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山本 明 院長の独自取材記事

ACTデンタルクリニック

(柏市/南柏駅)

最終更新日:2021/02/02

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南柏駅から1分。駅の西口から出るとすぐに着くという便利なところに、「ACT(アクト)デンタルクリニック」は位置している。山本明院長は医院の名前の由来を「Allegiance(誠実)」「Comfort(快適)」「Trust(信頼)」と話す。一般歯科診療、コンポジットレジンによる詰め物の治療、インプラント治療など幅広く地域のニーズに応える中でも、特に注力し、定着させてきているのが予防歯科である。多くの選択肢を駆使することで、できるだけ歯を削らないようにしたいという意図を持つ。そのことにより、高齢になった際に残る歯を可能な限り増やしていきたいというのが、大学病院の保存学教室で学んだ山本院長らしいコンセプトだ。理知的な方針を聞いた。
(取材日2017年6月7日)

かつて自身が受けた治療に興味を持ち歯科医師に

歯科医師になったきっかけを、お聞かせください。

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子どもの頃、私の前歯は「すきっ歯」なのがコンプレックスでした。しかし、ある歯科医師の先生が、何とたった1日で、しかもかなり簡単そうに治してくれたんです。これはうれしかったですね。2〜3軒のクリニックで診ていただき、中には「矯正が必要だ」と言われたこともあったので、なおさら、そのようなすばやい治療に驚きもしました。その治療を自分でやりたいと思ったことも、歯科医師になるきっかけになっているかもしれません。そんな経験もあって、高校生の頃に「将来は、できれば人から感謝される職業に」と思って歯科医師をめざしました。日本大学歯学部を卒業し、母校の大学院で詰め物の種類の1つであるレジンについて研究を重ね、博士号を得ております。その後は、教育診療を1年間、新島での離島診療を1年間、それぞれ経験しました。高齢者の方と話していると「食事の時間が楽しみ」という声が多いんですよね。影響を受けました。

高齢者の食事の楽しみを助けることも、歯科医師の大切な役割と捉えるようになった、ということですか?

はい。診療では、歯がなくなり、入れ歯にはしたものの、なかなか噛めないという患者さんにも出会います。入れ歯の場合は、自分の歯の半分ほどの力でしか噛めないといわれているんです。さきほどの発言のような食事を楽しみにされている心情と合わせれば、歯がないことのつらさがより痛感させられましたね。そのように考えて、なるべく歯を残す診療をできないかと考えながら、街のクリニックで修業をさせてもらい、当院の開院に至っております。大学病院の保存学教室で学んだ経験を生かせる「なるべく削らないという角度から歯を残していく」という方針を一番のコンセプトにしていきました。歯は、削ってしまえば二度と残りません。だから、削る箇所は必要最小限の悪いところだけにして保存をめざしていきます。コンポジットレジンという詰め物を用いることで、金属を入れるよりも削る面積が少なくなるのは、良い点だと思っております。

レジンを研究し、素材についてよく知っておられる院長に手がけてもらえるなんて、患者にはうれしいですね。

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素材の特性をよく知っていますし、レジンの修復も得意ですからね。私としては、患者さんのお口の中には、銀歯をあまり入れたくはないんです。削った箇所は戻りませんので。レジンの修復といえば、ずっと捻転していたふぞろいな前歯にコンプレックスを持たれていた女性の患者さんがいらして、その日のうちに治療を完了したこともあります。患者さんは泣いて喜んでくださって、私もうれしかったのを覚えています。そもそも、自分の前歯を同じように即日で治してもらった時の感激を思い出しました。そのような治療を進めていくと同時に、今度は「そもそも、治療をしなくてもいい状態の維持」に努めるという、最も歯を削らずに済む予防歯科の重要性を定着させようとしているんです。それこそが、「高齢になっても歯を残す」という目標につながると考えています。衛生士による管理が軸となり、歯科医師の治療は最小限。それが、私の理想とする歯科診療なのです。

未来の歯科診療の主役は、予防になるかもしれない

この南柏という地域で予防歯科を広げていくことに対しての手ごたえは、いかがですか?

