おひさまクリニック 小児科・耳鼻咽喉科

おひさまクリニック 小児科・耳鼻咽喉科

金高太一 院長

174449 df 1 main 1437110421

JR十条駅から徒歩わずかに1分。下町のざっくばらんな雰囲気が残る街にあるのが、2015年6月に開院したばかりの「おひさまこどもクリニック」だ。院長の金高太一先生は小児科医であり、リウマチや感染症を中心に勉学に励んできた。乳児から中学生まで幅広く診る子ども好きの院長だが、若き研修医の頃、総合医を志してへき地医療を経験したこともある。ワクチンを怖がる親に対しては、大学病院勤務の経験で得た感染症管理の知識や新しい情報を丁寧にわかりやすく話し、無駄な薬や抗生物質を出さないように心がけている、医療者の良心を感じさせるドクターだ。貴重な休日まで自分の子どもと遊んで過ごすという金高院長に、幅広いテーマで話を聞いた。
(取材日2015年7月8日)

感染症やワクチンをわかりやすく説明し理解を得たい

―こちらに開院することになったいきさつを教えてください

十条は僕が生まれ育った街で、医師になったときから、いつかはこの地で開業したいと思っていました。事前のリサーチでは子どもは多くないと言われていたので、こわごわスタートしたのですが、それでも遠くから自転車や車で来院してくれる患者さんも少なくないため、滑り出しとしては良かったと思っているところです。この辺は江戸っ子気質の人が多そうな下町ですが、意外とお父さんが連れてくることも多いですね。お母さんは日頃子供を良く見ているせいか病状を詳しく説明してくれますが、男性はより理論的に考える傾向があるので、お父さんの方はこちらから病態をご説明することが多いように思います。予約もできますが直接いらっしゃる方の方が多いですし、患者さんはほとんどが感染症やアレルギーですね。院内には感染症の拡大を防ぐために小さい待合室が別にありますし、1か月未満の赤ちゃんの検診などでは来院された患者さんから菌をもらわないように逆隔離室として使っています。

―ホームページでは感染症をわかりやすく説明していますね。

手足口病やリンゴ病など、子どもがかかりやすく流行の傾向にある感染症のことは、詳しくていねいにご説明しています。感染症自体は小児科医ならみんなが勉強し理解していることですが、患者さんの方は治療がなかなかうまくいかずに重くなっていくケースもあります。最初にしっかり検査をして治療を組み立てる必要がありますし、感染拡大を食い止めるためにもどうしたらいいかをお話ししています。僕はワクチンはした方が良いという考え方なので、接種もれの対応や同時接種も積極的に行っています。

―ワクチンについてもう少し教えてください。

確かに子どものワクチンは種類も多いし、接種時期や間隔などのスケジュール管理も大変ですよね。当院では僕だけではなく、受付のスタッフにも勉強してもらって、スケジュールを相談できるようにしています。最近はワクチン接種に抵抗がある親御さんも増えていますが、母子手帳を見てワクチンを打っていない子がいると、理由をおたずねしています。そして、医師が持っている情報で一般の方があまり知らないような症例や海外のケースなども詳しく情報提供して、考えていただくようにしています。実際、代表的な感染症である肺炎や中耳炎は明らかに減っている印象がありますので、僕自身はワクチンの効果を実感しているところです。

記事更新日:2016/01/24


Access