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村田 功 院長、村田 拓也 先生の独自取材記事

ムラタデンタルクリニック

(調布市/調布駅)

最終更新日:2019/08/28

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調布駅の中央口から徒歩2分。利便性の高い立地のビル2階に「ムラタデンタルクリニック」はある。院内はアースカラーを基調にしたシックで落ち着いた空間。神奈川歯科大学で非常勤講師も務める院長の村田功先生は歯科技工士の出身で、精度の高い装着物を作る補綴関係、特にインプラント治療を得意としている。自費診療も多く手がける村田功院長だが、その診療スタイルは徹底した患者本位だ。患者のやりたいことを実現するための診療を貫いている。また、治療費をはっきりと示し、歯に衣着せない言動や、患者に対する真摯な態度から遠方より足を運ぶ患者もいるという。明確な理想を掲げる村田功院長と、東京医科大学病院の歯科口腔外科に所属しながら同クリニックでも診療を行っている長男の村田拓也先生に話を聞いた。
(取材日2015年3月2日)

一歩踏み込んだクオリティーの高いニーズに応える医院

こちらに開院されたきっかけを教えてください。

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【功院長】「ムラタデンタルクリニック」は、京王多摩川にある「村田歯科医院」の分院で、2008年に開業しました。そのきっかけは、従来の歯科診療への疑問からです。「村田歯科医院」はもともと父がやっていた医院で、昔ながらのオーソドックスな治療がメインだったんですね。ほとんどが保険診療ですから、一人の患者さんにあまり時間をかけられない。でも、欧米ではもっと時間をさいて、じっくりと治療しているんです。日本の国民健康保険はすばらしいシステムだと思うけれど、歯科治療は健康保険だけですべてをカバーすることができない。きちんとした治療をしようとすれば、やはり時間がかかるわけです。そういうクオリティーの高いニーズにも応えられるクリニックをつくりたいと思い開院しました。もちろん保険診療もしますが、自費診療を望む患者さんにも幅広く対応できるようにと考えています。

院長の得意とされる治療は何ですか?

【功院長】私は歯科医師になる前に10年以上、歯科技工士をしていましたから、前歯にかぶせる物を作ったり、入れ歯を作ったりする補綴(ほてつ)関係が得意です。精度の高い装着物を作っておけば虫歯にもなりにくいし、歯周病にもなりにくいのですよ。また、インプラント手術の経験も豊富です。歯のないところを補うため、例えばブリッジをしようとすると両脇の健康な歯も削らなければならなくなるけれど、インプラントならその心配もありません。また、入れ歯と違って固定した歯ですから自分の歯と同じような機能が得られるので、インプラント治療を希望する患者さんが増えています。お年寄りはもちろん、若い方でも20歳以上ならインプラント治療が可能です。

どんな患者さんが多いのでしょうか?

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【功院長】もちろん調布の方も来られますが、わざわざ遠方から通ってこられる方もいらっしゃいます。これまでこういう治療を受けたのだけれど具合がよくないとか、自分の望む結果と違っていたとか、ご自分の口の中の状態に満足いかなくて来院される患者さんが多いですね。ですから、より快適にしたいという要望に応えるためクオリティーの高いものが求められます。ただ虫歯治療をしたいというよりは、もう一歩踏み込んだ歯科治療を望む患者さんが多いのです。また、過去の歯科治療で痛みなどで嫌な思いをしてトラウマになってしまったという患者さんも多く来院されます。当院では例えば麻酔注射では極細の針を使いますし、口の中の痛くない場所を選んで打ちます。痛みによるストレスを取り除けば、患者さんはちゃんと治療を受けられるのです。当院でやっと最後まで治療ができたという患者さんもいらっしゃいます。

患者の話に耳を傾け、診査・診断してから治療を開始

診療時、大事にされていることは何ですか?

