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徳丸  裕 院長の独自取材記事

とくまる耳鼻咽喉科

(さいたま市南区/南浦和駅)

最終更新日:2019/08/28

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さいたま市南区辻、中山道沿いの大きな看板が目印の「とくまる耳鼻咽喉科」。駐車場15台分、駐輪場2ヵ所を備えており、バス停も目の前、バス便も豊富と通いやすい。最寄駅はJR南浦和駅でバス4分、徒歩15分だ。院長の徳丸裕(ゆたか)先生は、大学卒業後、母校やアメリカの大学病院に勤務。帰国後、市民病院・国立病院などで耳鼻咽喉科医長を歴任。約20年間、勤務医として多くの経験を積んだ後、2015年2月に開業した。地域に密着したなんでも相談できるかかりつけ医をめざし、温かい雰囲気を大切に、痛みの少ない治療を心がけているという徳丸院長に話を聞いた。
(取材日2016年9月6日)

地域に密着した、みんなに愛される医院をめざして

明るく開放感のある待合室ですね。

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患者さんは、小さなお子さんからご年配の方まで年齢層が幅広いので、スペースを十分にとり、ゆったりとくつろいでもらえるようにしました。内装も木目調の落ち着いた感じにして、全体的に温かい雰囲気のクリニックをめざしました。車いすで来ていただけるよう、バリアフリー設計も大切なポイントで、キッズスペースやおむつ替えのベッドも備えています。また、なるべく待ち時間を少なくするために、インターネットや携帯電話から番号予約ができるシステムを導入しました。現在の呼び出し番号と待ち人数、おおよその待ち時間も確認できるので、ご自分の番号が近づいてきたら来院すればよいようになっています。初診の際の問診票も、ホームページからダウンロードしてご自宅でゆっくり記入することができます。子育て経験のあるスタッフが多く、治療の間、赤ちゃんを抱っこしていることもできますので、安心してお越しください。

先生のご出身も埼玉県とお聞きしました。

実家が埼玉県にあり、勤務医時代には大宮に住んだこともあって、埼玉には愛着があるんです。郊外と大きな街、両方に住んでみて、どちらもいいなと。このあたりもビルばかりでなく、ほどよい落ち着きのある感じが気に入っています。気兼ねない、リラックスできる街で、親しみを感じますね。実は、弟も埼玉県で、同じ耳鼻咽喉科の開業医をしているので、少し離れたエリアでというのもありました。弟の方が先に開業しているので先輩です(笑)。兄弟、仲はいいので、開業医ならではの悩みを気軽に話したり、より突っ込んだ話もできるのがいいですね。

医師をめざしたきっかけ、開業のきっかけについて教えてください。

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父も耳鼻咽喉科の開業医で、自宅で診療していたんです。耳鼻咽喉科の医師を志したのも、開業医になろうと思ったのも、父の働く姿を小さい頃から見て育ったというのが大きいと思います。母も医院を手伝っていましたし……弟も同じなんじゃないでしょうか。ただ、開業するのは、がんなどを含めた手術の経験をたくさん積んでからにしたいと思っていました。耳鼻咽喉科は、病気の種類も多く治療法もたくさんあるので、まずは全部できないといけない。手術も多く経験できるところで、勤務医として研鑽を積んでからにしようと考えたのです。

20年間の勤務医の経験を診療に生かしていきたい

大学卒業後、研修医を経て、勤務医として20年間勤められたのですね。

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大学卒業後、大学病院や関連病院に10年。その後、米国の大学の耳鼻咽喉科に3年勤めました。米国では医学研究だけでなく、さまざまなバックグラウンドを持った人の考え方やライフスタイルなどの異文化に触れたことも貴重な体験になりました。 帰国後、神奈川の市民病院の耳鼻咽喉科医長として2年、国立病院機構東京医療センターの耳鼻咽喉科医長として8年勤務しました。そこでは自分の患者さんを診るだけでなく、指導医として教育する立場でもありました。大きな総合病院は重篤な患者さんが多いので、がん治療を含め、さまざまな手術に携わり経験を積むことができたのですが、広く一般的にみると、耳鼻咽喉科で多い病気は、中耳炎や蓄膿症、花粉症などです。しかし、そうした病気は大きな病院の勤務医ではあまり診る機会はなく、患者さんも大人の方がほとんどです。そろそろ幅広い世代の患者さんを、自分の治療方針で診ていきたいと思い、開業しました。

長年、勤務医をされたご経験を踏まえ、開業医に大切なことは何だと思われますか?

