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竹村 栄毅 理事長の独自取材記事

レイクタウン たけのこ耳鼻咽喉科

(越谷市/越谷レイクタウン駅)

最終更新日:2022/01/26

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まだまだ発展著しい越谷レイクタウンにある「レイクタウン たけのこ耳鼻咽喉科」。子どもの患者が多いこともあり、院内は広く明るい雰囲気で、日によっては保育園のように子どもたちのにぎやかな笑い声に満ちる時もあるという。開業当初から感染症対策には力を入れており、隔離室も完備。誰もが安心して来院できるよう、自家用車に乗ったままでの診察やオンライン診療、PCR検査体制の構築など、さまざまな方策を次々と繰り出している。地域医療に貢献するべく日々奮闘する竹村理事長に、この地での開業理由からユニークなクリニック名の由来、感染症対策などさまざまな話を聞いた。

(取材日2021年9月29日)

成長著しい街で患者と真摯に向き合う日々

この越谷レイクタウンの地で開業した理由を教えてください。

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きっかけは偶然です。後輩の病院でお手伝いした帰り道、「すごい街ができているよ」と言われて初めて訪れました。いかにも開発中という活気のある雰囲気の一方で、川と湖に囲まれてとても住みやすそうなきれいなところだという印象を持ちました。私は横浜の出身ですが、街自体が新しくできるなんていうことはめったにありません。再開発はあっても、何もないところに街をつくり、駅も新設するというのを見るのは初めての経験でした。本当は地元周辺で開業するつもりで探していたのですが、ぴんと来るところがなく、それならば新しい街で一から始めるのもいいかなと思いこちらで開業しました。

どのような患者さんが来院されていますか?

この周辺は比較的新しい街ですから小さなお子さんがいらっしゃるファミリー層が多くお住まいです。ですから患者さんも比較的小さいお子さんが多いのですが、開院から6年がたち、開業当初に小さかったお子さん方は成長して来院頻度が少なくなってきました。この周辺は子育てがしやすいのか、兄弟姉妹がいるご家庭が多く弟さん妹さんたちも来てくださっています。久しぶりにお兄ちゃんお姉ちゃんたちに会えると、びっくりするくらい成長して大人になっていて、お母さんのお膝の上で泣いていた様子を思い出すと、とても楽しいです。皆さん方の成長を密かに見守らせていただけるのも、地域の開業医の醍醐味ですね。近年は徐々にクチコミを頼りにいらっしゃる方が増え、広い駐車場もありますので、近隣にある市や町からも車を利用して来院されています。

どんな症状の方がいらっしゃっていますか?

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症状としては、幼児の場合だと鼻水が止まらないといった訴えがほとんどです。長引いて中耳炎になると根気強く通院していただくことになるので、親御さんにもご協力をお願いしたいところです。ホームページの予約システムなどをご活用いただければと思います。大人の場合は多忙で受診ができず、扁桃炎を悪化させてしまうケースがしばしば見られます。抵抗力が弱っている妊婦さんは、炎症を起こし慢性副鼻腔炎(蓄膿症)になりやすい方が多いですね。こうした場合はたまった膿を抜く外科的治療も対応しています。また、アレルギー疾患のご相談も増えています。当院は1滴の血から41項目のアレルギー物質について数値で明確に判定できる機械を導入しました。指先に針を当て1滴だけ採血すれば済むので、就園・就学前の検査などで多くの方にご利用いただいています。

少しでも早く症状を良くしてあげたいという一心で診療

診療の際に心がけていることはありますか?

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開業以前は総合病院での経験が長く手術を数多く行ってきたので、開業したら物足りなく思うのではと周囲に言われていました。でもそんなことはまったくないですね。患者さんの期待に応えたいという気持ちは、どこにいても変わりません。病院ではがん治療が中心だったので、助かるためには機能を失うこともやむを得ないと患者さん側に許容していただくこともありました。しかしここではお子さんが多いので、我慢してもらうことはできませんし、何よりお母さんが頑張って来てくださるので、こちらもしっかり向き合わなければという想いになります。もちろん大きな病院だから、クリニックだからと、規模で変わるわけではないですが、お母さんたちのお子さんを想う純粋な愛情を目にすると、早く良くしてあげたいと強く感じます。

クリニックの特徴を教えていただけますか?

