全国のドクター14,298人の想いを取材
クリニック・病院 156,903件の情報を掲載(2026年7月14日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 東大阪市
  4. 河内小阪駅
  5. 岩﨑内科クリニック
  6. 岩﨑 信吾 院長

岩﨑 信吾 院長の独自取材記事

岩﨑内科クリニック

(東大阪市/河内小阪駅)

最終更新日:2026/07/14

岩﨑信吾院長 岩﨑内科クリニック main

近鉄奈良線・河内小阪駅の南側ターミナルに出ると「岩﨑内科クリニック」の看板が目の前に見える。2016年にクリニックを開いた岩﨑信吾院長は、総合病院などで臨床経験を積んだ日本糖尿病学会糖尿病専門医で、日本内科学会総合内科専門医の資格も持つ。開業前には、大阪大学大学院で、血糖値を持続的に測定する技術を研究。その知見を生かして糖尿病の先進的な治療に取り組み、内科疾患全般にも対応している。また、物忘れ専門の外来や訪問診療も実施。担当する患者の認知機能に不安が生じたり、身体機能が低下するなどして通院が難しくなったりした場合も、切れ目のない医療を提供することをモットーとしている。「何でも話してもらえる医師でありたい」と、どんな患者にもフランクに接する岩﨑院長に、同院の診療について聞いた。

(取材日2026年4月14日)

豊富な臨床経験や、大学院での糖尿病研究をもとに診療

来院される患者さんは、どのような方が多いのでしょう。

岩﨑信吾院長 岩﨑内科クリニック1

年齢層は幅広いです。早いもので開業から10年がたち、最近は親子2代で来られる方も増えてきました。私の専門は糖尿病内科と内分泌内科なので、一番多いのは糖尿病治療に来られる患者さん。主に自己免疫によって起こる1型糖尿病、そして肥満や運動不足などで発病する2型糖尿病、もちろん両方に対応しています。それから内分泌内科で多いのは、甲状腺の検査を希望される女性の方ですね。甲状腺疾患は圧倒的に女性に多く、症状が更年期障害とよく似ているので、「どっち?」と悩んだ方が相談に来られるんです。さらに、内科全般の診療も行っていますから、季節によっては風邪やインフルエンザ、胃腸炎などの患者さんも増えます。

先生が糖尿病治療に目を向けられたきっかけを教えてください。

大阪医科大学の学部生だった頃は、内科の中でも糖尿病を専門分野に……とまでは思っていなかったんですよ。でも、初期研修を終え、東大阪市立総合病院(現・市立東大阪医療センター)の内分泌代謝内科に勤務していた時、早めに診断をつけて適切にマネジメントすれば、合併症を防いで長生きすることもめざせるという糖尿病治療にやりがいを感じ始めました。そんな折、CGMと呼ばれる、血糖値を持続的に測定できる検査が登場したという話を聞いたんです。非常に興味が湧きまして、自分でも研究したいと考えるようになりました。そこで、思い切って病院を辞して大阪大学大学院へ。内分泌代謝内科の研究室で、CGMを中心に糖尿病治療について研究しました。先生に厳しく指導していただき、当時はつらい思いもしましたが、本当に充実した4年間でした。アルバイトで臨床も続けながら学ぶことで、学術的な見方や考え方が身につきました。

その後、大学院で学んだ先進的な医療を提供しようと開業されたのですね。

岩﨑信吾院長 岩﨑内科クリニック2

はい、個人のクリニックでも大学病院レベルの医療を実現できるんじゃないかと。自分で言うのも何ですが、当院では特に糖尿病や肥満症については、これまでの経験を生かして先進的な治療を提供できる体制を整えられていると思っています。先ほどのCGMはもちろん用意していますし、体に機器を装着してインスリンを自動的に注入するインスリンポンプ療法も、CGMと連動することでより適切な血糖管理が可能になっています。また近年は、インスリンを使う前の選択肢も増えてきました。当院では、体の仕組みを助けて血糖をコントロールするための飲み薬や注射薬を導入し、管理栄養士による栄養指導と組み合わせて成果を上げることにも取り組んでいます。