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【功院長】患者さんがどうしたいのか、まずじっくり話を聞くようにしています。患者さんがどんなことに困っていて、どうしたいと望んでいるのかを聞き、それに対して私がどんな手助けができるのかを説明します。例えばこういうことはよくあるのですが。患者さんにとってお金がかからないほうがいいだろうと歯科医師が勝手に判断して、自費診療の話を一切せずにすべて保険診療で治療した結果、口の中が銀歯だらけになってしまった。それを見た患者さんは家に帰って泣いていた──と。そうならないために、患者さんの要望をまず理解しなければいけません。特に初診の患者さんで問題の多い方の場合は、しっかり時間を取りますね。ケースバイケースですが、最低でも30分は取っています。

自費診療というと、金額が気になりますが。

【功院長】治療計画では、私のできるベストなプランニングを最初に提案します。もちろん虫歯1本の患者さんにそんな高額な治療費を提示することはしません。ただし、当院に来られる患者さんは口の中全体を治療するケースが多く、保険診療だけで対応できないことがあります。治療にかけられる金額も時間も患者さんそれぞれなので、たとえ初めての患者さんでも、私はお金の話をきちんとします。また、インターネットの当院のサイトでは施術に対するだいたいの金額も提示しています。そうして正式に診査、診断をして出した治療費は守ります。たとえ実際は思っていたよりかかってしまったとしても、それは自分の見立てが悪かったわけだから、治療費を上乗せするような請求はしません。そうでないと患者さんは不安になるでしょう。だから最初に治療費を決めて、それでいいかの確認を取ってから治療を始めます。提示したものにはしっかり責任を持ちます。

クリニックで対応できない症例では他院と連携することもあるそうですね。

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【功院長】開業医というのは医療の入り口という役割もあるので、当院で対応が難しい口腔粘膜疾患などの患者さんは拓也先生が在籍している東京医科大学病院の方に紹介しています。そうして大学病院で加療を経た患者さんが、当院に戻ってきて治療するといったこともあります。私が助けられない患者さんには、専門医のいるところで専門性のある治療を受けられるように紹介してあげるのは絶対に大切なことです。

医師、歯科医師、薬剤師の連携でより良い医療を模索

歯科医療の重要性を唱えていらっしゃるそうですね。

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【功院長】口は食道、胃、小腸、大腸とつながる最初の消化器官です。歯科医師が食べ物をきちんと摂取できるようにしてあげないと、人は生きていけないのです。そういう意味でも、とても重要な医療なのですが、ともすれば審美だなんだという方向に脱線しがちです。歯科だって人の命に係わる仕事だと、歯科医師自身にもっと認識してもらいたいですね。
【拓也先生】口が人の体全体の健康に関わる重要な器官だというのは、口腔外科をやっていて確かに感じますね。歯のある患者さんとない患者さんとでは、病気が回復するまでの期間に明確に差がありますから。健康を維持するために歯の存在は本当に大事です。

今後の展望をお聞かせください。

【功院長】私は調布で、医師、歯科医師、薬剤師、この三職で医療連携を作り、コミュニケーションを取っています。これをもっと広げて、医師と歯科医師の相互理解と情報交換を深めていきたいと考えています。例えば医科の患者さんにものを食べるということで障害があった場合には、歯科の先生に協力してもらうとか。そういう体制がまだ日本では整っていないので、より良い医療提供のために連携を深めていきたいと考えています。
【拓也先生】現在、大学病院でさまざまな重篤な症例にあたっていますが、そのすべてがクリニックでの診療に生かしていけると思います。口は人の生命に関わる器官だという意識を念頭に、さらに精進していきたいと思います。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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【功院長】歯科医院は、歯に不具合がなければ利用しにくいと思うけれど、もっと定期的に足を運んでもらいたいです。例えば、女性が月に1回美容院に行くのと同じような感覚で来てもらったりとかね。予防だ、定期健診だと気負いせずに、気楽に通ってほしいです。なじみの先生がいて、ちょっと会いに行くくらいの感じでちょうどいいと思う。「先生ちょっときれいにしてよ」とクリーニングに行くって感覚、とてもいいと思いますよ。
【拓也先生】年齢を重ねて歯が残っているというのは本当に大事です。口の中って、手をかけなければいけないものなんです。自分の歯を再生することはできないからこそ、予防は大切。ひどくなる前にクリニックでこまめにクリーニングしてほしいですね。

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