全国のドクター9,359人の想いを取材
クリニック・病院 160,992件の情報を掲載(2020年12月04日現在)

  1. TOP
  2. 千葉県
  3. 習志野市
  4. 津田沼駅
  5. アーブル歯科クリニック
  6. 田中 雄一 院長

田中 雄一 院長の独自取材記事

アーブル歯科クリニック

(習志野市/津田沼駅)

最終更新日:2020/04/01

174012

JR総武本線・津田沼駅から歩いて8分の「アーブル歯科クリニック」は虫歯と歯周病の予防に力を入れているクリニックだ。田中雄一院長は虫歯菌が家族内で感染する可能性が高いことから、「家族みんなが安心して通える歯科医院」をめざす。キッズスペースをはじめ内装は日本の玩具メーカーに監修してもらって子どもの遊び心をくすぐる工夫を施し、インターネットでの24時間予約システムや診察券をデータ化できるアプリも導入。院内では体に配慮し電解水を使うなど、随所にコンセプトを実現させようとする思いが反映されている。「家族の気持ちを大切にする歯科医院であるために、今後も進化を続けたい」と話す田中院長に、クリニック運営や診療への思いなどを聞いた。
(取材日2018年12月5日)

家族全員の口が健康でなければ、予防は果たせない

開業から4年がたちます。先生は今までどんなクリニックを理想としてきたのでしょうか。

1

ご家族みんなが安心して通える歯科医院でありたいと考えています。当院では虫歯や歯周病の予防に力を入れているのですが、これらは家族のどなたか一人の口が健康であっても成り立たないものです。日本人の9割の方は虫歯の罹患を経験しているとされますが、虫歯菌の8割は家族からの経口感染だと考えられているんですね。つまり、ご家族みんなのお口を診ていかなければ予防を果たすことはできないわけです。当院では子連れのお母さん方も安心して通えるよう、キッズスペースを設けているほか、診療室も広くしてベビーカーごと入れるようにしています。診療室のモニターからはキッズスペースのお子さんの様子も見られるので、お母さんも安心しやすいのではないでしょうか。

となると、やはり子育てをしている家族の患者が多いのでしょうか。

はい。開業してからずっと40代以下の患者さんが多く、その割合は7割に上ります。中でも小さなお子さんを連れているお母さん方が多くて、当院が掲げているコンセプトと一致しているのはとてもうれしく思いますね。お子さんを連れて来られたお母さんが当院を気に入ってくださって、ご自身が受診されたり、ご主人やご両親を連れて来てくださったりして、ご家族の中で患者さんが広がっていくケースが目立ちます。

家族が通いやすいよう、内装をリニューアルしたと聞きました。

2

ええ。日本のおもちゃメーカーであり、子どもの遊び場をつくる事業を全国展開する企業に監修してもらいました。もちろんキッズスペースもこの企業の協力を得て作ったのですが、子どもの心をくすぐる仕掛けがたくさんあって、来院されたお子さんは夢中になって遊んでいます。お母さんに言われなくても一人でキッズスペースに行って靴を脱ぎ、黙々とおもちゃと戯れている姿が見られますよ。設備面において変わった点で言うと、矯正歯科用の3Dスキャナーを導入しました。これはマウスピース型装置を使った矯正を行う上での診断に用いるもので、患者さんの口腔内を短時間で把握できるので診断速度が上がり、またスキャニングすると5分ほどで矯正後の将来像をデータとして示すことができます。

各種検査によって口の状態とケアの状況を可視化する

歯の病気の予防に力を入れているとのことですが、何か関心を持ったきっかけがあったのでしょうか。

3

高校生の頃に虫歯菌の存在を知って、素人ながらに「口の中にいる細菌の数が少なければ虫歯を防げるのではないか」と考えたことがきっかけです。それから歯学部に進み、日々の勉強に追われて予防への意識は薄らいでいったのですが、思い出したのは勤務医の頃。私は日本大学松戸歯学部の補綴科に入って患者さんの詰め物やかぶせ物を作っていました。夜中の12時まで仕事をする日々は忙しくも充実していましたが、そんな時にふと思ったのです。「そもそも虫歯にならなければ補綴物を作る必要はないんじゃないか」と。それから予防への意識が再燃して、虫歯や歯周病を未然に防げる歯科医院を立ち上げようと考えました。

