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高井 雄太 院長の独自取材記事

センター北駅前歯科

(横浜市都筑区/センター北駅)

最終更新日:2025/06/04

高井雄太院長 センター北駅前歯科 main

センター北駅から徒歩約3分の場所にある「センター北駅前歯科」。子どもから高齢者まで幅広い年齢層の患者が訪れる同院では、虫歯、歯周病、小児歯科、矯正歯科、入れ歯治療、インプラント治療、セラミックを用いた治療、根管治療などさまざまな歯科診療に対応。院長の高井雄太先生は審美面に配慮した診療を得意とし、徒歩圏内に設置した歯科技工室と連携しながら機能性と審美性を追求した歯科診療を実践する。患者の歯を長持ちさせるこだわり、今後は予防歯科に特化した別室の増設も予定しているという。「虫歯1本でも根本的な原因を追求することが大切」と話す高井院長に、これまで貫いてきた診療ポリシーやクリニックの強みを語ってもらった。

(取材日2025年3月13日)

美しさと質の高さを両立できる診療体制を整備

近年はどのような患者さんがいらっしゃいますか?

高井雄太院長 センター北駅前歯科1

当院では、虫歯、歯周病、小児歯科、矯正歯科、入れ歯、インプラント治療、審美面に配慮したセラミック治療、根管治療など、幅広い診療に対応しています。患者さんの年齢層も幅広く、どの疾患の方も満遍なくいらっしゃいますね。審美面に配慮した診療に力を入れており、カウンセリングを希望される方も多くいらっしゃいます。徒歩圏内に歯科技工室を設けていることも当院の特徴の一つで、常駐の歯科技工士と密に連携しながら質の高い技工物の作製に努めています。また近年は歯列矯正を希望される患者さんも増えています。小児矯正、成人の方の矯正ともに対応し、その方の口腔内環境に合う方法を提案させていただいています。

的確な診断や治療を行うための設備投資にも積極的な印象です。

治療のクオリティーを向上させるためには精度の高いデータが必要です。当院は歯科用CTや口腔内スキャナーを駆使することで患者さんの口腔内の情報を精密に読み取るだけでなく、必要に応じて患者さんのお顔の形を読み取るスキャナーも使います。さらに顎の動きをデータ化する仕組みも取り入れているため、それらのデータを見ながら歯科技工士と打ち合わせをすることで、審美面を徹底的に計算しながら技工物を作ることができます。私の得意分野である審美歯科の役割は、単に美しいだけでなく、きちんと噛めて長持ちする歯と健康な口腔環境を生み出すこと。こだわりが強い性格なので、定期的に先進機器を導入しながら検査や治療の体制をブラッシュアップしています。患者さんにより良い歯科医療を提供できる手段があるなら、それを試さずに現状維持を選ぶことはできません。

歯科技工士と密に連携するメリットについて、もう少し詳しく教えてください。

高井雄太院長 センター北駅前歯科2

技工物を作る歯科技工士と治療を行う歯科医師が離れた距離にいると、コミュニケーションの面で限界があります。以前は一般の歯科医院と同様に写真などで発注をしていましたが、それでは微妙なニュアンスが伝えきれないということに思い悩んでいました。お顔の軸とのバランスや微妙な角度などは、歯科技工士がすぐそばにいるからこそ満足のいく仕上がりが可能になるものなのです。当院の歯科技工士は、非常に緻密で計算された技工物づくりを得意としています。技工物には実にさまざまな種類がありますので、患者さんに実際の症例や模型、素材などをご案内した上で、じっくり相談しながら作っていきます。

予防やメンテナンスに特化した別室を増設予定

予防歯科に特化した別室の増設を計画中だそうですね。その経緯を教えてください。

高井雄太院長 センター北駅前歯科3

私が歯科医師として根本的にめざしているのは、患者さんが年齢を重ねても自分の歯で元気に噛める状態に導き、健康寿命を延ばしていただくことです。「虫歯を治療して終わり」ではなく、治療後も定期的なメンテナンスを行うことで良い状態を保っていくことが大切です。そのためには、歯科衛生士が患者さんとじっくりと向き合いながらクリーニングなどの施術に専念できる環境が必要と考えました。幸いにもクリニックから徒歩1分の場所に空き物件を見つけたので、今後はそこを予防歯科の拠点にしていきたいと考えています。「3ヵ月に1度は検診を受けましょうね」と形骸的なご案内をするのではなく、患者さん一人ひとりの口内環境と照らし合わせながら、時間をかけて予防の意義をお伝えしていくことが目標です。きめ細かな予防歯科を提供できる環境があれば、患者さんの満足度も歯科衛生士のモチベーションも上がるのではないかと期待しています。

