葛西こころのクリニック

長野治晃 院長

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「眠れない」、「気分が落ち込む」、「職場で緊張してしまう」などを感じつつも、その状態が当たり前になってしまっていることも多い心の症状。そんなつらさを気軽に相談できる場所として、葛西駅から徒歩3分という至便な場所へ2015年10月にオープンしたのが「葛西こころのクリニック」だ。院長は数々の総合病院・クリニックで経験を積み、日本精神神経学会認定精神科専門医でもある長野治晃先生。治療にあたっては、診断はもとより病気の原因からどんな薬物療法・心理療法があるかまでしっかりと説明した上で、患者の希望に合わせて治療方法を選択。漢方薬なども取り入れて、患者一人ひとりに合わせた治療を行っている。長野院長に開業のきっかけや診療の際に大事にしていることなどを伺ってきた。
(取材日2015年11月9日)

十分な説明と幅広い選択肢の提示が治療の前提

―開業までの経緯を教えてください。

大学病院やクリニックに勤めていた時から漠然と「いつか開業したいな」という気持ちはありましたが、いつという具体的なものはありませんでした。しかし、クリニックで勤務医として診察をしていく中では、患者さんに対して説明する時間が十分に取れないことが多く、それが診療の妨げにもなってしまっていました。例えば抗うつ薬を使って治療する場合、副作用が出ても場合によっては服薬を止めなくてもいいものが結構あるんですね。最初にきちんと時間をとって説明をすることができれば、たとえそのような副作用が出ても薬を止めずに続けられるので回復も早いのですが、説明が不十分だと副作用が少しでも出たら怖くなって服薬を止めてしまう人もいて、その分回復の遅れにつながってしまう。それがわかっていながら、勤務医の身では1人にかけられる時間を自分では決められない。そのジレンマを解消し、一人ひとりの患者さんに十分な時間を取るためには自分で開業しないといけないと思ったことが、開業のきっかけになりました。

―なぜ葛西というこの地を選ばれたのですか?

それまで葛西に馴染みがあったわけではないんですが、開業を考えた時に医療が充実しているエリアよりもクリニックの数が少なくて医療を受けたくても受けにくいエリアで開業した方が、地域医療に貢献できるかなという思いがまずありました。それで候補地をいろいろ調べている中で、葛西駅周辺には精神科のクリニックがほとんどないことがわかりまして。ほかにも同様のエリアは多数あったんですが、実際に町を歩いてみていい街だと思えたので開業を決めました。開業前は比較的若い人が多いのかなと思っていましたが、実際に開業してみると下は10代から上は90代まで幅広い年代の方が受診してくださっています。年代が広い分症状もさまざまで、気分が落ち込むなどのうつ症状、動悸がする、パニック症状などいろいろですね。また、開業当初から更年期障害などに悩む女性の患者さんが多い傾向もあります。今は徐々に男性も増えてきました。

―診療の際に心がけていることは何でしょうか?

患者さんに対してちゃんと説明すること、その上で治療の選択肢を幅広く提示することには特に注意して診療を行っています。精神科の医療では少し話を聞いて薬を出して終わり、というところが比較的多く、ほかの医療機関から来たという患者さんでもあまり説明を受けたことがないという方がほとんど。例えばパニック障害だと診断されたという人でも、薬は出されたけれどなぜパニック障害になったのか、なぜひどくなってしまったのか、良くしていくためにはどんな薬物療法・心理療法があるのかという説明を受けていないことが非常に多いんです。薬にしても心理療法にしてもいろんな種類がありますから、当院ではそれらについてお話した上で、患者さん本人がどんな治療を受けたいのかを第一に考えた治療法の提案を行っています。たとえ薬のほうが短期間での回復を見込める場合でも、患者さんが嫌だというならほかの方法での治療を考えますし、薬と心理療法の併用を行うこともできます。患者さんが自分の病気を知った上で、どんな治療法があるかについても知り、きちんと選択してもらえることを心がけています。



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