御子柴 佑梨 院長の独自取材記事
ハミール東京デンタルオフィス
(千代田区/竹橋駅)
最終更新日:2026/04/01
竹橋駅から徒歩1分、大手町駅からも歩いて3分。企業が立ち並ぶビジネス街の大通りの角地に「ハミール東京デンタルオフィス」はある。入り口を入るとすぐスタッフが出迎えてくれる同院に、2026年4月、新院長として御子柴佑梨(みこしば・ゆり)先生が着任。日本大学歯学部を卒業後、東京大学口腔外科での研修、一般歯科やマウスピース型装置を用いた矯正の専門院での勤務を通じて幅広く研鑽を積んできた。「やっていることを全部実況するくらいしゃべります」と笑顔で話すように、説明のわかりやすさが際立つ先生だ。天然歯を残すことへのこだわりと患者の不安を丁寧に取り除く姿勢を信条とする御子柴先生に、診療にかける思いやクリニックの展望についてたっぷり聞いた。
(取材日2026年3月11日/更新日2026年4月1日)
口腔外科から矯正まで、幅広い経験を持つ新院長が着任
この4月から院長に就任されたそうですね。まずはクリニックの特徴を教えてください。

当院は東京メトロ東西線の竹橋駅から徒歩1分、大手町駅からも徒歩3分という好立地で、大通りの角地にあるため初めての方でも見つけやすいかと思います。周辺はたくさんの企業がオフィスを構えるビジネス街ですので、お仕事帰りにも通いやすいよう平日は19時まで診療しています。クリニックの昼休みも14時から15時と少し遅めに設定しているため、会社の昼休みの時間帯に受診していただくことも可能です。私が平日にお休みをいただく月には、同じ日数分だけ土日のどこかを診療日にするようにしていますので、ご都合に合わせてご利用いただけます。お忙しい方にこそ、無理なく通い続けていただけるクリニックでありたいと思っています。
先生のこれまでの歩みについてお聞かせください。
日本大学歯学部を卒業後、東京大学の口腔外科で臨床研修を受けました。そこでは親知らずの難しい抜歯や口腔内の粘膜疾患など、一般の歯科では経験しにくい症例に数多く携わることができました。臨床研修後は都内の一般歯科で1年間勤務し、虫歯や歯周病の治療から予防まで幅広い臨床経験を積みました。さらにマウスピース型装置を用いた矯正を専門に扱う歯科医院でも1年間、矯正の知識と技術を集中的に磨いています。その間も並行して抜歯の現場に立ち続けてきましたので、口腔外科で身につけた力を鈍らせることなく今日に至っています。さまざまな現場で得た経験を、当院の診療にしっかり生かしていきたいですね。
こちらに着任されることになったきっかけを教えてください。

理事長との面談がきっかけです。当法人が掲げる「医療はサービス業の一環」という理念に、私自身とても共感しました。患者さんの望む治療を最優先にし、無理なく心地良い診療で長く通っていただきたいという思いが、まさに私の信念と重なったんです。さらに歯への負担が少ないラミネートベニアを今後推進したいという方向性の一致も後押しになりました。そのほか新しい治療にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。大手町にはグローバルな企業も多いため、英語・中国語に対応できる体制を整備するなど、言葉の壁を感じることなくしっかり説明を受けていただける環境を整えていく方針です。
難抜歯も顎関節症も、「実況中継」で安心の診療を
先生が得意とされている治療について教えてください。

