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二神 綾子  院長の独自取材記事

りくぎえん皮膚科

(文京区/千石駅)

最終更新日:2020/08/07

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都営三田線千石駅より徒歩2分、開院5周年を迎えた「りくぎえん皮膚科」には、ファミリー層を中心に、赤ちゃんから高齢者まで幅広い層の患者が訪れている。昨年、院内を改装し診察室や待合室を拡張。保険診療から自費診療まで症状に合わせたトータルの診療を行っている。小児皮膚科を標榜することから親子の受診も多く、自身も2児の母である二神綾子(ふたがみ・あやこ)院長は、母親の相談にも親身に乗る。そんな二神院長に、同院の特徴や地域への思いを聞いた。
(取材日2020年6月4日)

地域の人に支えられて開業5周年

2020年6月に開院5周年を迎えられたそうですね。

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おかげさまで多くの患者さんやスタッフに恵まれて、5周年を迎えることができました。昨年、できる限り皆さんをお待たせすることなく診療できるように、院内を改装しフロアを広げさせていただきました。保険診療がメインであることに変わりはないのですが、思った以上に美容皮膚科のニーズが高く、保険だけではカバーしきれない部分があることや、お肌の状態が良い方向に向かうと精神的にも明るくなる方が多いことから、ゆっくりくつろいでいただける美容皮膚科専用のお部屋も確保しました。

最近、新たに取り組み出したことはありますか?

昨年から紫外線治療用の機器を導入し、難治なアトピー性皮膚炎、乾癬、掌蹠膿疱症、白斑、円形脱毛症の方に新たな治療法をご提案できるようになりました。また、今年からは巻き爪の治療を本格的に始めました。これまでも巻き爪に対応していましたが、どこに相談したらよいのかわからなかったとおっしゃられる方が大勢いらっしゃいました。また、巻き爪に加えて水虫や糖尿病の治療が必要な場合もありますし、小学生だとわざわざ専門のクリニックに行くのも大変だと思います。当院では、皮膚科医師の立場から必要な治療をわかりやすくご説明しつつ行ってまいります。まずはホームケアとして、足の形を装具や靴下、包帯で整えたり、靴の履き方、爪の切り方や削り方、歩き方を指導しています。それでも難しい場合に自費治療として、見た目ではわからないような自然な形で爪を矯正していきます。まずは、気軽にご相談いただければと思います。

美容皮膚科専用のフロアではどういった診療をしていますか?

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保険診療では対応できない症状の方は自費診療という選択肢もできるように、幅広い方法の中から、患者さんご自身が納得して診療を受け続けていただける体制を整えています。「皮膚は心身の状態を表す鏡」と考えておりますので、患者さんがより充実した毎日が送れますように、気持ちが安らいで、ストレスが少しでも減らせるような対応を心がけています。肌の状態を客観的に評価する機器などもそろえ、個々のさまざまな状況や症状に合わせて、段階的に診療を進めています。一辺倒には美容をお勧めはしておりませんので、安心してご来院ください。

新しい生活様式の中、不安なく受診できるように

院内の新型コロナウイルス感染症対策について教えてください。

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まず、手指の消毒をしていただくため、消毒液を通常のアルコールと敏感肌用の2種類ご用意しています。当院では待合室と区画されたカウンセリングルームをご用意していますし、診療内容によって出入り口が分けられており、密にならないような造りになっています。診察の際はマスク・手袋をして、手術時はゴーグルや、フェイスシールドも防備していますが、マスクをすると顔がほとんど見えません。本当はお顔を見てお話をしたほうが患者さんは安心されますし、小さいお子さんも多いので物々しい雰囲気にはしたくないので、口元が見えない分、残された目元は意識して、アイコンタクト、笑顔を心がけています。診療をしていると患者さんのほうから、お互いに大変ですねとか、こんなときに診察してくれてありがとうと声をかけてくださることも。その言葉にとても癒やされますね。

