千葉静脈瘤クリニック

千葉静脈瘤クリニック

河瀬 勇院長

頼れるドクター

177434

JR千葉駅西口から直結するビル7階にある、「千葉静脈瘤クリニック」。広々として落ち着いた趣のロビーには、彩を添えるように赤いソファーが並んでいる。院長の河瀬勇先生は、千葉県内を中心に、日本国内とアメリカで心臓血管外科の医師としてのキャリアを積んできた。さまざまな病院で重責を担ってきたが、その素顔は丁寧な診察を心がける、優しくてまじめな先生だ。開院から1ヵ月、多忙につき休みはまだない。それでも「治療から経営まで全てひとりでやるのは初めてなので、今はそれを楽しんでいる」と語る。「スーパーやショッピングセンターに行くと安らぎを感じる」と、親しみやすい一面も持つ河瀬院長に、下肢静脈瘤の症状や治療法について、話を聞いた。
(取材日2015年10月6日)

静脈瘤の専門クリニックで不安を解消する手伝いを

―なぜ千葉で開業されたのでしょうか?

30年近く心臓血管外科の医師としてキャリアを築いてきました。1989年に防衛医科大学を卒業した後、研修医として鴨川にある亀田総合病院に入局。それからも、国内外の病院で研鑽を積んできましたが、亀田を中心に千葉県内での勤務年数が一番長いんです。また知っている先生も県内にたくさんいらっしゃいますし、千葉駅周辺の落ち着いた感じも好きですね。最初、西口で開業すると決めた時は、東側のほうが栄えていて、商店街やデパートもあるし、西側はどうかなとも思ったのですが、逆に静かでよかったかもしれません。これから開発が進んで、大きな病院も建つようです。

―静脈瘤専門クリニックということですが、静脈瘤とはどんな病気なのでしょうか?

まずはざっくばらんに申し上げると、そんなに怖い病気ではないですよ、ということです。見た目に、こぶが膨らんでくるので不安になりますが、静脈は血の勢いが弱いから破裂することはありません。末梢のほうに流れていく血流への影響はほぼないので、足先が壊死することはなく、他の臓器への影響もほぼないとされています。症状で多いのは、血が足に溜まるので、足が重くなったり、だるくなったり、人によっては痛みを感じることがあります。またうっ血によるかゆみや炎症がおきたり、色素沈着が見られることも。またごくまれに、潰瘍ができることがあります。年齢でいうと、60〜70代の方が多く、女性の患者さんが男性の2〜3倍近くにのぼります。テレビなどを見て不安になってと言う人がいらっしゃいますね。

―どのような原因で静脈瘤になるのか教えてください。

静脈は、心臓に戻っていく血の流れる血管です。この静脈の中に逆流防止の弁が付いているのですが、それがいたんでくると、弁が利かなくなって血が逆流してしまい、心臓に戻っていきにくくなる。弁は体中にあり、静脈は動脈より血圧が低くて、血の流れがゆっくりということもあり、戻りづらくなるということですね。特に足は重力があって血が戻りづらい。ですから、職業では立ち仕事の人が多いです。また、家族発生が多いというのはよく知られているところです。男性より女性が多いのは、妊娠・出産時に、お腹や骨盤の中の血管が圧迫されて血流を阻害し、負荷が大きくなって弁が壊れてしまうことがあるためです。



Access