開業医になって思うのは、患者さんの病態の見極めが大切だということです。街のクリニックでは、幅広い症状の診断を求められますし、早急に大きな病院に紹介すべきなのかといった判断も的確に行わなくてはなりません。勤務医として、重篤な状態の患者さんや入院して治療をした患者さんを多く診てきたので、今度は逆の立場になり、総合病院で診てもらった方が良いという患者さんの見極めはつけやすいというのはあります。当院で手術を行うことはありませんが、勤務医時代に手術を通じて身に付けた解剖学的な知識やさまざまな経験も、日々の診断や処置の際にも生かされていると感じています。

開業されて、先生がやりがいを感じるのはどんなときですか?

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総合病院での勤務医と比べ、開業医は患者さんとの関係がもっと近くて、経過を長く、しっかりと診られるのがよいですね。患者さんの訴えと症状に対し、治療法を考え、提示して、困っていた症状が改善したり、治ったと言ってもらうのがとてもうれしく、やりがいを感じます。私はもともと子どもが好きなので、診察をする上で治療の経過とともにお子さんの成長も感じることができるのも喜びです。子どもは耳や鼻の病気にかかりやすいですが、しっかり治療すれば治りやすいものも多いです。そのためにも、お子さんに対して年齢に応じてわかる範囲で病気の説明をきちんとして、ひとりの患者さんとして接するように心がけています。こういったことがお子さんや親御さんとの信頼関係を築く上でも大切だと思っています。

アレルギー、めまい、睡眠時無呼吸症候群が増えている

アレルギーの患者さんは多いのですか?

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当院ではアレルギー科を標榜していますが、アレルギーの相談は、世代を問わず増えていて、低年齢化しているという印象があります。季節も関係なく、患者さんは一年中訪れます。いちばん多いスギ花粉症は、舌下免疫療法が革新的な治療法として知られてきました。スギ花粉を原料としたエキスを毎日口腔内に投与することで、スギに対する免疫をつけ、アレルギー症状を和らげる治療法で多くの患者さんに症状の改善が期待できます。最近では、ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎も舌下免疫療法が保険診療の対象となりました。また、当院ではアナフィラキシーショックの補助治療薬であるアドレナリン注射液も扱っており、食物アレルギーの相談も多くなっています。

的確な診断のために検査機器の充実をはかっているとお聞きしました。

ご年配の方は、耳鳴りやめまいを訴える方が多いのですが、重篤な病気が隠れていないかの見極めが大切です。診断をしっかりするには検査機器の充実が欠かせません。重心動揺検査機器では、めまいや体のふらつきを細かく分析することができます。また、耳管機能検査装置は耳と鼻をつなぐ器官である耳管に異常がないか診るものです。耳の詰まりや違和感が深刻な病気につながることもあるので、気になる方はご相談ください。睡眠時無呼吸症候群も、年配の方を中心に増えていますが、検査は機器をお貸しして、自宅で寝るときに装着するだけと簡単に行え、通常一晩の検査で診断が可能です。就寝中の無呼吸は気付きにくく、潜在患者が多くいるといわれています。放置すると、強い眠気で生活に支障が出るだけでなく、体に必要な酸素が不足し心臓に負担がかかる重大な病気なので、広く一般の方にも知っていただきたいですね。

お休みの日はどのように過ごされているのですか?

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体を動かすのが好きなので、休日の朝はよくランニングをしています。時間がゆっくり取れるときは、一番下の子と少し遠出をしますね。大学時代、ヨット部だったので、海へ行くのが好きなんです。まだ5歳と小さいので、神奈川、千葉などの海辺へ出掛けて砂浜で遊ぶくらいですが。プールも喜ぶので、冬でも自宅近くの温水プールに行ったりしています。

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