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金高 太一 院長、金高 清佳 副院長の独自取材記事

おひさまクリニック

(北区/十条駅)

最終更新日:2020/07/15

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十条駅から徒歩1分の「おひさまクリニック」は、地元出身の金高太一院長が2015年6月に小児科医院として開業したクリニック。2017年には金高清佳副院長が診療にあたる耳鼻咽喉科を新たに開設。地域密着型のクリニックとして、子どもから高齢者まで幅広い世代に心のこもった医療を提供している。金高院長は、勤務医時代に小児病院の感染対策チームに在籍していた経験があり、新型コロナウイルス感染症が流行する以前より院内の感染対策に注力。2020年6月からは新たにオンライン診療を導入し、今後新たな感染症が流行したときでも、診療が継続できるような仕組みづくりも行っている。常に患者目線に立ち、多様化するニーズに応えていく2人の先生に、話を聞いた。
(取材日2020年6月16日)

専門知識を生かして感染対策を徹底し院内の安全を守る

開院5年目ですが、どのような感想をお持ちですか?

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【金高院長】日本でも新型コロナウイルス感染症が拡大し、当院でも患者さんの数が減ってしまいましたが、このような中でも大切な予防接種を受けに来ていただいたり、熱の相談に来たりお電話いただいたりして、信頼されていることが実感できてうれしかったです。
【清佳副院長】耳鼻咽喉科の診療は今年で3年目ですが、始めた当初は小児科にくっついている耳鼻科という感じで、患者さんもお子さんとその親御さんが中心でした。それが3年たった今は生後1ヵ月未満から90代まで幅広い年代の方が通ってくださるようになって、ずいぶん耳鼻科らしくなってきたなと思います。

コロナウイルスの感染を心配して受診をためらう方もいると思いますが、何かアドバイスはありますか?

【金高院長】心配して軽い症状での受診を迷う方も多いと思いますが、今はどのクリニックでも感染症対策をきちんとしているはずです。それよりも、お子さんの場合は、家で長く様子を見ているうちに症状が急変するほうが心配ですので、ご家族が心配だと思ったら早めに相談していただきたいと思います。もちろん、新型コロナウイルス感染症のような症状があった場合も、まずはかかりつけ医に電話でご相談ください。マスクについては、感染予防という点ではどのくらいの効果があるのかさまざまな議論がされていますが、「人にうつさない」という点では着用していただいたほうがいいと思います。クリニックに来院される際も、2歳未満のお子さんを除き、マスクを着用していただければと思います。あとは、外出から帰った時にきちんと手洗いやうがいをすること。基本的なことですが、感染対策としては手洗いはとても有効です。

クリニックの感染対策について教えていただけますか?

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【金高院長】勤務医時代に小児病院の感染対策チームに在籍し、感染を広げないための法則や心がけのようなことを勉強したこともあって、当院では新型コロナウイルスが流行する以前から、感染対策をしっかり行っていました。基本的な取り組みとしては、ドアノブをはじめ院内の消毒をこまめに行ったり、待合室を症状によって分けたりということです。現在は、隔離室も使って対応をしていますし、予約システムを活用して人と人が混み合わないように、時間をずらすことも行っています。
【清佳副院長】耳鼻科での感染症対策としては、普段から「1処置1手洗い」を徹底しています。一人の診察が終わるたびに清拭や機器の滅菌を行い、院内の消毒に関しても今まで以上に気を配っていますので、患者さんには安心して受診していただきたいと思います。

新システムや機器の積極的な導入で多様なニーズに対応

今年6月からは、新たにオンライン診療もスタートしたそうですね。

3

【金高院長】私にも3人の子どもがいて、子連れで通院する大変さがよくわかるので、もともとオンライン診療をやってみたいという思いがありました。とはいえ、当院は立地的には通いやすい場所にあるので、需要という点で迷っていました。しかし、今回の感染症流行を経験してみて、オンライン診療はやはり必要だと実感しました。今後もいろいろな感染症が出てくる可能性もあるわけですから、患者さんの利便性や安心のために導入を決めました。原則としては、かかりつけの方の定期薬の相談を対象としていますが、今回のように感染症が流行しているときには、風邪の症状でも電話やオンラインで対応するということも行っています。

クレジットカードなどでも支払いができるようになったと聞きました。

【金高院長】保険診療か自費診療かに関わらず、3000円以上でご利用いただけます。もともと、小児科の予防接種や耳鼻科の検査などでは、1回に支払う金額が高くなるケースもあって、これまでにも「カードは使えますか?」と聞かれることがありました。社会的な流れからしても、現金のやりとりをしない人が増えているということで、オンライン診療をスタートするのに伴ってクレジットカードなどが使えるようにしました。

最近、新たに導入された医療機器などはありますか?

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【金高院長】1年ほど前に、目の屈折力を測定するスクリーニングの装置を導入しました。実はうちの子どもが弱視だったのですが、3歳児検診の頃まで気づくことができなかった経験があり、早くから発見できるような、何か手段があればと思うようになりました。この装置は小さなお子さんも大人に抱っこされたまま、短時間で目の屈折力の測定や、斜視などの眼位異常の測定を行えます。弱視は3歳半くらいまでに見つけて対策していくことで、裸眼視力の回復の可能性がいわれていますが、見つけられずに軽い異常だと見逃されてしまうこともあります。当院では希望される方には測定を行ったり、健診や一般診療で受診した際でも測定を行っています。

町のかかりつけとして、信頼されるクリニックをめざす

クリニックの強みを教えていただけますか?

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【清佳副院長】幅広い症状に対応しています。例えば、特殊な波長を当てて小さな粘膜病変も見つけていくファイバー検査や、聴力やめまいの検査、いびきや無呼吸に対する標準的な検査や治療も行っています。アレルギー性鼻炎の舌下免疫治療を受ける方も増えてきています。もちろん、町のクリニックではできることが限られていますから、腫瘍をはじめ、手術が必要な方などは大きな病院を紹介しています。そういうケースを見逃さないように、ちょっとした異常でも早期発見することを心がけています。

小児の診療で大切にしていることは何ですか?

【金高院長】小児科というのは、「切って完全に治す」という仕事ではなくて、どちらかというと普通の風邪や発達、育児のことなど、よくある問題を相談するような場所だと思います。ですから診療の際には、まずお子さん本人とご家族の両方と信頼関係をしっかり築いていくことを大切にしています。例えば、熱で来院された場合でも、「実はおねしょがあるんです」、「体も少しかゆそうなんです」というように、普段困っていることなどを次々に話してくださることがあります。町のかかりつけとして、子どもに関することならなんでも相談できる存在でいられたらうれしいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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【金高院長】新型コロナウイルス感染症というのは、私たちが今までに経験したことない感染症ということで、不安を感じている方も多いと思います。医療従事者としては、正しい情報をしっかりと発信していき、患者さんの不安に寄り添っていきたいと思います。今後も、地域の方に信頼されるクリニックをめざしていきたいですね。

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