全国のドクター9,014人の想いを取材
クリニック・病院 161,457件の情報を掲載(2020年2月28日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 世田谷区
  4. 祖師ヶ谷大蔵駅
  5. 川上歯科クリニック 祖師ヶ谷大蔵
  6. 川上 健太郎 院長

川上 健太郎 院長の独自取材記事

川上歯科クリニック 祖師ヶ谷大蔵

(世田谷区/祖師ヶ谷大蔵駅)

最終更新日:2019/08/28

182391

祖師ヶ谷大蔵駅から南へ5分ほど歩いたところにある「川上歯科クリニック 祖師ヶ谷大蔵」。開業から3年目という比較的新しいクリニックだが、入口には自転車が何台も置かれ、受付では患者がスタッフと談笑する様子が見られるなど、すっかり地域になじんでいる。出迎えてくれた川上健太郎院長は、爽やかな笑顔とやわらかな物腰が印象的な先生で、学生時代にバレーボールの強豪校で鍛え、学業面でも大学を首席で卒業するなど華々しい経歴を持つ。「開業前にしたかったことが、少しずつ形になってきています」とうれしそうに語る川上院長に、診療で大切にしていることやクリニックの特徴について話を聞いた。
(取材日2018年8月31日)

どんな症状にも対応できる地域密着の歯科医院をめざす

クリニックの特徴について教えてください。

20190308 1

さまざまな症状に対応可能な点ですね。虫歯や歯周病の治療はもちろん、予防歯科や矯正治療、インプラント治療まで幅広く行っているので、患者さんの層もお子さんから高齢者まで広いんですよ。「地域に貢献したい」という思いで開業したので、多くの方に来ていただけるのは、少しは皆さんのお役に立てている証拠なのかなとうれしく感じます。また診断の精度を上げるため、歯科用CTや矯正治療用の高精度なエックス線写真を撮影するセファログラムを導入したほか、高水準の滅菌機器や歯科治療ユニットの浄水システムを使って、衛生面にも配慮しています。またスタッフが院内に季節ごとの飾りつけをしたり、お子さんが通いやすいようディスプレイの工夫をしたりと、常に患者目線を大切にしながら日々の診療に取り組んでいます。

患者さんの悩みに幅広く対応できるようにしたのは、なぜですか?

同じ症状でも、原因は人によって違うからです。例えば虫歯一つにしても、そのリスクは歯周病や噛み合わせなどと共通していることもあるため、併せて診ていかければなりません。だから、幅広い治療を行えるようにしたんです。また場合によっては、原因は口の中だけでなく生活習慣や環境に潜んでいることもあります。より良い治療を提供するには、そうした深い原因まで的確に見極めることが大切になるので、診療においては患者さんと密なコミュニケーションをとるように心がけています。原因を総合的に判断し、あらゆる問題を解決できて初めて、患者さんと長く寄り添っていける「かかりつけ歯科医」になれるのだと思っています。

コミュニケーションで意識していることはありますか?

2

僕だけでなく、スタッフ全員で患者さんを支えることです。そのために、”目配り・気配り・心配り”を全員で心がけています。治療に来られる患者さんは不安なお気持ちを持っている方が多いので、僕たちが先回りして少しでも不安を取り除いてあげられるよう、ささいなことも見逃さないようにしています。またこれは対患者さんだけでなく、スタッフ同士の連携を強めてよりスムーズな治療を提供したい、という思いもあります。お互いに気配りをしあってささいなことにも気づける体制を整えることが、スタッフ間のチームワークを深めることにもつながると思います。

悪くならないのが一番だからこそ、小児の予防に注力

力を入れている治療について教えてください。

3

お子さんの予防歯科です。予防というと、虫歯にならないように歯のケアをしたり、フッ素を塗ったりというイメージがあるかもしれませんが、当院ではそれらに加えて、顎の発育をサポートする予防のための矯正も行っています。顎が小さいと歯並びが悪くなるだけでなく、鼻に炎症を起こしやすくなったり、呼吸に問題を起こしたりすることもあるんですよ。そこで当院では、顎を広げたり骨のゆがみをとったりすることで悩みを改善し、口を通じた全身の健康づくりをお手伝いできたらと思っています。もちろん歯科だけでは解決できないこともあるので、必要があれば、呼吸や鼻に関する専門の病院も紹介しています。そもそも歯が悪くならないのが一番ですが、小さいうちから予防することで、トラブルの起きにくい口の中をつくることにつながりますから、保護者の方には、お子さんに「健康貯金」をしてあげてほしいですね。

最近取り組み始めたことはありますか?

