長岡京市にある透析治療に特化した「岡村医院 腎クリニック」は、本院「腎・泌尿器科クリニック」の分院として2008年に開業した。副院長の岡村基弘先生は泌尿器科の医師として研鑽を積んだ後、「透析という根治の難しい病気を治療する医療だからこそ医師として追求すべき」と、同院の責任者になることを決意。現在は医師として診療しながら院長業務にも力を注ぎ、スタッフの意識改革などにも積極的に取り組んでいる。遠方からの患者も多いという同院では、先進の透析法の導入はもちろんのこと、管理栄養士による栄養指導や、理学療法士による運動指導、内科や眼科診察、送迎など、多様なサポートで包括的に透析治療を行っている。岡村副院長に透析治療に対する思いから今後の展望までたっぷり話を聞いた。

（取材日2020年6月30日）