「継続」をモットーに、切れ目のない医療をめざして

診療において大切にされていることは何でしょうか。

岩﨑信吾院長 岩﨑内科クリニック3

とにかく「継続」です。患者さんに継続して治療に取り組んでいただくこと。これまでの長い経験の中では、残念ながら治療の途中で来なくなってしまう患者さんもいらっしゃいました。仕事などがお忙しいのもわかるんですが、少し血糖値が安定すると、「もう大丈夫」と自己判断で通うのをやめてしまうんです。そして数年後、さらに血糖値が悪くなって腎機能が低下する合併症を起こし、人工透析が必要になることも少なくありません。命に関わってきますし、医療費の増大も解消されませんので、そういったケースは本当に減らしていきたいですね。

「通いやすいクリニック」であるためのポイントは何ですか。

駅前にクリニックを構えたことが1つ目。患者さんの体への負担が少なく、通いやすい場所で開業したいという思いがありました。そして2つ目に、当院の診療は基本的に予約制です。しっかりと日時を決めておけば、患者さんもきちんと通わなければと思えますし、こちらも来院の有無を把握しやすい。飛び込みで来られた場合も受け入れますが、予約の患者さん優先でお待たせすることをご了承いただきたいと思います。あと、通いやすさとは少し違うかもしれませんが、当院では即日結果がわかるようさまざまな検査機器を導入しています。血糖検査はもちろん、頸動脈エコー、甲状腺エコー、呼吸機能検査、睡眠時無呼吸症候群の検査など。その場で結果を確認できれば、すぐに治療へと反映でき、患者さんのモチベーションの中だるみもないと思います。

物忘れ専門の外来や、訪問診療もされていると聞きました。

岩﨑信吾院長 岩﨑内科クリニック4

物忘れの外来は週に1回、私の妻が担当しています。妻も、今はまだ子育てメインの生活ですが精神科の医師なんです。糖尿病は血管や神経にも影響を及ぼし、認知症のリスクを高める恐れもあることから、私が妻に協力を求めました。糖尿病の患者さんを対象として、気になる症状がある人は妻に聞き取りや薬剤調整をしてもらうようにしています。また、訪問診療も基本的に、患者さんがクリニックに通えなくなった場合に行います。ご自宅に伺うと、生活背景まで見えるのがいいですね。こういう環境だと服薬も忘れがちだろうなとか、診察室だけだとわからないことも多いので視野が広がります。最近では、開業時から通われている方の看取りも増えてきました。外来から訪問診療に切り替えて、看取りまでと、切れ目のない医療が提供できることも当院の強みかもしれません。そう考えると、「継続」は私自身のコンセプトでもありますね。

気づかないまま進行しやすい糖尿病は健診が重要

患者さんとの接し方で心がけていることはありますか?

岩﨑信吾院長 岩﨑内科クリニック5

普段のありのまま、「素」の自分で接することじゃないでしょうか。変にへりくだったりすることもなく、いいことはいい、駄目なことは駄目とはっきり言うタイプです。でも、開業時から長く通ってくださっている方も多いので、「話しやすいな」と思っていただけているならうれしいですね。何でも相談できる医師を見つけることが、健康を保つためにはとても大切ですから。当院はスタッフもみんなフランクな雰囲気ですので、安心して来ていただければと思います。

ご自身の健康づくりについても教えてください。

野球が大好きなんです。高校でソフトボール、大学で準硬式野球に打ち込み、その後はブランクがあったのですが、開業後に「もう一度やりたい」という気持ちが再燃して軟式野球チームを作りました。今は監督兼DH、打撃専門の選手です。2025年は全国大会に出て、甲子園球場で試合をして勝利を挙げたんですよ。名古屋や横浜のスタジアムでもプレーしました。野球でヒットを打つために筋力トレーニングもしています。週に一度、パーソナルトレーニングに通い、整骨院でベンチプレスも。やっぱり、運動は大事ですよ。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

岩﨑信吾院長 岩﨑内科クリニック6

私は兵庫県出身ですが、大阪市生野区で開業医だった祖父の影響から医師をめざし、勤務医として長く働いた東大阪市で開業しました。これまでの経験を地元の皆さんに還元したいという思いで日々診療にあたっています。糖尿病は初期症状がわかりづらく、症状を自覚できるようになると既に進行していることが多いです。そのため、定期的に健診を受けることが大切になってきます。また、症状が出てからでも、普通にきちんと治療に取り組んでいれば人工透析が必要になるまで悪化することはまずないと思います。当院では糖尿病や甲状腺疾患をはじめ、生活習慣病や一般内科まで対応していますので、気になることがあれば気軽に相談にいらしてください。