訪問歯科診療を開始しました。来院してくれる患者さんと向き合うことが第一だと考えていたので、開業当初はクリニックから出る予定はなかったんですよ。でも患者さんからご家族の治療を頼まれて、必要としてくれるならと、数ヵ月前から診療の合間を縫って自宅に伺っています。いざ地域に出てみると、さまざまな人たちとのつながりもできて面白いんですよね。最近はメンテナンスに通う方も増えてきたので、今後は、ご高齢の方などで通うのが難しくなってきたら、僕たちが地域に出向いてできるだけ長く診ていきたいです。どういう形であれ、地域に暮らす人たちの口の健康を支え続けることが、かかりつけ医としての役割だと思うので、今後も要望があれば、柔軟に対応できるよう環境を整えていきたいですね。

診療で心がけていることはありますか?

20190308 4

わかりやすい説明です。例えば、口腔内カメラで撮影した動画や画像をモニターに映し、患者さんに確認してもらうようにしています。また、治療内容を言葉だけで伝えるのは難しそうだと思ったら、資料を用いて視覚的に伝えることもあります。前職のクリニックでは、多職種に向けてプレゼンテーションを行う機会が多かったので、その経験が生きていますね。お子さんの場合は資料こそ使いませんが、何のために、どんな器具を使って、どうやって治療をするのかを、実際に器具を動かして見せながら伝えています。どんな治療を受けるのか理解できていないと患者さんはモチベーションを保てませんし、結果にも満足できません。それは年齢にかかわらず、同じだと思います。なので、相手の立場に立って丁寧に説明することを心がけています。

地域とつながりを深めながら家族ぐるみで患者を支える

開業までの経緯を教えてください。

20190308 5

この道を選んだきっかけは父が歯科医師であることが大きいです。ただ、父のように歯科医意を経営して何をするのかといった具体的な目標は最初はありませんでした。大学で6年間、北海道や広島県の歯科医院で1年間、その後勤めた医院でも知識と技術を磨く毎日でした。そこで得たものを患者さんや社会へどう還元していくのか……ただ夢中で診療をこなすばかりでしたね。そんな日々の中、僕が悩んだ時にさまざまな助言をしてくれた人たちとの出会いがありました。父親の歯科医院が閉院したのが5年前。歯科医師として自分が何をしたいか見えてきたのが4年前。開業して現実となったのはほんの2年前です。今この地で自分がしたいことができるのは、これまでの積み重ねがあってのことだと思います。これまでさまざまな人に助けられ、良い縁に恵まれてここまで来られたことに、これからも感謝を忘れないようにしたいです。

印象に残っている患者さんとのエピソードはありますか?

特定の患者さんとのエピソードというわけではないのですが、やはり歯科治療が苦手な方はとても多いんですね。初診で来られる方はとても緊張されていて表情も硬い……不機嫌なのかな? 不愛想な方なのかな? と思ってしまうくらいの方もいます。それでも皆さん頑張って通っているうちに徐々に明るくなって、よくお話をしてくれるようになります。これはスタッフ皆の力も大きいと思いますが、患者さんから「歯医者のイメージが変わった!」「安心して歯科医院に来れる」と言っていただけることはとてもうれしいです。治療で予約のない時にも当院に立ち寄って受付に顔を出してくれる患者さんも多いです。そのようなイメージの歯科医院で常にありたいと思います。

今後の展望と患者さんへのメッセージをお願いします。

20190308 6

開業から1年半がたち、少しずつ地域になじんできたかなと感じています。歯科医療を通じて地域の皆さんを支えたいと思っていましたが、むしろ支えてもらっているのは僕たちのほう。患者さんはもちろん、商店街との交流を通じて、当院を知ってくれる方も増えてきましたし、徐々に近隣の病院やクリニックとのつながりもできています。今後はこうした関係を強化しながら、協力し合って患者さんをトータルにサポートしていきたいですね。また、力を入れているお子さんの予防については、親御さんの予防意識を高められるよう家族ぐるみの関係性を築くとともに、「母親教室」などを通じて情報提供をしていく予定です。まずは気軽に当院に遊びに来ていただけたらうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児用矯正:¥120万円 別途追加装置代と調整料有/インプラント治療:手術:¥25万円、アバットメント:¥4万円〜7万円、上部構造:¥8万円〜13万円/オールセラミックス:¥3万5000円〜11万円 (税別価格)

Access