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島田 大資 院長の独自取材記事

星ヶ丘デンタルプラス

(名古屋市千種区/星ヶ丘駅)

最終更新日:2020/04/01

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名古屋市営地下鉄東山線星ヶ丘駅3番出口徒歩4分、水色の壁面に花柄が映える建物、「Acchi Kocca(アッチコッカ)」が見えてくる。女性の社会活動支援の場として開設された同施設の1階に位置する「星ヶ丘デンタルプラス」は、「親子で通える歯科クリニック」をコンセプトにし、2016年3月に開院。院長の島田大資(しまだだいすけ)先生も3人の子どもを育てていることから、歯科医師としてはもちろん同じ親として、親子で口腔内ケアに取り組む大切さを実感しているそうだ。「“星ヶ丘デンタルプラス”が、お母さんにとっての歯科知識の啓発の場となってほしい」と語る島田先生に、現在力を入れている取り組みから今後の展望まで詳しく話を聞いた。
(取材日2016年8月19日)

子育てを頑張る母親のための歯科クリニック

爽やかで素敵な建物ですね。

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2階は女性の社会活動を支援する会員制サロン「Acchi Kocca」といいまして、広く女性の交流の場として利用できる施設です。星ヶ丘は転勤などの理由で名古屋市に住むことになった方が多い地域で、横のつながりが薄く、その反面子育てや働き方に悩む女性は少なくありません。そんな女性のために、悩みを共有できるつながりを作れる場を立ち上げたいという想いから、この施設が開設されたそうです。そして「Acchi Kocca」の開設と同時に、親子で通える、特にお母さんのケアにも力を入れる歯科クリニックとして「星ヶ丘デンタルプラス」が開院。私は2015年から本院である「ありまつ歯科」で勤務医として経験を積んだ後、今年の3月から当院の院長に就任しました。

院長就任に至るまで、どのような経験を積まれましたか?

小さい頃から医療の世界に興味を持っていて、いつか医療を通して人と関わっていきたいと考えていました。歯科医師をめざし鹿児島大学に進学してからは、さまざまな歯科の分野を学ぶことに。特に、一時期は口腔外科でお子さんの口唇口蓋裂の治療に携わり、患者さんの全身管理も経験しました。その後、お子さんを中心にお口のことを全体的に診ていきたいという思いから、一般歯科に主軸を置いて研鑽を重ねていくことに。ご縁があって当院の院長に就任しましたが、私も3人の子どもを子育て中ですし、妻も地元が離れているので、お子さんの口腔内ケアはもちろん、お子さんと深く関わるお母さんのケアに注力する当院の取り組みや、施設全体の地域の役割に共感できる部分はとても大きかったですね。

クリニックのコンセプトについて教えてください。

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子育て中、特に幼児を抱えるお母さんは「子どもを連れてクリニックに行くのは迷惑ではないか?」と考え、来院に二の足を踏んでしまう方はとても多いです。ましてや歯科は自分の命に関わるわけでもないと考えがち。でも、それはお母さんはもちろんお子さんの健康のためにもよくないですよね。当院が大切にしているのは「お母さんが集中して、自分の治療に向き合える環境づくり」。お子さんだけでなく、お母さん自身が自分の歯の健康としっかり向き合える場として、当院を利用していただきたいと考えています。2階にある保育室「葉っぱのおうち」では、事前にご予約をいただければお母さんが診療を受けている間、保育士が無料でお子さんをお預かりしています。診療以外の時でも、15分単位でお子さんのお預かりに対応していますので、お母さんのご予定に合わせて上手に活用いただいています。

健康な歯を守るためマイナス1歳児から始める口腔ケア

現在心がけている取り組みなどございますか?

