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妊産婦や家族の不安に寄り添い
チームで支えるクリニック

おさきマタニティクリニック

(貝塚市/蛸地蔵駅)

最終更新日:2024/08/15

おさきマタニティクリニック 妊産婦や家族の不安に寄り添い チームで支えるクリニック おさきマタニティクリニック 妊産婦や家族の不安に寄り添い チームで支えるクリニック
  • 保険診療

妊娠・出産という人生の一大イベント。大きな喜びや期待が湧いてくるのと同時に、気がかりや心配事も増える時期だろう。そんな時、妊産婦や家族に寄り添ってくれるのが、産婦人科のスタッフたちだ。医師は母子の心身に異常はないか経過を見て、必要な場合は医療を行う。助産師は妊産婦の体と心に寄り添った適切なアドバイスで不安が多い時期を支えてくれる。「おさきマタニティクリニック」も、妊産婦が快適なマタニティーライフが送れるようサポートに努めるクリニックの一つ。医師、助産師、看護師、検査技師、保育士、看護助手などさまざまな職種のスタッフがチーム一丸となって、妊産婦やその家族を支えている。今回は同院で働く助産師の古賀佐代子さんに、助産師の役割や、産前産後における同院の取り組みについて話を聞いた。

(取材日2024年6月6日)

産前から分娩、産後まで。母子と家族の心身の健康をサポートする、産婦人科スタッフの取り組みとは

Q助産師はどのような役割を担っているのでしょうか。
A
おさきマタニティクリニック 心の元気も見守り、心身ともに健康な状態でのお産に導く

▲心の元気も見守り、心身ともに健康な状態でのお産に導く

助産師はお産の介助だけではなく、新生児期から高齢期まで各ライフステージの女性とその家族の健康をサポートする役割を持ちます。特に妊娠・出産・育児期はホルモンバランスや環境の変化などから心身の変調をきたしやすいため、保健指導や悩み相談など、妊婦さんに親身に寄り添い、健やかな心と体で出産に臨めるように支援しています。お産では母児の安全を第一に考えてサポートし、経過が正常から逸脱している可能性のある時は、医師と連携を図り、チームでケアすることが重要です。産後は地域の助産師、保健師や行政、医療機関と連携し安心して育児ができる環境を整える産後のケアも大切にしています。

Q助産師として日頃から心がけていることについて教えてください。
A
おさきマタニティクリニック どんなことでも話してもらえるよう、信頼関係を大切にしている

▲どんなことでも話してもらえるよう、信頼関係を大切にしている

妊娠から出産、その後の育児まで一人ひとりに寄り添い、継続的にサポートしていくためには、妊産婦さんとの信頼関係が大切です。そこで私が心がけていることは、態度や言動で相談しやすい環境を作り、相手の話を傾聴すること。保健指導では個々の生活環境を踏まえ一緒に考え提案し、妊婦さんの考えや要望を引き出し、頑張る力につなげられたらと考えています。また出産後、育児に対する不安やホルモンバランスの崩れなど、心や体の悩みがあれば、診察や健診の際はいつでもお声がけください。「いつもそばにいますよ なんでも相談してください」というのが私たち助産師の思いです。身近な存在として、頼っていただけたらうれしいです。

Q妊娠中のサポート体制について教えてください。
A
おさきマタニティクリニック 助産師相談の機会を設け、サポート体制を整えている

▲助産師相談の機会を設け、サポート体制を整えている

産前は妊娠初期、中期、後期と計3回の助産師による外来の機会を設けています。年齢やライフスタイル、出産回数など状況によっても悩みが異なるため、一人ひとりに合った保健指導を行います。特に妊娠中、気をつけていただきたい常位胎盤早期剥離や妊娠高血圧症候群では、母児ともに危険な状態になることもあるため、妊婦さん自身の迅速な受診行動が重要となります。その受診行動を促すための知識の提供は母児を守ることに直結するため、助産師の外来や安産教室などの時間を大切にしています。当院ではそのほか、パパ教室で、赤ちゃんのお風呂の入れ方や妊婦体験など行い、パパのサポートも行っています。

Qほかに、どのようなスタッフが活躍されていますか?
A
おさきマタニティクリニック さまざまな職種のスタッフが母子のケアに取り組んでいる

▲さまざまな職種のスタッフが母子のケアに取り組んでいる

医師や助産師のほか、看護師・臨床検査技師・保育士・事務・看護助手などさまざまなスタッフが働いています。助産師や看護師だけがお母さんの相談に応じるのではなく、皆が積極的にコミュニケーションをとり、情報共有し一人ひとりに寄り添うことで、安心してお産と育児に臨んでいただけるようにしています。また、当院では毎月1歳になるお子さんのお誕生日会を開いたり、ベビーフォトの撮影会や12月にはクリスマス会を行ったりとお母さんやお子さんがクリニックで楽しい時間を過ごせるように、企画をスタッフ全員で考えています。職種の垣根を超えたチームカが、クリニックの持ち味なのでこれからも大切にしていきたいですね。

Qこちらのクリニックならではの取り組みについて教えてください。
A
おさきマタニティクリニック 「一人ひとりに寄り添う優しい医院」を理念にサポートを行う

▲「一人ひとりに寄り添う優しい医院」を理念にサポートを行う

産後2ヵ月が経過した頃、近況やお困り事を伺う「電話訪問」を行い、その場でアドバイスしたり受診を促したりしています。育児で疲れている方、授乳がうまくいかず悩んでいる方には産後ケアもお勧めです。また月一度、クリニックはどんな所か知りたい方向けに要予約の「院内見学ツアー」を開催。病室・LDR等の見学や有料ですが昼食の試食を実施しています。加えてもうすぐママ・パパになる方が、安心してお産を迎えられるように、安産教室・パパ教室を開催しております。更に、毎月のお誕生日会やフォトグラマーを招いての写真撮影会やベビーマッサージ、産前産後ヨガなど、お母さん同士が情報交換しながら楽しめる場の提供にも努めています。

ドクターからのメッセージ

中村 涼院長

当院は「一人ひとりに寄り添う優しい医院」を理念に掲げています。お産や子育てについては、生活背景や家族構成などによって考え方がさまざまです。それぞれの状況に応じて寄り添った診療を提供するには、助産師をはじめとしたスタッフの力が必要不可欠で、医師である私も日々助けられています。当院のスタッフは愛情深い人ばかりです。患者さんとの絆を大切にして、一回一回のお産をしっかりとサポートしてくれますので、安心してお越しいただきたいですね。また女性の体はライフステージによって変化します。お産や子育て時期だけでなく、産婦人科は女性にとって「いつでも頼れる場所」です。どのようなお悩みも気軽にご相談ください。

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