落合 久彦 理事長、青柳 隆 院長の独自取材記事
恵比寿南橋デンタルクリニック
(渋谷区/恵比寿駅)
最終更新日:2026/07/06
ビール醸造場跡地の再開発事業として、恵比寿駅前に広がるようにつくられた恵比寿ガーデンプレイス。その敷地内のオフィスビル2階に位置する「恵比寿南橋デンタルクリニック」は、30年以上にわたって恵比寿の街の変遷を見守ってきた。「患者さんの家庭環境や生活スタイルの変化、年齢などを考慮した柔軟な診療ができるのは、この場所で長くやってきたからこその強み」と、落合久彦理事長と青柳隆院長はこれまでを振り返る。地域に根づいた誠実な診療を実施しているほか、近年は予防歯科と審美歯科に注力。豊富な経験と高い技術に甘んじることなく、日々研鑽してできるだけ新しい医療の提供をめざす2人に、同院の特徴や歯科医療にかける思いなどを聞いた。
(取材日2026年5月1日)
恵比寿の街の発展とともに歩んできた歯科医院
クリニックを開業された当時のお話をお聞かせください。

【落合理事長】1994年からこの場所で診療していますから、今年で32年になりますね。もともと独立志向で、大学で歯学を学んでいる時から「早く自分の歯科医院を開業したい」と思っていました。当時の仲間のほとんどが研究を志して大学に残る中、早々に臨床医として働き始めたのも、将来の開業を視野に入れてのことです。約4年の間に3軒のクリニックで経験を積み、実家の事情もあって地元の茨城県に自分のクリニックを開業しました。しばらくして、知人から恵比寿が再開発されると聞き、こちらで開業することに決めたのです。まだ工場の街という印象が強かった恵比寿の街が、再開発ともに活気づくにつれ、多くの患者さんに来院していただけるようになりました。
開業当初から、患者層に変化はありますか?
【落合理事長】当院が入居するビルは、複合施設の中核を成すオフィスタワーです。当院があるのはその2階ですから、当初はこのビルで働くビジネスパーソンの受診が中心になるだろうと予測していました。ところが、複合施設の開業に合わせて街全体の再開発が進み、ファミリー向けの大規模マンションが建設されたことで、近隣にお住まいの方も多く受診してくださるようになったんです。おかげさまで、小さなお子さんがいる働き世代から高齢の方まで患者層が拡大し、現在も多様な年齢層の方が来院されています。
青柳先生は、いつから勤務されているのでしょうか?

【青柳院長】2009年に入職したので、もう17年になりますね。もともとこちらで働いていた先生が私の大学時代のサッカー部の先輩で、そのご縁で働き始めました。実家が近く通いやすかったこともありますが、同じ場所で患者さんを診ているからこそ得られるやりがいも、長く働けている大きな要因だと思います。10年前に担当した治療が問題なく経過しているかどうかを自分の目で確認できますし、経験を積む中で治療の予知性が向上している実感もあります。
専門分野の異なる歯科医師が3人在籍
普段は常時3人体制で診療されていると聞きました。

【落合理事長】インプラント治療、矯正、歯周病、義歯など、それぞれ違う専門分野を持つ歯科医師が複数人在籍しており、常時3人体制で診療しています。幅広い領域を、高い専門性でカバーできるのが強みですね。
【青柳院長】昔に比べて、虫歯だらけで口腔状態が非常に悪い方は減っている半面、歯並びの美しさや自然な色合いなどを気にする方が増えている印象です。そのため、ここ最近は、虫歯のない状態を維持するための予防歯科、見た目をより美しくするための審美歯科に注力してきました。機能性と審美性の両方を高める必要がある場合には、患者さんのニーズに応じて、ワイヤー装置を使わないマウスピース型装置を用いた矯正も取り入れています。より専門的な矯正が必要であれば、信頼できるクリニックをご紹介することも可能ですので、まずはご相談ください。
担当医制が基本だそうですね。
【青柳院長】基本的には、一人の患者さんを同じ歯科医師が診る担当医制で進めています。長く通ってくださっている患者さんの場合、年齢や生活習慣の変化とともに必要な治療が変わることが少なくありません。同じ歯科医師が診ると、これまでの経過を前提として適切なコミュニケーションを取り、最善の治療を提案しやすくなります。安心して通い続けてもらうためにも、担当医制には大きなメリットがあると思っています。
【落合理事長】一方で、治療の内容によっては、より専門性の高い先生が診たほうが良いこともあります。「患者さんにとってより良いのはどちらか」を判断軸に、院内でコミュニケーションをとって担当を代わるなど、柔軟に対応しています。
歯科医療は日進月歩と言いますが、どのように知識をアップデートされていますか?

【落合理事長】新型コロナウイルス感染症の流行以降、オンラインでの勉強会が主流になり、国内外を問わず新たな知見をスピーディーに得ることができるようになりました。良質な情報を選別する必要はありますが、それもまた学びの過程だと思えば苦になりません。私を含め、全員がさまざまな勉強会に参加して知識を取得し、役立つものは速やかにシェアしてお互いに高め合っています。
【青柳院長】最近では骨造成技術などが目覚ましい進歩を遂げ、従来は諦められていたインプラント症例にもチャレンジできるようになったことがホットな話題の一つですね。また、歯が一部だけ白くなるホワイトスポットの治療では、特殊な薬剤を使用して削らずに治療する方法が主流になりつつあります。こうした情報を収集し、有用性や活用性を皆で検討しています。
納得できる治療のためにセカンドオピニオンでも利用を
歯科医師として、やりがいを感じる瞬間を教えてください。

【落合理事長】青柳先生もふれていましたが、長年にわたって積み重ねてきた臨床データと患者さんとの信頼関係により、質の高い歯科医療が提供できたときです。また、口腔がんを早期に発見できた時も大きなやりがいを感じました。頻繁にあることではないですが、だからこそ気を引き締めて診療にあたっています。
【青柳院長】私も過去に口腔がんを発見したことがあります。異変を感じたら、提携している専門の先生にご相談することもできますから、安心して通っていただきたいです。
他に、患者さんに知ってほしいことはありますか?
【落合理事長】セカンドオピニオンを積極的に受け入れていることも、ぜひ知っていただきたいです。近年は、現状や治療法について歯科医師から十分な説明を受け、患者さん自身が治療を選択する「インフォームドコンセント」が当たり前の時代になりました。同じ症状であっても、治療方針は歯科医師によって異なりますから「他院で診断を受けたが、意見を聞かせてほしい」「他に治療法があれば知りたい」といった場合はお気軽にお問い合わせください。複数の意見を聞いて、納得できる方法を見つけてほしいと思います。
最後に、クリニックの展望をお聞かせください。

【落合理事長】これまで長く当院に通ってくれている患者さんを、これからも診続けていきたいですね。同時に、新しく当院を選んでくださった患者さんにも信頼していただけるよう、技術を磨き、環境の整備に努めてまいります。
【青柳院長】地域密着というより「人密着」という気持ちで、患者さん一人ひとりと向き合っていきたいと思っています。歯科医院と言えば「恵比寿南橋デンタルクリニック」と患者さんに思ってもらえるような存在になれるよう、これからも努力を続けていきます。
自由診療費用の目安
自由診療とはホームホワイトニング/2万円程度、セラミックインレー/5万円~、セラミッククラウン/13万円~、入れ歯/5万円~、ワイヤー矯正/60万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/93万5000円~、インプラント治療/25万円~、インプラント治療に伴う骨造成/5万円~15万円程度、ホワイトスポットの治療/1歯2万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

