在宅療養支援クリニック かえでの風 さがみ

在宅療養支援クリニック かえでの風 さがみ

新田 壮平院長

新規開院

頼れるドクター

182347

2017年3月、相模原市南区にて新たに「在宅療養支援クリニック かえでの風 さがみ」を開院した。病院と同等の鎮痛剤、がん性腹膜炎などが原因でたまった腹水をろ過して戻すCART(腹水ろ過濃縮再静注法)など、高度な緩和ケアやカテーテル・ドレーンの管理など在宅では困難と思われがちな医療サービスを受けられるという。同院の院長を務める新田壮平先生は、大学の工学部で医薬品の開発研究をしていたが、医学部との共同研究を通して臨床にも強い魅力を感じ、医師の道に進んだという経歴の持ち主。「水道や道路など、あるのが当たり前のインフラのように、私どもの提供する医療が地域で安心して生活できるための資源になっていければ」と語る新田院長に、在宅医療にかける思いや診療スタンスなどを聞いた。
(取材日2017年2月17日)

不足する地域の在宅医療に貢献するために分院を開設

―こちらは複数の医療サービスを提供しているグループと伺いました。

医療法人社団楓の風というくくりの中に、訪問診療を行う診療部門、訪問看護ステーションを展開している看護部門、通所リハビリテーションやデイサービスを行う介護部門の3つがあります。ただ、決して私どもだけでサービスを完結させようとは考えていません。例えば、訪問診療は私どもがやらせていただいたとしても、それまで患者さんが利用していた地域の他の訪問看護ステーションや介護施設と組ませていただくことも多いです。むしろ、グループ外の方々と一緒にやらせてもらうことで、自分たちを顧みる機会をいただければと思っています。自分たちの組織だけで完結してしまうと、欠点が見えにくくなってしまうんですね。あくまでも、地域に医療・福祉のリソースをそろえよう、足りない部分を補おうというスタンスをとっています。

―本院に比較的、近い場所に新しいクリニックを出すのはなぜですか?

相模原市は面積が非常に大きく人口も70万人ほどになります。しかし在宅医療を提供できる機関はまだ十分量ではないことが大きな理由です。もう1つは、行政区が違うことで患者さんにご不便をかけることのないようにしたいためです。本院は東京都の町田市にありますが、新たにできるクリニックは相模原市です。隣接していて近くですから、こちらとしては訪問診療に伺うのに問題はありません。しかし、公費で医療を受けている方の場合、行政区が違うと、利用料を一度収めて還付するための手続きをとり、それからお金が戻ってくるのを待たなくてはならないことがあります。病院に行くのが困難な方にそういった手続きをさせてしまうのは、在宅医療を提供する側としては矛盾を感じてしまいます。

―どのような患者が中心になると考えられますか?

高度ながん治療が受けられる都心の大学病院やがんセンターに、体が許すうちはマイカーや電車で通院されていた方が、積極的治療の継続が困難になったというときに、「今後は負担の少ないように地元の病院で療養を継続しましょう」と言われ、地元で専門的な緩和ケアを受けられる場所をご希望されます。多くは、そういうときの地域での受け皿として、やらせていただいています。あとは、いわゆる老々介護で、パートナーの方の認知症が進行してこれまで頑張ってきた精一杯の生活が破綻しそうという方々や、脳梗塞の後遺症でまひがあり通院が困難、ご家族も50代60代になってきて、1日がかりで通院に付き添うのも負担が大きいなどというケースも支援させていただいています。

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