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伊藤 克昇 院長の独自取材記事

えんなみ歯科

(さいたま市中央区/北与野駅)

最終更新日:2020/08/04

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北与野駅から車で約10分、さいたま新都心の西側に広がる円阿弥町。ところどころに畑が残るのどかな住宅街に「えんなみ歯科」はある。コミュニケーションを大切にし「あしたの笑顔をつくる、また行きたくなる歯医者」をコンセプトに掲げる同院には、子どもから高齢者まで幅広い年代の患者が訪れている。院長の伊藤克昇先生は明海大学を卒業後、複数のクリニックでの勤務を経て2016年に開業。開業前にはスウェーデンのイエーテボリ大学で歯周治療を学び、日本とスウェーデンの健康に対する意識の違いを目の当たりにしたという。「予防歯科の大切さを伝えていきたい」と話す伊藤院長に、歯科医師としての理想や「歯と健康」について話を聞いた。
(取材日2020年7月15日)

「気軽に話せる歯医者さん」として、幅広い症例に対応

これまでのご経歴を教えてください。

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歯科医師である父の影響もあって自然と歯科医師をめざしたのですが、当初は開業をするつもりはありませんでした。明海大学を卒業後、複数のクリニックでの勤務を経て開業したのは2016年のことです。歯科医師として長年勤めているうちに、自分のやりたいことを実現していくには開業というかたちがベストだと感じたんです。院長ですから、患者さんと治療のことだけを考えているわけにはいきません。妻やスタッフの力を借りながら、僕も経理事務などできることは自分で行い、ようやく経営にも慣れてきました。

駅から離れた住宅地の中ですが、なぜこの場所を選ばれたのでしょう?

僕は川越市の出身で、今までに働いた歯科医院4軒のうち1~3軒目が川越、一番長く勤めた4軒目が大宮の駅前のクリニックでした。その経験を踏まえて考えてみたんですが、慌しい駅前よりもそういう場所から少し離れた、のどかなというと少し語弊がありますが、人間味が温かい地域のほうが楽しくやっていけるんじゃないかな……という思いがあったから、でしょうか。患者さんとお話しするのが好きなので、話しかければしっかり反応を返してくれるような、温かいところがいいなと思って決めました。診療でも一番大事なのは、患者さんとのコミュニケーションですからね。ここはごく近くに幼稚園や老人ホームがあり、年配の方や妊婦さんも多いので、そういう人たちが歩いて来られる歯科医院があってもいいんじゃないかなと。散髪や美容院に行くような感覚で来てもらえて、気軽に何でも話してもらえる歯医者さんになれればいいなと思っています。

診療範囲はとても広いのですね。

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矯正は専門の先生に来ていただいていますが、それ以外は特殊な分野でない限りは対応したいなと思いました。実際に来られる患者さんの症状としては、歯が痛い、歯茎が腫れた、入れ歯が合わない、しみるの4つに加え、定期検診が多い気がしますね。不定愁訴の患者さんを診ることも多いです。「虫歯や知覚過敏ではないのに歯が痛いのはなぜだろう?」を突き詰めていくと、噛み合わせのずれや食いしばりのくせ、蓄膿症などが原因と考えられることが多いです。エックス線上には出てこなくても、患者さんのお話が原因を知るヒントになることもあるので、ついつい話が長くなってしまうこともありますね。とにかく痛みをなんとかできればいいという対症療法ではなく、原因を見つけて、「根本的な解決のためにはどうすればいいのか」を伝えることは大事にしています。

スウェーデンで見た、理想のスタイル

開業前にスウェーデンのイエーテボリ大学で学ばれたんですね。

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開業を1年以内に控えたタイミングで、イエーテボリ大学にて歯周治療を学びました。歯科医師として生涯に一度は予防歯科で知られるイエーテボリ大学の講義を受けてみたかったんです。レベルの高さに躊躇しつつも思い切って参加しました。内容は歯周病とインプラント治療に関する内容がメインで、得るものはとても大きかったですね。技術面のほか、診療の流れなどホスピタリティーについても学びました。スウェーデンに住む皆さんの生活習慣を垣間見れたことも収穫です。スウェーデンの方は、歯科のみならず健康に対する意識が高いんです。街の至るところでサプリメントが手に入りますし、薬局に置いてある歯ブラシ・歯磨き粉の種類は日本の比ではありません。「虫歯を作らず、予防に力を入れる」という理想のスタイルがそこにはありました。

こちらのクリニックも、理想のスタイルに到達されていますでしょうか?