虫歯と歯周病の予防を行う上で貴院ではどんなことに取り組んでいるのでしょうか。

歯の病気を予防していく上で大切なのは、丁寧なセルフケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスを両立させることで、患者さんが意欲的にこれらに取り組んでいくことが必要です。当院では患者さんのモチベーションを高めるために、まず口の状態がどんな状態になっていて、現在のセルフケアが正しいのかどうかを確認してもらっています。初診時にはエックス線写真だけではなく、口腔内カメラで口の中も撮影します。口腔内写真は治療前、治療中、治療後と定期的に撮って治療による変化も見ていただきます。また歯周ポケットの深さを測る検査をして歯周病の進み具合を確かめてもらうとともに、歯垢を赤く染め出して視覚的に口の中の汚れ具合も見ていただいています。そして、患者さんがご自宅でも予防に必要なことを確認できるように、折に触れて私が自作した資料をお渡ししています。

院内の衛生環境にも気を配っているそうですね。

4

当院では、体に配慮した電解水を提供できるシステムを導入しています。この水は、不純物を極力取り除いた水と純度の高い塩を混ぜて電気分解したもので、薬品はまったく使われていません。患者さんが口をゆすぐ場合や治療、機器の洗浄などあらゆる場面で活用しているので、安心感も高まるのではないでしょうか。このシステムを導入するためには配管を変える必要があってコストがかかるため、全国の歯科医院の中でも使っているのはまだごく一部ではないかと思います。また衛生面という点では、歯ブラシの使い回しを行っていません。診療中に歯ブラシを使った際はそれを患者さんにお渡しして、別の患者さんには新しいものを使っています。一般の方からすれば当たり前に思われることかもしれませんが、使い回している歯科医院もあるのではないかと考えられます。

24時間対応のインターネット予約開始。常に進化を

設備面、衛生環境面と随所にこだわりが感じられますが、なぜそこまでされるのですか?

5

歯科医院の「当たり前」を変えていきたいからですね。患者さんの立場に立てば、院内が清潔できれいに越したことはありませんし、子どもが楽しく遊べてお母さんが安心して通える環境のほうがいいでしょう。当院は家族の気持ちを大切にする歯科医院でありたいと思っていますから、そのためにできることはないかを考え、一つ一つ実践しているわけです。良くないのは、今までの風習に縛られて自分の頭で考えようとしないことではないでしょうか。

お忙しい中、休日はどのように過ごされていますか?

休みの日は子どもと遊んだり家族とランチに行ったりすることが多いですね。個人的な趣味としては、1年ほど前からトライアスロンを始めました。少し太ってしまってダイエットのために始めたわけですが、私には合っていたようで熱中しています。仕事が終わった後に走ったり自転車をこいだり、ジムで泳いだり。トライアスロンをやる人の中に経営者って多いんですよ。自己管理が非常に問われる競技ですから、経営とどこか通ずるものがあるんでしょう。走ったり泳いだりしていると新しい発想も浮かびやすくて、思いついたことを翌日に実践してみることもしばしばです。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

6

歯を守ることは全身の健康を守ることにつながりますから、当院ではこれから、一般的には「予防歯科」と言われる領域を「健口(けんこう)歯科」と銘打っていこうと考えています。噛み合わせやセルフケア、歯科医院でのメンテナンス、虫歯菌・歯周病菌の除菌など患者さんの健康を支えるためにできることを総合的に行う歯科、というイメージですね。「家族が通いやすいクリニック」としては24時間対応のインターネット予約も行っており、また診察券をデータ化できるアプリケーションも導入して、保護者と子どもとで診察券を何枚も持たなくて済むので財布の中がスッキリして好評です。お母さん方は日中、育児などで忙しくて予約の電話をするのが難しいこともあるでしょうから、当院の予約システムを便利に感じてもらえるとうれしいですね。今後もクリニックのコンセプトを実現させるために必要なことは積極的に取り入れていきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/30万円~
マウスピース型装置を用いた矯正(成人)/85万円~
小児矯正/20万円~
審美歯科(セラミック)/3万円~
※すべて税抜き価格になります。
※詳しくはクリニックまでお問い合わせください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access