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新しい知識や技術を身に付けていくことを大切にしています。私が学生時代に正しいものとして学んだ知識でも、現在は否定されているものも珍しくはありません。時代に取り残されないよう、情報に対するアンテナを敏感にしていくように心がけています。それは私の得意とする一般歯科はもちろん、他の分野にも言えること。「ありまつ歯科」の矯正歯科や口腔外科を担当する非常勤の先生とも、情報交換をするため積極的にお話しするようにしていますね。そうして得たものを生かして、患者さんが疑問や不安に感じている点について、丁寧に応えていくことを大切にしていきたいと思っています。これまでに歯医者さんが怖くて足が遠のいてしまっていた患者さんでも不安にならない、安心感を与えることを常に心がけています。

こちらでは乳幼児の口腔内ケアにも積極的に取り組まれていると伺いました。

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には菌はいません。じゃあどうして菌が口の中に入るのかというと、親御さんの食器を使いまわしたり口移しでものを食べさせたりすることで親御さんの口腔内にいる菌も一緒に移動してしまうからなんです。口の中の環境は、子どもの時に口の中に入る菌の量である程度決まると言われています。つまりお子さんの口腔内の環境の鍵を握っているのは、親御さん自身なのです。でもそのことを知っている方は少ないですし、知っていたとしても、家庭内で菌の移動を完全に阻止するのは不可能です。食器を別にしたところで、子どもは親の口周りを平気で舐めまわしたりしますから。それに神経質になりすぎるとお子さんとのスキンシップも減ってしまい、本末転倒です。それよりも親御さんの口腔内を健康にするほうがはるかに建設的です。

移さない努力だけでなく、そもそも原因となる親御さんの口腔内の菌の数を減らせばいいということですね。

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特にお子さんと過ごす時間の長いお母さんのケアをしっかりすることで、お子さんの口腔内環境が変わる、ということを知ってもらうことが大切です。当院のコンセプトも、この考えから発展させました。自分が健康であることが子どもの健康にもつながるということを知ったお母さんは、もっと積極的にケアに時間をかけるようになります。さらに、歯科医師の立場から言えば妊娠中、マイナス1歳児の頃からケアを始めるべきだと思いますね。妊婦さんの歯科治療にも取り組んでいますので、気になることがあれば相談してほしいです。他にも0歳児や1歳児のケアにも力を入れ、お家でできるケアのアドバイスも行っています。親子での治療を通して、歯科の正しい知識を身につける啓発の場として「星ヶ丘デンタルプラス」が役立ってくれればうれしいですね。

治療内容を説明するだけでなく選んでもらうことが大切

診療において心がけていることは何ですか?

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患者さんにとって治療の情報と選択肢を提示し選んでもらうこと、「インフォームドチョイス」を第一に考えています。治療法の情報の提供と同意、いわゆる「インフォームドコンセント」は一般的になってきましたが、本来であればこれは当たり前のこと。さらに言ってしまえば、“伝える”だけでなく“選ぶ”権利も患者さんにはあるはずなのに、医療の現場ではなぜかそれに至っていない。これには長らく疑問を感じていました。治療の選択肢は必ずしも1つではありません。その選択肢をしっかり説明し、患者さん自身に選んでもらうことが大切ですね。

今後の展望についてお聞かせください。

今後も歯科知識の啓発の場、交流の場としてあり続けたいです。当院での治療を通して治療をしないために必要な治療があることを知ってもらい、それを自然な形で意識し実践してもらえたらうれしいですね。あとは、「動物園が休みで子どもと出かける場所がないから歯医者さんに行こう」と気軽に遊びに来るような感覚で来院してもらえるクリニックをめざしていきたいです。患者さんのニーズに合わせて、見た目の目立たないマウスピース型の器具を使った矯正治療やセラミックやジルコニアを用いた審美歯科も好評いただいてます。今後は、訪問診療にも取り組んでみようかなと考えています。

最後に読者へのメッセージをお願いいたします。

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子育てで自分のケアが二の次になってしまっていたお母さんにとって、少しでも頼りになる存在でありたいです。また「治療できない」「治療しない」と言われた患者さんでも一度相談してほしいです。他では手が付けられないといわれた歯にも、何かしらのアクションはできるはず。何より「何かしてほしい」と願う患者さんに、考えられる方法は提示すべきですよね。アクションの方法やメリット・デメリットを説明し、選んでもらうのが僕の役割なので、何か悩みがあったらぜひ相談しに来てください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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