耳鼻咽喉科専用のCTを使った画像診断に力を入れています。鼻炎と思われる方もCT画像で詳しく診てみると、膿がたまって慢性副鼻腔炎になっているケースもあります。ほかにも大学病院で導入されているような聴力検査室や、アレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎の治療で使う炭酸ガスレーザー手術装置などを備えています。当院は耳鼻咽喉科ですが、子どもの感染症を診る機会も多く、インフルエンザやマイコプラズマ肺炎を感染初期の段階で見つけられるよう高感度の検査機器を4台導入しました。お子さん方には診療後、ご褒美シールを配ることで、通院が楽しくなる工夫もしています。院名の「たけのこ」は「竹村」でもよかったのですが、目立つ名前のほうが覚えてもらえると考えていたところ、子だくさんだから「たけのこ」がいいとひらめきました。私には高校生から小学生まで子どもが5人います。それでわが家をモデルにオリジナルキャラクターも作りました。

医師をめざしたきっかけは?

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父は、典型的な高度経済成長期のサラリーマンでした。終電帰りと接待ゴルフのハードな毎日は、とても自分にはまねできないと思っていた高校時代、部活のテニス部の先輩が医師をめざし始めたんです。実は私の祖母は勤務医で相当な年齢まで働いていました。祖母の姿と先輩の言葉に感化され、医師もいいかもしれないと思い、勉強を始めました。耳鼻咽喉科を選んだ理由はいろいろありますが、子どもの頃、外で遊んでいて、耳や鼻に思いっきり石を詰め込んでしまい、呼吸困難で危うく死にかけたことが影響しているかもしれません。そのときいたずらした印象があまりにも強くて……。だから私は、鼻にビーズを入れてしまった子どもの患者さんにもとても理解がありますよ。そんなお子さんがいらした際には、「楽しかったよね」と言いながら、念のため耳も確認します。自身の体験がお子さんとの距離を縮めることにもなっていますね。

「地域の人々のために何ができるか」を日々模索

この度のコロナ禍は大変でしたね。

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耳鼻咽喉科というところは、昔から実は感染症の最前線でもあるんです。今地域で何がはやっているのかということを早期に察知して、診療に取り組んでいました。この度のコロナ禍は本当に厳しく、初期の頃は何がどうなっているのか、どうすればいいのか、まったくわからず、ただただ恐怖が先行した印象でした。しかし絶対に負けない、との強い意志で何が必要か考えたとき、誰もが安心して来院できる体制の確立と、誰でも手軽にPCR検査を受けられるようにしようと決めました。スタッフも本当によく頑張ってくれていて、感謝しかありません。

PCR検査や診療体制はどのようにされていますか?

まず以前からあった感染症疑いの方のための隔離室を増設し、受付でのトリアージを厳格化。駐車場で車に乗ったまま診察を受けられるようにもしました。また要望の多かったPCR検査をできるだけ早く手軽に受けられるようにしました。インターネットなどで申し込みできますが、不慣れな方にはスタッフが個別に丁寧に対応しています。また会社ぐるみで定期的に検査される例も増えています。当院では同時に90検体以上を検査できる大型の機械を導入し、迅速に結果をお伝えできるよう体制を整えています。

最後に、今後の展望をお願いします。

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街の人口増加に伴って患者さんも増え、花粉症の季節は特に多くの患者さんが来院されることもありましたが、このコロナ禍で来院される方はずいぶん減りました。ご自宅でつらい症状を我慢されている方も多いのではないかと心配しています。当院ではできる限り安心して来ていただけるよう感染症対策を尽くしています。しかし接触を極力減らさなくてはなりませんから、これまでのようにしっかりとコミュニケーションをとって丁寧な診療をしたくても、なかなかできないのが本当に悔しくてつらいです。しかし私たちは今後も「ここへ来れば、困ったこともその日のうちに解決する」と感じてもらえるような、地域になくてはならないクリニックをめざして、成長していくつもりです。何でも気軽にご相談くださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

PCR検査3800円。
※居住先や症状によって保険適用、自由診療と異なるため、詳しくはクリニックにお問い合わせください。

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