち歯科1

当院には、1歳半検診を受けたあたりの小さなお子さんから80代の方まで、幅広い年齢層の患者さんが来院されます。開業当初から通ってくれている方も多く、お子さんが成長していく姿もたくさん見てきました。その様子を見届けながら定期的にお口の中の状態を診させてもらえることはとてもありがたいですし、たくさんの歯科医院がある中で長年にわたって当院を選んで来てもらえていることは本当にうれしいですね。

開業当初からの変化や、新たに取り入れたことについて教えてください。

開業から3年がたったタイミングで、ユニットを増設しました。将来的には増設したいなと思っている中で、当時たまたま当院の隣のテナントが空いたんです。そこで、思いきって隣も借りて増設することにしました。それにより、開業時3台だったユニットは5台となりましたが、年内にはさらにもう1台増やして計6台で診療していく予定です。患者さんが満足してくれることに達成感を感じているので、今後も当院でできることを増やしていくことは大事だと思っています。

治療面での変化はありますか?

伊地知豊院長 いじち歯科2

矯正歯科を新たに始めました。僕は全国の歯科医師が集まって結成するスタディーグループで勉強を続けていますが、そうした場に顔を出す中で、矯正治療の重要性を認識し始めたのがきっかけです。矯正治療の考え方は、時代とともに変わってきています。昔は、子どもの場合は様子を見て、大人になって希望があれば矯正を専門とする歯科医院に相談して治療を始めるというスタンスが一般的でした。一方、今は子どものうちから治療が必要な患者さんに対しては何らかの対応を取る必要があるという考え方です。当院にはお子さんもいらっしゃるので、年齢に合わせた適切なアドバイスができる歯科医院をめざしたいという思いで、矯正治療を開始しました。早い段階から治療を進めると大人になってからは負担の少ない治療で済むこともめざせますので、お勧めしています。

日々アップデートを続け、ベストな治療をめざす

歯科医院の成長のために大切にしていることは何ですか?

伊地知豊院長 いじち歯科3

歯科医師として患者さんに接する中で、マンネリ化しないことですね。僕から勤務医の先生によく言っているのは「昨日と今日の説明が違っていても良い」ということです。言っていることが変わるということは、自分が勉強して新しいことを取り入れたからこそだと考えます。それって、良いことですよね。もちろん僕自身もそう思って行動しています。時代に伴ってアップデートされていく治療法についていくには情報収集が重要で、大変なことなんですけれどね(笑)。先ほどお話ししたスタディーグループを始め、さまざまな勉強会に顔を出して知識や情報を蓄えています。

先生の医療理念をお聞かせください。

一番は、自分や家族がされたくない治療はしないということです。自分や大切な人がされたくないことを他の人にするのは、罪悪感のあることですよね。そんな気持ちを抱いた瞬間、仕事は楽しくなくなってしまいます。僕らが楽しく仕事をすることは、患者さんにとってもメリットがあることだと考えています。それは、歯科医師やスタッフの心情は患者さんに絶対伝わるものだと思うからです。だからこそ、いかにストレスなく仕事をするかということは、とても大事なことです。歯科医院での治療は、患者さんにとってできれば受けたくないものですので、その中でもできる限り気分良く治療を受けてもらいたい。当院の「怖くない・痛くない歯医者をめざして」というコンセプトも、そんな医療理念の結果生まれたものです。

歯科医院で働くスタッフさんをご紹介ください。

伊地知豊院長 いじち歯科4

2023年6月現在、僕を除いて8人が勤務しています。歯科医師が2人、歯科衛生士が2人、歯科助手が4人です。当初、歯科医師は僕1人だけでしたので、歯科医師が増えたことも開業時からの変化ですね。当院では、専門分野をつくってそれに特化するような体制は取っていません。それは、僕自身がいろいろな分野について満遍なく対応できる歯科医師をめざしているからです。他の先生方にも「何でもできる歯科医師をめざしてほしい」と伝えています。そのためには、やはり日々の勉強や情報収集が大切になってきますので、その重要性も話しています。地道に励んでくれていますし、勤務している先生のうち1人は僕より年上のベテラン歯科医師ですから、豊富な経験を生かして当院にはなかったものを提供してくれているなと感じています。

選ばれる歯科医院になるための妥協のない努力

歯科医院主催で子ども向けのコンサートを開いているそうですね。

伊地知豊院長 いじち歯科5

親子対象のコンサートで、これまでに5回開催しています。きっかけは僕の地元の友人が提案してくれたことで、その後当院の大家さんがコンサート用会場を持っていることがわかり、お借りして開催に至りました。コンサート実現までの経緯を振り返ると、改めて自分は周りの人達に支えられているなと感じています。楽しいコンサートがきっかけで、当院に来てみようと思ってくれるお子さんがいればいいなと思います。

歯科医院の今後の展望についてどのようにお考えですか?

当院に設置できる最大ユニット数は6台で、先ほどもお話ししましたが年内には6台目が設置される予定です。そこで、できたらもう1人歯科医師に来ていただいて、しっかりした体制を整えていけたら良いなと考えています。そうすれば、対応できる患者さんの人数も増えますので、今の来院者数の1.5倍をめざして、より多くの患者さんを診させていただけたらうれしいですね。多くの人の治療をして、地域に貢献していきたいです。

最後に、読者に向けたメッセージをお願いします。

伊地知豊院長 いじち歯科6

これからも新しい物事を積極的に取り入れる姿勢、試行錯誤を続けながら、患者さんに満足してもらえるような存在をめざしていきたいと思っています。その継続こそが「選ばれる歯科医院」になるためには大切なことですし、日々努力していきたいですね。コンサートを開催するような歯科医院は、おそらくあまりないだろうなと思いますが(笑)、これからも患者さんの喜ぶお顔が見たい一心で、さまざまなことをやっていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正(成人)・ワイヤー矯正/79万7500~86万3500円

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