手洗いのしすぎやマスク着用、外出自粛のストレスで皮膚に影響が出ることもあると聞きました。

そうですね。手洗いやふきとりなどの物理的な除去でウイルス対策としては十分ですので、肌が荒れているなと思ったらお肌の弱い方は、アルコール消毒はせずに、低刺激の石鹸でしっかり手洗いした後に、ハンドクリームを塗ることをお勧めします。当院で2種類の消毒をご用意しているのは、そのためです。また、マスクをずっとしていると口元が蒸れ、ニキビができたり、摩擦で湿疹ができることも。マスクをする前に擦れそうなところは保湿をするほか、お肌の弱い人は布マスクを試したり、インナーマスクを工夫することもよいと思います。また、長い自粛生活の中でお子さんも親御さんも不安定になっている気がします。親子でここに来ることがストレス発散になり、癒やしの場になれたらうれしいですね。アトピー性皮膚炎やじんましんなどストレスに影響される病気も増えています。皆さんが私やスタッフと話をすることで少しでも気が晴れてくださればうれしいです。

日々の診療で大切にしていることを教えてください。

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信頼・納得していただき、安心して治療を受けていただくことを大切に、患者さんの目線に立ち、少しでも早く心を開いてもらえるよう努めています。私ができることは、的確な診断と治療の選択肢をしっかりコミュニケーションをとりながらお伝えし、治るまでの道筋をつくって差し上げること。医療は最終的には、病気に対する患者さんご自身の治ろうという気持ちが重要になるので、患者さんが安心して治療に臨める環境をつくりたいと思います。皮膚科は直接体を見て触ってという診療になるので、医師と患者さんとの信頼関係をいかに早く築くかが大切です。治療も内服だけでなく患者さんご自身で体に薬を塗っていただく処置が不可欠ですから、今置かれている環境で、病気に向き合ってきちんと治療を続けていくために、お互いの気持ちが通じていることが重要だと思っています。

「ここに来て安心した」と言ってもらえるクリニックに

二神院長のご専門を教えてください。

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皮膚病理が専門です。患者さんの病変の組織を採取してプレパラートにしたものを、顕微鏡で見て診断をする専門の医師が病理医師ですが、病理診断が間違っているとその先の治療も意味がなくなるだけに、その精度はとても重要です。顕微鏡で見て行う病理診断は、目で見て診断する皮膚科の視診と共通する点が多く、患者さんの病気や個々の症状の理解を深められますので、患者さんへの病気のご説明や信頼関係の確立、さらには治療に非常に役立っています。また病理を基礎とした創傷治癒も専門にしています。治りにくい傷を心配し来院された方に、どういう状態で悪くなっており、どうすれば改善につなげられるかを説明して差し上げられるのも専門でやっていた強みですね。

医師を志したきっかけを教えてください。

祖母も母も医師です。2代にわたる女性医師が身近なロールモデルでしたので、自然な流れで医師を志しました。女性でありながらも皆さまに感謝していただける仕事なので、医師という職業を選んで心から良かったと思います。皮膚科を選んだのは、大学附属病院の皮膚科の恩師がすごく魅力的な先生で。人柄もすてきでしたし、授業もたいへん面白く印象的でした。皮膚疾患の診断は、いろいろな診断機器が発達した現在であっても、視診が非常に重要なんです。恩師は皮膚を見て、職業や趣味まで言い当ててしまう、名探偵のような方でした。古典的な手技であればあるほど、知識や経験、センスなど医師の技量によるところが大きいので、とても興味深い反面、一生勉強をしなければならないと思っています。

最後に、今後の展望と地域の方へのメッセージをお願いします。

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新型コロナウイルス対策で当院も電話再診が増えていますが、医療体制が目まぐるしく変わっていく中、患者さんとのコンタクトを確保できますようにオンライン診療の準備を進めるなど体制を整えてまいります。そして、今後の来院時にも安心して受診していただけるように、感染症のリスクが心配な人への対応も含めてご要望にお応えできるように、常に新たな気持ちで努力していきたいです。とはいえ、人とのふれあいが減りストレスを感じている人もいらっしゃると思いますので、電話再診でお話しするときも、対面診療と同様に、お元気ですか? と皆さんの心がホッとするような一言を加えるように心がけています。当院が無事に5周年を迎えることができましたのも、皆さまが支えてくださったからこそです。心より感謝し、今後も地域医療に、努めてまいります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・巻き爪矯正/5000円~
・ボツリヌス毒素製剤注射 眉間、目尻のシワ、25単位から/30000円~
(税抜き)(自費診察代が別途かかります)

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