スタッフの皆さんが生き生きとした笑顔で働かれているのが印象的です。

ありがとうございます。当院は幅広い診療に対応しているためスタッフも大変だと思いますが、皆、勉強熱心なので助けられることが多いです。本来は私が院長としてリーダーシップを取っていくべき立場なのですが、スタッフとは「上下の関係」というよりは「横の関係」です。スタッフそれぞれが自ら率先して動いてくれるので、全員で一緒にクリニックをつくり上げている感覚です。院内で勉強会を開くこともあり、それぞれオフの時間も興味のある講習会に参加したりしてくれていますが、歯科衛生士や歯科技工士には、それぞれの専門分野だけでなく歯科医療についての知識も蓄えてもらうようにしています。お互いに切磋琢磨することで、クリニックがより成長していくと考えています。

先生自身が診療の際に心がけていることを教えてください。

高井雄太院長 センター北駅前歯科4

できる限り痛みを抑え、なるべく歯を削らない、なるべく歯を残すことをコンセプトに、丁寧でわかりやすい説明を心がけています。口腔内カメラで写真を撮り、その画像を共有しながら現在のお口の状態、どのような治療法があるのかを詳しく丁寧にお話ししています。特にお子さんの場合は、痛いことに対して、とても敏感ですよね。麻酔などの処置が必要な場合は、表面麻酔をしてから極細の注射針を使う、麻酔液を人肌まで温めてから電動麻酔注射でゆっくり注入していくなど、細心の注意を払って対応します。ちなみに当院のスタッフは私を含めて全員子ども好きなので、皆で明るく迎え、緊張を和らげることも得意ですよ(笑)。お子さんが慣れるまでは保護者の方に同席してもらうなど、親子で歯の健康に向き合えるような体制づくりも心がけています。

根本的な原因の治療に尽力する

今後のクリニックの展望をお聞かせください。

高井雄太院長 センター北駅前歯科5

当院の基本的な方針は、歯が悪くなった根本的な原因を把握して、その部分を治療していくことです。例えば虫歯になってしまった場合、そもそも歯並びや噛み合わせの不具合が原因で汚れがたまりやすくなっていることもあります。その根本的な原因にアプローチしないまま虫歯だけを治療しても、数年後に再発するリスクが残り、次に治療する際には抜歯が必要になってしまうかもしれません。当院がさまざまな検査機器の導入に積極的なのは、歯科医師の勘ではなく客観的な根拠をお見せしながら患者さんに根本的な治療の必要性をお伝えしたいからです。今後も明らかになった原因に対処するため、すべての治療のレベルを高いものに保っていきたいと考えています。また、子どもの頃からトラブルが起きにくい状態を整えるために小児矯正にも力を入れていきたいですね。

歯列矯正にはどのように対応しているのですか?

小児矯正も成人の矯正も、一つだけの方法に偏ることなく、ワイヤーを用いた矯正や、マウスピース型の装置を用いた矯正、裏側矯正などオールマイティーに対応しています。また、お子さんを対象に機能的な改善を図る選択肢として床矯正があります。これは骨格的なずれにアプローチして、正しい成長を促す目的で行われる矯正です。近年はお子さんの歯並びを気にされる保護者の方々が増えてきました。すべての方に床矯正を勧めることはありませんが、歯が生え替わるタイミングなどを考慮しながら、お子さんの状態に応じて適切な改善の方法を提案させていただければと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

高井雄太院長 センター北駅前歯科6

例えば虫歯一つとっても、その原因は、単に「歯に虫歯菌がたまってしまったから」ではなく、噛み合わせや銀歯など、かぶせ物から発生するトラブルなど、さまざまな要因が考えられます。当院は根本的な問題を抽出し、それに対して矯正治療を含めた総合的な提案のできる歯科医院です。私たちの思いを理解してくだる港北ニュータウンの患者さんたちのために、これからも成長し続けていきたいと思います。お口のことで不安のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1歯)/30万円~、セラミックによる治療/4万円~、ワイヤー矯正(表側):45万円~、裏側矯正/85万円~、小児矯正/60万円~、小児床矯正/15万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/45万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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