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本田 菜摘 院長の独自取材記事

TMクリニック西新宿

(新宿区/西新宿駅)

最終更新日:2022/11/08

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都営大江戸線都庁前駅、東京メトロ丸の内線西新宿駅よりいずれも徒歩5分の「TMクリニック西新宿」は、女性医師による皮膚科と内科のクリニックだ。2020年より院長を引き継いだ本田菜摘先生は、これまで大学病院や総合病院で生活習慣病をはじめ内科疾患を中心に診察してきたが、糖尿病患者の足病変の皮膚の処置・手術を行ううちに、患者にとって皮膚疾患が生活に与える影響を痛感し、その後皮膚科へ進んだ。患者の悩みをしっかり聞き、寄り添うことをモットーとしており、「患者さんとの信頼関係が、しっかり薬を塗るなどにつながり、治療の結果に関わってくると感じています」と日々の実感を語る。プライベートでは幼い2人の子どもの母親でもある本田先生にクリニックのこと、診療のことについていろいろな話を聞いた。

(取材日2022年10月7日)

内科の医師の目線で体の内側から皮膚疾患を診る

院長を継承することになった経緯を教えてください。

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当院の前院長とは同時期に同じ総合病院で働いていました。私は他の診療科にいたのですが、私のことを気にかけてくれていたようで、自分のクリニックを継承してくれないかとお話を頂きました。前院長も皮膚科を専攻しつつ内科診療にも携わっていて、患者さんに寄り添って診療を行っていた医師でしたので、その姿勢は同様に大切にしています。私は現在2人の子どもの子育てをしながら診察しています。同じ幼い子を持つママさんなどには同じ目線でお話ししたいと思っていますし、どんな時も常に患者さんに寄り添い、痛みを共有できる医師でありたいと思っています。

内科がご専門だったとのことですが、なぜ皮膚科に進んだのですか?

皮膚疾患には内臓が悪くて皮膚病変として出てくる場合も多く、基本的には全身に関係のある病気だと思っています。研修医が終わった後すぐに皮膚科に進みたい気持ちもありましたが、そういった意味でも、まずは聴診器を用いて内科の一般診療を学んでからが良いのではと考えました。その後、生活習慣病や一般内科を診ていた知識がベースにあった上で、ステップアップとして皮膚科診療も行うようになりました。以前膠原病内科というところにもいましたが、皮膚病は膠原病やアレルギーとセットになってくることもよくあります。若い方に急に現れた皮膚症状をただの湿疹と決めつけずに自己免疫系の病気についても考えることができるのも内科出身のメリットではないかと考えております。

症状を診て判断するだけでなく、原因も探るのですか?

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皮膚だけ診て、「薬を出しておきます」というような診察はしません。まずは話を聞くことが前提と考えていますので、生活習慣など細かく聞く問診をしています。患者さんの中には「他院でじんましんだろうと検査もせずに薬だけ出されました」という経験をされた方も結構います。やっぱりそれだけでは患者さんは自分の生活の何がいけないのかと悩み、治療に臨みにくいと思います。できる検査をして原因を探ることで前向きに治療を頑張ろうと思っていただきやすいし、治療のゴールへの到達も早いと思っています。

患者との信頼関係が治療効果を左右する

患者さんとの信頼関係を築くことが治療にも影響を与えるんですね。

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患者さんの悩みをしっかり聞く。寄り添う。傾聴することで患者さんとの信頼関係が生まれます。本当に信頼関係がつくれると、「この期間はちゃんと薬を塗ってください」といった指示も素直に受け入れてもらいやすくなります。医師に対して信頼感がないと薬も塗らないかもしれませんが、関係性ができるとちゃんとやってくださるので、お互いにとってウィンウィンだと思っています。もちろん院長に就任した当初からすべてうまくいっていたわけではありません。患者さんから厳しい声を頂いたこともありましたが、そういう経験を糧に医師としての自分のあるべき姿を考えるきっかけになったと思っています。