特に得意としているのは、親知らずなどの難しい抜歯です。大学病院で扱うような症例にも対応しており、半分埋まっている親知らずであれば30分以内に処置が完了します。体への負担をできるだけ抑え、術後からお食事ができるレベルをめざしています。状態によっては最短2回の来院で済むこともありますが、神経との位置関係で精査が必要な場合は無理をせず、撮影日と処置日を分ける判断も大切です。また、口腔外科の臨床研修では粘膜の疾患も数多く診てきましたので、お口の中の異変を見逃さないよう注意深く目を配っています。早期の発見につなげられるのは、臨床研修で多くの症例にふれた経験があるからこそだと感じますね。
ほかに注力されている治療があれば教えてください。
顎関節症の治療にも力を入れています。多くの顎関節症は咬筋や側頭筋といった噛むための筋肉の凝りが原因で、「だまされたと思ってご自宅で1週間マッサージしてみてください」とお伝えすると、翌週には笑顔で報告してくださる方が少なくありません。就寝時のマウスピースが合わない方にも選択肢を提示できるのが強みです。マウスピース型装置を用いた矯正については専門の歯科医院で1年間じっくり学んだ知識に基づいて進めています。私自身、美容がとても好きで見た目の仕上がりにもこだわりがありますので、神経を保存しながら美しい歯をめざすラミネートベニアにも今後積極的に取り組んでいきたいですね。
診療の際に心がけていることを教えてください。

私はもう、治療中にやっていることを全部実況するくらいしゃべります。「今こうしています」「次はこうしますね」と逐一お伝えすると、歯科治療が怖い方でも安心されると思うんです。実は私自身、何をされているかわからないのが怖いタイプで、だからこそ言葉で伝える大切さを身をもって感じています。以前の勤務先では「先生の所なら通えます」と言ってくださる方もいました。ただし抜歯の時は詳しく伝えすぎると逆に怖がらせてしまうので、場面に応じた使い分けも大事にしています。口腔内カメラで撮影した写真をお見せしながら、わかりやすい言葉で説明することも欠かしません。もう一つの柱は天然歯をできる限り残すこと。食べることが大好きなので、患者さんにも自分の歯でおいしくごはんを楽しんでいただきたいんです。
患者の笑顔を守る、「来たくなる歯科医院」へ
治療面以外で、患者さんとの関わりにおいて大切にしていることはありますか?

何よりも大切にしているのは、患者さんとの信頼関係です。体を預けてくださるわけですから、安心して身を委ねていただけるよう、治療の話だけでなく「最近いかがですか」といった会話も交えてリラックスできる雰囲気をつくっています。人間観察が趣味でして、この方にはどのくらいの距離感がちょうどいいか直感的に見極めながら、お一人お一人に合わせた対応を意識しています。小さな不安や疑問が積み重なると信頼は崩れてしまいますから、その都度丁寧に解消することも大切です。チームづくりの面では、歯科衛生士の意見もしっかりヒアリングして、対等に方針を決めていくスタイルを心がけています。現在は歯科衛生士2人の体制で、年内には歯科助手も1人迎える予定です。
歯科医師としてやりがいを感じるのはどんな時ですか?
患者さんに笑顔で感謝していただける瞬間が、一番うれしいですね。見た目のことで悩んでいた方やお食事のことで困っていた方に喜んでいただけると、何よりの励みになります。私の原動力は、シンプルに食べることと、人の笑顔を見るのが好き、ということに尽きるのかもしれません。だからこそ患者さんの笑顔を守れる歯科医師でありたいと思っています。目標は「また来たくなる歯科医院」をつくること。私やスタッフに会いに来たいと思ってもらえるような場所にしていきたいですし、ちょっとした不安でも気軽に相談していただけるクリニックをめざしています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

歯が痛くて食事がおいしく食べられない、見た目が気になって思いっきり笑えない。日常の中のそうした「もう少し良くなったらいいのに」という思いを、一つずつ改善するお手伝いがしたいと考えています。何をされているかわからない不安や、望まない治療をされるのではという心配を抱かせないよう、丁寧にご説明しながら治療を進めていきます。治療のゴールは患者さんと相談して決めますし、お一人お一人求めるものは異なりますから、無理のない納得できるかたちを一緒に探していきたいですね。一度足を運んでいただいたからには末永くお付き合いをして、健康なお口の中を一緒につくっていきたい。それが歯科医師としての私の願いです。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正/27万5000円~、ラミネートベニア/1本13万2000円

