郊外の幹線道路に面し、広い駐車場を備えた「やないクリニック」。複数の大病院の泌尿器科でキャリアを積んだ、院長の矢内良昌先生が2015年に開業した。めざすのは、地域の人々が健康問題を気軽に相談できるクリニック。時間をかけて患者の体調や生活習慣を聞き出し、丁寧に診察する。内視鏡装置や治療用レーザーなど設備を充実させ、前立腺肥大症や小さな膀胱がんの日帰り手術もできる。同院では内科や皮膚科の患者も診るが、矢内先生の豊富な知識と経験を生かして、泌尿器科を中心に診療。「泌尿器科の領域に関しては、とにかくこだわりたい」と熱く語ってくれた。

（取材日2016年10月14日）