信頼関係を築く以外にも患者さんにホームケアをしてもらう工夫はありますか。

薬を朝晩毎日、長期間塗り続けるのは本当に大変です。ですから、薬をお渡しする時には、どれくらいの期間、1日何回、どれくらいの量塗ってくださいということは100%伝えています。塗る量に関しては、「指の第一関節まで」など具体的な量を、薬を塗り続ける日数は目安がわかるものに関しては期間を、アトピー性皮膚炎など慢性的な皮膚の病気の方だと「長くかかりますが、一緒に頑張っていきましょう」という言葉かけも忘れません。皮膚疾患は生活がすべて関わっていると思います。小さなお子さんの場合、どういうもので体を洗ったらいいのか、肌着の素材は何がいいのか、洗剤はどうしたらいいのか、など細かいお話もさせていただいています。ニキビの方には、薬も処方しますが、スキンケアの仕方、食事内容、マスクのつけ方など日常生活の中でニキビ予防ができることをお伝えして、ニキビを繰り返さないことも重視しています。

患者さんと接する上で心がけていることはありますか。

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私自身、患者さんにとって満足度の高い診療を行えるよう努力するのはもちろん、患者さんファーストで丁寧な対応を心がけることは院内のスタッフ全員で共有している思いです。女性は特にお顔にトラブルが起こると気持ちの不安定さにつながりやすいものです。そのことは多くの方が経験したことがあると思いますし、私自身も同じです。当院での診療を通して「見た目が変わって生きるのが楽しくなった」と言っていただけたら何よりの幸せです。

同じ症状を繰り返さないように主導

オンライン診療について教えてください。

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もともと前の院長は忙しい現代人に合わせた通院しやすい環境を考慮した診療を行っていたため、オンライン診療も積極的に取り入れていました。ただ、皮膚に関しては直接診たいですし触って診察したいので、なるべく初診は直接診察させていただいています。その後、忙しくて受診ができないけれど、同じ薬が欲しいなどの要望に関しては、積極的にオンライン診療もしています。内科の診療に関しては、高血圧の場合など、毎日の血圧を確認してデータ化できているので、同じ薬を出すオンライン診療は便利だと思います。他にも舌下免疫療法やAGAの治療に関しても、同じ薬を飲み続ける必要があるので、毎回診療に通うのは大変だという場合はオンラインをお勧めしています。

力を入れている治療や今後力を入れたい治療はありますか?

マスクの着用が日常化している現在、鼻や頬、顎などが慢性的なかぶれで赤くなる酒さ(しゅさ)で悩む患者さんが増えています。当院ではこの治療には力を入れていて、薬も保険適応のものから自費のものまで扱っています。酒さにならない予防法や、まず酒さとはなんなのか、そしてなってしまったらどうしたらいいのかをより普及していけたらと思っています。今までは塗り薬が対処法のメインだったアトピー性皮膚炎に関しても飲み薬や注射など新しいものが出てきているので、そこの知見ももっと高めたいです。患者さんが多いニキビやじんましんに関しては、薬や注射、ビタミン剤などもありますが、まずは生活習慣や食生活の見直しもお伝えして、根本から改善できるよう主導していけたらと思っています。

地域の方や読者にメッセージをお願いします。

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これだけクリニックがあって選べる時代に私たちのクリニックを選んでくれた患者さんには感謝の気持ちでいっぱいです。診察に来てくれた患者さんには、言いたいことを全部伝えてもらい、満足していただけるような診療ができるよう誠心誠意応えたいです。まだまだ私もいろんなことを吸収して、どんどん医師として成長していきたいし、クリニックを良くしていくので、そういう気持ちを理解していただければうれしいです。また開院時間が短いという申し訳ない部分もありますが、予約システムやオンライン診療を活用してうまく回せるよう考えています。心配なご病気の方には診察時間外でもコミュニケーションツールを使い対応できるようにしていますので、ご相談ください。私のモットーは、歯科医師である両親から受け継いだ、“汗する心“を忘れずに、です。地域のために30年以上、一つのクリニックを大切にしている両親のような医療者でいたい、と思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

AGA治療/4400円~、ニキビ治療/8800円~、酒さの治療/2200円~

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