小泉デンタルクリニック

小泉由一郎 院長

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日が差し込む明るい院内に木目調の造り、「小泉デンタルクリニック」は、下北沢駅から徒歩10分の場所にある。駅前から少し離れているため、周囲は静かな住宅街で昔から住んでいる人も多いという。院長の小泉由一郎先生は、開業まで勤務医として15年間臨床経験を積んだベテランの歯科医師で、特に義歯の治療を得意としている。「新しい物を作るのではなく、今使っている使い慣れた義歯を調節して使えるようにしていくのが僕の方針です」と笑顔で語る小泉院長は、明るく話しやすく、常に患者とコミュニケーションを図り、一人ひとりに合った治療計画を提案してくれる頼りがいのある先生だ。楽器の形をしているロゴの意味から今後の展望に至るまで、治療への思いをじっくりと聞いた。
(取材日2015年11月19日)

作り直すのではなく、使い慣れた義歯を調整して噛めるようにするのがポリシー

―なぜ下北沢に開業しようと思われたのですか? また、開業当初の様子は?

自宅がすぐ近くの三軒茶屋にあることと、この辺りの街並を気に入っていることもあり、ここに決めました。今は毎日自転車で通っています。健康にもいいですし、経済的ですからね。当院のすぐ前にはバス停があり、開業前に工事している時からバスを待つ地域の方々が「何ができるのだろう」とずいぶん気に留めてくださっていたようです。おかげさまで開業当初から、多くの患者さんが受診してくださっていて、いいスタートダッシュが切れたと思っています。

―まるで自宅のリビングルームにいるような感じで落ち着きますね。

そう言っていただけるとうれしいですね。内装に関しては、デザイナーの方と一緒に決めたのですが、患者さんが緊張しない空間づくりをコンセプトにしたので、木目をふんだんに使って、自分の部屋にいるような雰囲気をつくりあげました。壁は白で清潔感を出し、落ち着いた白さで温かみを出すため、クロスではなく全面を塗っています。ただもちろん、こだわったのはデザインだけではありません。設備面で言うと、歯科用のCTを導入していることが一つの特徴です。インプラント治療に使うのはもちろんですが、精度が高く、360度全方位から確認することができるので、親知らずの血管や神経の位置、根の炎症部分を確認することができます。また、顎関節症など顎の関節部分も正確に確認できるので、外科的な治療に限らず、一般歯科の治療にもかなり役立っています。ほかにも、器具を消毒する滅菌器を、クラスBという、ヨーロッパの高い水準を満たす機械を使用していることもこだわりですね。99%以上、細菌やウイルスを滅菌できるばかりでなく、操作しやすいので、スタッフも安全に使用できるメリットがあります。

―患者さんはどんなの方が多いのでしょうか?

大半の方が近隣の方で昔から住んでいらっしゃる方ですね。近所に小学校があるのでお子さんも来院されます。しかし半分くらいは高齢の方です。中には今まで検診の機会がなかった方も多く、入っている銀歯や差し歯が古くなっていたり、虫歯や歯周病が進んでいたりする方も見受けられます。その一方で、80歳のお年寄りでも、歯茎がしっかりとして歯周病がまったくない方もいます。虫歯を起こす細菌と歯周病を起こす細菌は違うので、歯周病の細菌が多い方は歯周病に、虫歯の細菌が多い方は虫歯になりやすいです。実際、患者さんのお口の中を診ると、重度の歯周病がある方でも虫歯が少ないこともありますし、逆に虫歯の多い方で歯周病が進行していないということもあるのです。いずれにしても口腔内の細菌コントロールは必要不可欠。歯科医院は痛くなってから行く所というイメージを持っている方も多いですが、痛くないときに定期的なクリーニングをすることが、虫歯や歯周病の予防にはとても重要ですね。

―義歯も年齢とともに合わなくなると聞きますが。

義歯も道具なので、そのままにしていると体に合わなくなってくることが多いですね。僕は義歯の治療を得意としているのですが、新しい義歯を作るのではなく、今使っている義歯を患者さんに合うように調節するよう心がけています。新しく作り替えるのもいいのですが、慣れない物がお口の中に入ると違和感を覚えたり痛くなったりする方もいるので、使い慣れた義歯を使えるようにしていくことが重要だと思っています。

記事更新日:2016/01/24


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