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開院して2年弱。お子さんから高齢者の方まで、ほとんどの年齢層がいらしてくださっています。土曜日は、平日はお忙しい会社員の患者さんが多いですね。土曜日などは、現時点でもすでに予約が埋まりやすい状況にあるため、大勢いらっしゃることは光栄なのですが、ゆくゆくは工夫をしてさらにニーズに応えねばならないなと考えています。もともと、この地で長く根づきたいから、と未来の展開に備えて診察室は広めにとってありますからね。すぐとは言えませんが、将来的には歯科医師の数を増やすことも考えています。来られる患者さんには、かならず予防の大切さを伝えていますが、特に小さなお子さんがいるご両親は真剣に聞いてくださっていますね。今は種を蒔いている時期のように思います。中断せず、痛くなくとも検査やメンテナンスのために来院することが習慣になれば、きっと、多くの方の歯を長く残すことにつながると確信しております。

予防歯科を普及させていくには、歯科衛生士の役割も、より重要になっていきますね。

歯科医師がごくたまに治療すべき状態が出てきた時だけ治療するというぐらいになれば、患者さんの口腔内の環境はかなり良いと言えます。メンテナンスを受けることが中心になったとしても、高い満足度が得られる治療になると思うんです。私自身も衛生士のメンテナンスを受けることを口腔内の健康を維持する軸に置いています。例えば、当院の衛生士たちはSRPと呼ばれる主に歯石を取り除く施術を行う際にも、一般的なレベルよりもかなり緻密に進めていきます。深いポケットがある場合は、きちんと麻酔をかける。歯石を取り終えたら再評価を行い、取り切れていなければ再度除去してゆく。精度を追究しているのですね。衛生士は私では気づかないほどこまやかな点まで配慮し、それぞれの患者さんが快適にいられるような言葉をかけているのも当院の誇りです。未来の歯科診療の中心は歯科衛生士が担うというほど予防歯科が広がって普通のことになってほしいですね。

ここまでメンテナンスを重視されるなら、インプラント治療後などに心配な歯周病予防でも心強いですね。

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インプラントで歯周炎を起こせば、せっかく入れたインプラントを失ってしまいますからね。当院は、周囲の歯を削らないで済む長所を持つインプラント治療にも自信を持っており、切開なしの先進の機器で治療を進めていますが、さきほど、コンポジットレジンについて詳しく話したように、どの治療についても「歯をより削らないで済む方法」を探った結果に行き当たるという感覚があります。特定の得意な治療ばかりを進めることはありませんので、そのあたりは安心していただければと思います。

定期的に予防を続ければ、経済的な負担軽減にも

継続的なデータの蓄積を、かなり重要視されておられますね。

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初めて行った医院で治療を行うのと、何年も口腔内のデータを残した医院で治療を行うのとでは、後者の精度のほうが飛躍的に高まります。長年にわたってデータを蓄積し続けることで、次に口腔内で起きることを正確に把握し、そもそも困ったことが発生する前に対策を打てます。病気にならないための治療ができるほうが、患者さんにとっても幸せなのではないかと思うのです。

お忙しいと想像しますが、息抜きでされていることは何ですか?

日曜日、休診の日に出かける、医師会の野球チームで汗を流すことですね。近い地域におられる同世代の先生の家族とお話をすることも興味深く、また、大人になるとなかなかする機会のないチームスポーツを楽しむ良い機会にもなっています。かなり強いチームで本格的にやっていますから、その面でも刺激になっています。

最後に、患者へのメッセージをお願いします。

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これは、当院にかかっている患者さんに限らないことですが、歯科診療というのは、長く続けるほど治療の内容はメンテナンスの度合いが強まり、良い状態を維持する方向に向かっていきます。そこに行き着き、定期的に通い続ければ、後になってから物理的にも経済的にも大きな負担のかかる治療をせねばならないようなことも少なくなり、わずかな負担で長くおいしくものを食べ続けられるようになると思います。ぜひ、継続して歯科医院を使い続けることの良さを実感していただきたいなと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ワイヤー矯正/70万円~90万円、インプラント治療/38万円~
マウスピース型装置を用いた矯正/60万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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