野村芳子小児神経学クリニック

野村芳子小児神経学クリニック

野村芳子 院長

頼れるドクター

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JR御茶ノ水駅から徒歩約5分。江戸の名刹神田明神の隣、向かいには学問の神様として名高い湯島聖堂を臨む立地に、2015年8月に開業した「野村芳子小児神経学クリニック」。ビル3階に居を構える同院は二つの診療室と検査室からなり、待合室には淡いベージュを基調とした壁際にかわいらしい色合いの椅子が並ぶ。パンフレットやホームページの”世界の平和は子どもから”というキャッチフレーズは、「クレヨン製造業を営んでいた父の言葉です。よりよい社会の発展を担うのは子どもたちですからね」とにこやかに笑う院長の野村芳子先生。小児神経学という特殊な分野で長年実績を残され、慕う患者も多い。そんな野村先生に、小児神経学についての基礎知識と診療にかける思いを聞いた。
(取材日2015年9月24日)

2015年開業。御茶ノ水の小児神経学クリニック

―今年の8月に開業されたばかり。御茶ノ水を選ばれたのはなぜですか?

昨年まで、同じ御茶ノ水にあった瀬川小児神経学クリニックで副院長として勤務していたのですが、院長の瀬川先生がお亡くなりになり、残念ながら閉院してしまったんです。それからはいくつかのクリニックで非常勤で診療を続けていたのですが、これまでと異なる場所で診療時間も限られる状態は、以前から通っていただいている患者さんにとっても不便ですし、私自身、日本における小児神経学の第一人者であり世界的にもその学問とお人柄を敬愛されておられた瀬川先生のご遺志を継ぎたいという思いが強かったものですから、今年の3月頃に開業を決意致しました。それから開業までの約半年間はもうバタバタで(笑)。コーディネーターの方にかなり無理をお願いしたりしたのですが、皆さんのご協力があってどうにか開業までこぎつけました。ここは神田明神のすぐ隣、お向かいには湯島聖堂と、立地としてはとても素晴らしい場所です。実は父もこの近くで生まれ育ったということもあって、御茶ノ水という土地とはご縁があったのかな、と感じています。

―小児神経学というのは多くの方が耳慣れない分野だと思うのですが。

そうですね。私は大学時代から小児と神経に興味があったのですが、小児神経学は当時の日本ではまだ小児科の一部として扱われているような状況でしたので、アメリカに留学して小児科、小児神経学、神経内科の臨床と基礎を学びました。その頃から日本において学問として、診療科目としてこの分野を確立しようとされたのが瀬川小児神経学クリニックの瀬川昌也先生でした。私はアメリカから帰国後、先生が昨年お亡くなりになるまで40年近く瀬川先生から学び、自分自身も努力し、瀬川先生と共に瀬川小児神経学クリニックを築き上げ世界的にも小児神経学のメッカともいえるところとなったと自負しておりますが、いまだにこの分野に対する世間の認知度は低いと言わざるを得ません。

―主にどのような病気が対象となるのでしょうか。

瀬川先生が発見された瀬川病や、レット症候群、重症筋無力症といった神経難病や、チック症、トゥレット症候群、自閉症、発達障害などの発達過程で発症する病気などです。てんかん、睡眠障害などは比較的多い病気です。これらの病気は正しい診断、治療により完全にコントロールされるもの、早期の治療により症状の消失を期待できるものもありますが、症状をやわらげることは可能ですが完全に治癒するのは難しく、一生涯付き合っていかなければならない場合が少なくありません。ですから名称に“小児”とついてはいますが、瀬川小児神経学クリニックの患者さんの平均年齢は30代〜40代でした。瀬川先生が提唱されていたのは、“小児期に発症した神経精神疾患を、子どもから成人、老人まで診る生涯神経学”。私たちは医師として臨床の現場で患者さんに寄り添いながら、いつかこれらを治る病気にするために、神経細胞レベルでの基礎研究を進めることも使命だと思っています。



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