残念ながら現状では、まだまだ理想には遠いと言わざるを得ません。スウェーデンでは虫歯治療ではなく、歯周病予防やインプラント治療が歯科医師の主な仕事です。しかし今、僕は虫歯治療や抜歯に日々あたっています。虫歯ができてしまった、そして悪化してしまったという患者さんが多いんです。その状態では予防に移れませんし、患者さんの意識も予防には向いていません。まずはしっかりと虫歯治療を提供し、次に二度と虫歯にならないよう予防歯科の大切さを伝えて実践していく。これが僕の、数年後を見据えた目標です。患者さんに耳を傾けてもらうためにも、信頼してもらえるクリニックで在り続けたいと思います。

診療の際に、工夫されていることなどはありますか?

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説明ツールや口腔内カメラを使うなどして「ここに虫歯がありますよ」「歯石がありますよ」と、実際に見てもらうこと。歯科衛生士にも、染め出しを使って実際歯にどれだけ汚れがついているのかを、患者さんにまず理解していただくようにしてもらっています。歯の汚れは歯周病や虫歯の治療すべてに関わりますし、自分の目で見ることで口の中に興味を持ってもらえたらなとも考えています。僕もですが衛生士にも、メンテナンスや治療に合わせて、なるべく歯周病の成り立ちや歯垢のできる流れなどのお話をしてもらっています。今はまだできていませんが、ゆくゆくは「歯の健康は全身の健康にも影響があるんだよ」ということを伝えていきたいですね。

悪循環をつくるも断ち切るも「歯の健康」次第

休診日は祝日だけですが、それも先生のこだわりなのでしょうか?

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こだわりというほどのものではないのですが、自分の患者さんは自分で守りたいと思いまして。僕にまだ体力があるからできているだけかもしれませんが、来てくださっている患者さんが、たまたま当院が休みだったために違う歯医者さんに行って、僕がやろうとした治療法ではない治療を受けたとしたら、その時点で治療方針の軸がぶれてしまうと思うんです。だから勉強会などでお休みする時はありますができるだけ毎日診療にあたり、患者さんを守っていければと考えています。

「歯と健康」に関するエピソードがあればお聞かせください。

父が亡くなり、今は母が1人で住んでいるのですが、その母と「最後まで自分の足で動いて楽しく人生を送りたい」という話をしまして。僕も母の立場だったら、自分の子どもに車いすを押してもらうよりは、自分の足で楽しく暮らしたいよなと思ったんです。今の日本は寿命より健康寿命のほうが8~10年ほど短く、平均で生涯のうち8~10年は寝たきりという状態。その期間を少しでも短縮して、1人でも多くの人が2年でも3年でも長く、自分の足で買い物をしたりおいしいものを食べに行ったりできるようになってほしいと思います。健康でいるためには食べ物に気をつけないといけないし、食べるためには歯が大事。歯周病になれば全身にも影響が出てしまう……と「健康は口から」なので、口を通じて少しでも健康のお手伝いができればなと。歯の治療から一歩進んで、皆さんにそういう話もしていけるともっと楽しくなるに違いない! と、今からワクワクしています。

最後に、地域の方々に向けて一言メッセージをお願いします。

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昨今では歯周病と全身疾患の関連性も話題ですが、歯の大切さはそれだけではないんですよ。生きるために必要なたんぱく質は「噛める」からこそおいしく摂取できますが、歯が不健康だとそれもかないません。噛めない・栄養が取れない・筋肉がつかない・歩けなくなる、の悪循環は口腔環境の悪化から引き起こされます。「歯科医院は怖い場所」というイメージを持たれている人も多いかもしれませんが、当院はそのイメージを払拭すべく、レイアウトや色使いにも工夫しています。患者さん一人ひとりにスムーズで的確な対応ができるよう、スタッフ連携の仕組みづくりも進めています。気軽に治療やメンテナンスにいらしてください。いつまでも自分の歯で食事を味わい、楽しい生活を送りましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント…35万円~
小児矯正…30万円~
成人矯正…70万円~
マウスピース型装置を用いた矯正(上下)…40万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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