千葉静脈瘤クリニック

千葉静脈瘤クリニック

河瀬 勇院長
頼れるドクター掲載中

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千葉駅西口直結のビル7階にあるのが「千葉静脈瘤クリニック」だ。ここは心臓血管外科の医師として国内のみならず米国でもキャリアを積んできた河瀬勇院長が開業した静脈瘤に特化したクリニック。「50歳を期に、自分自身120%から150%の自信を持てる分野で地域に医療貢献したいとの思いでスタートしました。どこに相談に行けばいいのかわからず、ずっと悩んでいたという患者さんたちから、ここに専門クリニックがあって良かったという声を聞くとやりがいを感じますね」と話す河瀬院長。静脈瘤は高齢の女性の下肢に発症することが多く、老後の生活の質の維持のためにも積極的に手術を勧めることも多いという。その下肢静脈瘤の症状や治療法などについて詳しく聞いた。
(取材日2018年6月13日)

長いキャリアで培った自信を生かせる分野で開業

―静脈瘤専門のクリニックですが、静脈瘤とはどんな疾患なのですか。

静脈の中には逆流を防ぐ弁がついているのですが、その弁が傷んでくると血液が逆流してその下にある静脈に血液が滞留してしまう状態、それが静脈瘤です。重力の関係で下肢に発症することが多く、下肢静脈瘤と呼ばれます。進行すると静脈がグネグネと曲がりくねった状態になりこぶのように膨らんできます。そのこぶの外見から不安になりますが、実はそんなに怖い病気ではありません。命に危険が及ぶようなこともなく、他の臓器への影響もありません。静脈は血流の力が弱いので、こぶが破裂する心配も不要です。ただ、足の重さやだるさ、人によっては痛みを感じることもあります。ごくまれに潰瘍ができることがあります。60~70代に多く、女性の患者さんは男性の2~3倍近くにのぼります。家族発生が多く、遺伝性要素が高い病気としても知られています。職業では立ち仕事の人が多いですね。

―なぜこの静脈瘤に特化なさったのでしょうか。

私は30年近く心臓血管外科の医師としてのキャリアを築いてきました。1989年に防衛医科大学校を卒業後、鴨川にある亀田総合病院の心臓血管外科に入局し、その後、国内外の心臓血管外科で心臓や大血管の治療、手術に携わってきました。心臓血管外科の医師としてそれなりの高い経験値はあると自負していますが、50歳を機に自分が120%、150%の自信を持って患者さんのニーズに応えていきたいと考えました。そこで、それまでの経験を生かせて地域の方々に貢献できると思ったのが静脈瘤の分野でした。病院の中で特化するのはなかなか難しい面もありますので、独立開業したわけです。静脈瘤は重篤な合併症が起こることはありませんが、血管外科や循環器に関して全身的、包括的な知識を持っている医師がいるということは、患者さんにとって一つの安心要素になるのではないかと思います。

―そもそも医師をめざされたのはどんなきっかけだったのでしょう。

母親が看護師でしたので、医療の現場は身近に感じていました。ですが、とある医療ドラマの影響で、医師はなんて冷たいんだ、と思い込み、当時は医師を毛嫌いしていたのです。高校時代は工学部志望で航空工学に関心を寄せていました。その頃、防衛医科大学校の受験日が早く、受験料もかからないので模試替わりに受ける人が結構いたのです。私も力試しに受けたところ合格。当時は家の経済的な事情もありましたので、そのまま進学することにしました。数ある診療科の中では、心臓や循環器科が物理っぽくて理解しやすく面白かったですね。卒業後は、当時日本をリードするような存在だった亀田総合病院の心臓血管外科に入局し、さまざまなトレーニングを受けました。当時の恩師から教わったことは、今でも私の中で連綿と続いています。



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